おはこんにちばんは、レギオンです。
FXをこれから勉強しようと気合入っている方は、書店で外人トレーダーの本を買ったりトレーダーのブログやYoutube動画を見る等、毎日黙々と時間の許す限りチャートに向かってると思う。
私も昔は修行僧時代を長く経験したクチですが、その中で日々感じる「疑問点」がありました。
・どれぐらい勉強したら稼げるようになるの?
・ある程度稼ぐにはどれぐらい勉強が必要か?
他のブログやYoutubeを見ても類似した内容を書いてる方が多いので、それだけ読者や他トレーダーも同じように考えているのだと思う。
端的にいうと「鬼難しい」です。
挫折する可能性もアホみたいに高いんです。
今回の記事では、下記2点を中心に話を進めます。
・FXの勉強はどうやっても長丁場になる
・FXで手法を構築して稼ぐまでの道のり
私の長かった勉強期間で得た経験等を踏まえて書くので、読者に少しでも「勉強期間の重要性」に関心を持っていただければ幸いです。
目次
FXの勉強方法はどれを採用しても「短時間」で終わらない
まずFXで稼ぐまでにかかる勉強期間・方法の話をする前に、そもそもの根本である「FXの勉強とはどのようなものか?」に焦点を当ててみましょう。
FXの勉強を一言で表現するなら「答えのない答え」を求める永遠の探求
世間一般の勉強方法には、必ずと言っていい程に「答えありき」が前提とされています。
例えば受験・資格勉強の場合、事前に用意された解答と整合する・あるいは近い記述をした際、それに応じた点数がプラスされ「100点満点中の7~8割取れば合格」といったようになる。
受験生からすれば「問題に対する明確な答え」が存在するのだから、後はそれを導くための思考作りや問題を解くスピードを上げる訓練などを行う。
要は規定時間で正しい解答を導き出すため、ひたすら数をこなす勉強方法でいいんです。
しかし、FXではそういった「優等生の行う勉強方法」は全くとして通用しません。
単純に答えという「確固たるゴール地点」がどこにも存在しないからです。
だから、FXには必勝法や聖杯が存在する「答えありきの考え」が先行していると、FXで利益を長期的に生み出し続けるのは不可能に近い。
大きく勝つ時もあれば、逆に負けが何連敗と続く時なんていくらでもあります。自分の手法が相場と全く噛み合わない時は、月単位で見てもマイナスになるかもしれません。
ただそれが、FXという投資で手法の優位性と相対した「不合理な一面」なんですよ。
故に、FXでは「100点満点」の手法や考え方が存在しません。存在しないという事は、勉強方法も普段行っているやり方を180°変えなければダメです。
答えのない状況下で「自分なりの答え」を各自が脳みそを振り絞って考え、独自の解答(相場に対する優位性)を構築する。
それを長期的に継続してきた方が、現在も強いトレーダーとして最前線で生き残っています。
まずは、ここをしっかり押さえておきましょう。
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どの職業でも稼ぐには「最低5~10年以上」の期間が必要
我々はお金を得るために「多種多様な職業や資格・スキル」に基づき仕事をしていますが、それらは社会に出て1~2ヶ月で身に付いたものじゃありません。
難易度の高い職業は事前に突破率の難しい試験を受け、更に実務経験を数年間経てようやく一人前となります。
営業や技術系の職種においても、毎日失敗ばかりして悔しい・辞めたいと思う中をくぐり抜け、それが成績であったり習得の難しいスキルを身につける事に繋がっていく。
仕事でお金を稼ぐといっても並大抵の事じゃなく、それなりの経験や知識を長い期間かけて会得するんです。
それがFXに至ってはどうでしょうか?
巷に溢れる商材の影響もあると思いますが、いずれも簡単に稼げるような謳い文句が多い。
・主婦がわずか3ヶ月で負けなしのトレーダーへ変身!
・7年間負け続けたサラリーマンが半年で専業トレーダーに!
・1年経たずして毎月20%稼ぐトレーダーへ!
皆さんはこれらを見て、心の底から本気でそう思いましたか?
普通に働いてクレームを受けたり、ブラック企業並の身体的に苦しい思いをして、ようやく1ヶ月後に自分の口座へ給料が振込まれるんです。
それがチャートを見る「特殊技能」を必要とする投資に限って短期間で済むのは、あまりに都合が良すぎると感じませんか?
短期間だけ勉強して急に稼げる程、FXはそう甘くありません。
今まで稼いでもない人が、短期間でプロのように見違えるトレードが出来るわけないし、もし数ヵ月で月に50万稼げるよと話す人がいたら、絶対に目を細めましょう。
人生の一部を投資する覚悟がありますか?
稼げないトレーダーが真に稼ぐ為のきっかけを得るまでには、チャートをひたすら見たり多くの書籍を読んだり、参考となるFXブログ・Youtubeを過去に遡って見たりと、
自分の思考を切り替えるまでに「長期的な期間」が必要となります。
併せて、勉強へ費やす時間も膨大になるのは必然です。
FXは現代社会において、何もない場所からお金を生み出す「錬金術」のようなスキルに違いありません。
他業種のスキルや資格を取得するのに5~10年かかるのであれば、それと同様もしくは望む金額が大きいほど必要な歳月は増えます。
仮に5年かかって「月5~10万」継続して稼げるなら、それはトレードスキルの習得にかかり過ぎなのでしょうか?
その価値感が分かれば、長期的に勉強が必要となる理由も理解できると思います。
FXへお金を投資するのは当たり前ですが、
あなたの貴重な時間(人生)の一部を投資する必要がある事
これも絶対忘れないで下さい。
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FXの勉強方法で「強い手法」を構築する全プロセス
ここまで勉強の本質に触れてきましたが、中でも必要な時間が絶対に「長期的」となる事はご理解いただけたかと思います。
そうなると次の疑問点として浮上するのは、
「月に10~20万ぐらいを継続して稼ぐにはどれぐらいか必要なのか?」
具体的な稼ぎの数字と達成にかかる期間でしょう。
金額によって勉強期間も大きく変わってきますが、私なりの経験と今まで教えてきた方々の成長過程等を踏まえ、総合的な数値として算出します(注:あくまで目安として下さい)
そして勉強を進めていくプロセスは、稼ぐまでに歩む「正しい道のり」を下記4段階に沿って説明。
1.チャートや書籍・参考ブログを見るだけに全てを費やす段階
2.材料が揃ってきたらデモトレードを並行して行う段階
3.統計取りで優位性を事前に証明し、デモトレードで最終確認をする段階
4.リアルで数量調整・メンタルケア・反省や改善を繰り返す段階
1日に設けられる勉強時間や生活環境等の違いで生じる誤差を含め、大体これぐらい必要だと認識してもらうのが目的なので、あくまでも参考程度に見て下さい。
1.チャート勉強に費やす(最低6ヶ月~1年ぐらい)
この段階が稼ぐまでに一番時間を必要とする時期であり、チャートを見る力の基礎中の基礎を養う大事な段階となります。
過去記事でも触れていますが「チャートを見る:統計:デモトレード」の重要性を比率で表すと
8.0:1.5:0.5
私の苦い経験を加味して考えれば、上記の数字でほぼ間違いありません。
それだけ初期段階でチャートを見て学ぶ事は、非常に重要なんです。
逆にここで勉強方法を大きく逸脱してしまったら、努力をどれだけしても間違った方向へ「確実に」進んでしまい、トレードスキルは絶対身に付きません。
ボウリングの玉がいい例で、どれだけスピードが速かろうが玉が重たかろうが、最初に投げる方向や角度がズレたらガーターになるでしょ?
チャートを見るのはしんどいけど、それを嫌でもこなさないとFXで成功するのは不可能です。
チャートを見る力は、それだけトレードする上で無くてはならない「必要不可欠なもの」だから。
この初期段階でチャートを見た積み重ねが、後々のトレードスキル形成に大きく影響するので、
とにかく時間があれば「チャートを見る・スキマ時間に眺める・壁に貼っておく!」etc…
上記のような「日々の努力」を惜しまず行って下さい。
仮に2019年度のチャートを3通貨見るとして、平日を1年250日・時間足を1種類と想定しても「3通貨×250日×1種類の時間足=約750枚」は、少なく見積っても見る計算となります。
覚悟を決めれば約6ヶ月で終わる量ですし、もっと時間が確保できる方だと「3~4ヶ月」で仕上げることも可能です。
そしたら次は「2020年 or 2021年」とチャートをドンドン見ていく。
ふと気がつくと、膨大なチャートを見てきたことに気づくハズ。
そこまで徹底的に行うのが「チャートを見る」という意味です。
その時には、手元に多くのチャートパターン・傾向等といった材料が揃っており、脳内には膨大なチャートの動きが収納されていることでしょう。
それは言い換えると、次のステップへ進むのに必要な知識・経験の蓄えが十分できた事を指します。
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FXでチャートを見ることに特化すれば「100%」力が伸びます
【補足】並行して座学も行うとGood!
多くの方が、すぐデモトレードで相場観を身に付けようと躍起になります。
しかし、チャートを見る力が何もない状態で参加しても「何か分かる」って事はありません。
逆にエントリーしてからの損切り・利食いに目が向いてしまい、勉強する本質的なところから大きく離れ「樹海へ迷い込む事」にも繋がりかねません。
また書店の参考書やYoutubeを見てし、その通りにしようと努力する方も少なくないと思いますが、
まず本やYoutubeに聖杯は10000%存在しません。
勉強するのであれば、必ず外国のトレーダーが書いた「値段は高いけど中身が一級品」の書籍を買い、そこに付箋やマーカーでラインを引くなどして使い込む。
チャートを見る事と並行して座学にも力を入れることで、思考を現代社会の感覚でなく「トレーダーとしての感覚」へと磨いていくのです。
見つけるのは困難ですが、ガチトレードしてる人の内容は非常に有益なものも多く、
参考書のように表面的で薄っぺらい中身とは対照的に「濃い内容」が印象的です。
なので、外人トレーダーの書籍や自分でブックマークしたFXブログ・Youtube動画を中心に、座学としてFXの基礎をチャートを見るのと並行して学ぶのがベスト。
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2.デモトレードを並行して行う(約半年~1年ぐらい)
チャートを時間の許す限り見続けた結果、
・自分なりの形やパターンがある程度揃った!
・考え方や取り組みがまとまってきた!
ここまで仕上がった方は、
実際に動くチャートを併用して「デモトレード」も行っていく段階となります。
ここでようやく「エントリー・損切り・利食い」といったトレードに必要不可欠な項目が登場し、更にトレードを行う上でのルール化(手法の法律整備)を少しづつ行う。
もちろん、過去チャートは並行して初めと同じように取り組んでいくのが前提。
ただ、この段階で絶対に勘違いしてほしくないのは、
本格的なデモトレードをする訳じゃない!ってことです。
チャートを見る段階で蓄積した情報(形やパターン・考え方等)を、実際の動いているチャートでどんな結果になるかを「データ」として収集した上で、
・過去チャートを分析する際に活かす
・適切な損切り幅の参考にする
・デモトレードで改善したやり方を試すetc…
このように相互をフィードバックさせてトレードスキル向上を促すのが目的だからで、
トレードで得られるpipsや仮想口座の残高を「強く」考慮してはいけません。
ですので、意味合いとしてはデモじゃなく「デモのデモ」をしてると考えて下さい。
【補足】チャート・座学とデモトレードの関係性
ここの滞在時間はチャートを見る段階と同じで長くなります。
しかし、過去チャートを見て座学をこなしつつデモのデモトレードを継続して行うと、明らかに大きくpipsが獲れる時・損切りが上手くできたり等、
トレードスキルが「着実」に育っているのが分かると思います。
この時期になると、月単位で利益が残る事も少なくありません。
そのようにスキルアップされた時は、自身の優位性のある手法と厳格なルール・形やパターン等を、紙でもPCでも何でも構まないので「全てまとめる気」で書きましょう。
統計取りへ行く前には、上記のまとめが必須となります。
エントリープロセスや細かいルールについて詳細に明記しないと、検証する際に各々のトレードへ大きく間違った裁量や独断が入ってしまうからですが、
ここでまとめたモノが、手法・ルール・考え方の根本の礎(デフォルト)となります。
そして月単位の利益が明確になってきた、または手法やルールの整備が現状で最高のパフォーマンスを生み出せると確信に近くなった場合、
いよいよ、自分のトレードの優位性を「膨大な数字」で証明する段階へ移ります。
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3.統計取りで手法の優位性を証明する(数ヵ月~半年ぐらい)
自分の手法とルール・考え方に優位性があると「確信に近いところ」まできたら、次にトレーダーとして進むべきプロセスが「検証・統計」の段階となります。
検証とは、1つ1つのトレードをサンプルとして抽出する事(サンプリング)
統計とは、検証の数が1000・2000と累積した結果から得られる客観的な結論
ドラクエに例えると、スライムが「検証」の1つ1つで、それが合体(累積)するとキングスライム(統計)になる過程が「検証・統計」のイメージ。
検証(サンプリング)
1つ1つの検証(トレード)がスライムと思ってもらえればOK
統計(検証した結果の累積)
検証の結論(優位性の有無)が導き出される(可愛すぎるw)
この作業に関しては、膨大な過去チャートを使って「辛気臭い作業」を繰り返し行います。
「検証はチャート半年分でもOK!」というトレーダーもいますが、相場の偏りなどに対する不確実性までケアする場合、
最低でも、複数通貨ペアで2~3年(枚数だと1000枚以上)は必要だと考えます。
何故なら、短期間の検証結果だと手法と相場が「上手くマッチング」して噛み合った可能性もあり、それだと不調時の検証が一切含まれておらず、サンプル数からしても「不足」と言わざるを得ないから。
ですので、統計取りで行う期間がどうしても「長期」となるんです。仮に4通貨を3年分集計すると仮定するなら、年間平日を約250日と少なく踏まえても
250日×4通貨×3年分=3000トレード
これだけのトレード数を検証し、統計的に優位性を証明しなければいけません。
また毎回同じトレードをルーティンのようにするため、「このトレードは多分50pipsぐらい獲れてるからいいや!」という八百長は絶対しちゃダメです。
だから「検証・統計」はある意味で苦行。
また膨大な過去チャートが必要なので「ForexTester5」が必需品となります。
しかし、その恩恵は仮に上記期間とトレード回数を検証した結果、統計的に毎月100pipsほどの期待値が見込まれると数字から結論付けた場合、
手法は統計的に優位性があると「太鼓判」を押せるぐらい仕上がった事を意味します。
もちろん、検証段階で改善点・反省すべき内容は出てきますが、それらを考慮しても「デフォルト」の状態で期待値が既にあるため、後に改善する事で期待値をさらに伸ばすことも可能。
ここまで周到に準備を重ね、ようやく本来のデモトレードへ進む流れになります。
単純にデモトレードへ進む道のりと違って「大回り」ですが、これだけ手法とルールを徹底して組み、かつ統計から得られた優位性という保証付き。
ここでハッキリ言えるのは、次のデモトレードへ入る段階で継続に利益を出すトレーダーの下地(自力)が、既に出来上がっている事です。
デモトレードでしなければダメな事も多くありますが、今は下積みしてきた自信を持って「正真正銘のデモトレード」へ進んで下さい。
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4.デモトレードでリアル前の最終調整(約数ヵ月~半年)
お金を投資するリアルトレードへ行く前の最終調整が、この段階となります。
統計までとって準備もできたから急ぎ足になる理由も分かりますが、リアルトレードへ行く前にデモトレードをクッション活用する事によって、
事前に起こりうる誤った行動の把握や、それに対する対策などを講ずる事が出来ます。
確かにお金がかかってないから、金銭面について気持ち的には楽かもしれません。
ですが、これからリアルトレードで毎月稼ぐって気持ちとは裏腹に心の底からくる不安や恐怖は、デモトレードでも十分に通常時と違う行動や心理圧迫という形で表れる。
既に獲得pipsを増やさないとダメな段階でのデモトレードですから、それだけ1回のトレードにかかるプレッシャーも大きくなるからです。
主に発生するメンタルダメージ一例
・エントリーした後にチャートやポジション状況を何回も見てしまう
・利食いが正確に行えなくなり、獲得pipsに影響が出る
・連敗が続くと、トレードの喪失感が大きくなってしまう etc…
これらは加速的に表面へ出てくる諸問題となります。
発生した場合は細かく対策を打たないとダメですが、デモトレードの今だからこそ対策を練りに練って鍛錬・訓練する事により、少しづつリアルでも対応できるメンタルをこの段階から作っていく。
ここでメンタル対策に時間を使うのと、ダイレクトにリアルへ行くのとは大きく違います。
明らかに後者は準備不足となり、徐々に心がトレードに耐えれなくなる率が上がっていく。
対して、数ヵ月もの間をデモで調整すれば「耐性と対策」が多少なりとも身に付いているため、出先で大きく躓くリスクを大幅に軽減できます。
pipsを獲ってもお金は増えませんが、精神面における「許容容積」は確実に増えます。
ここで最後の最後まで嫌がらず、地道に力を蓄えて月単位のpipsを継続して獲れたのであれば、ようやく実際の資金を動かすリアルトレードへの道が開かれることになります。
5.リアルトレードで数量調整や改善を繰り返す
この期間が最後の段階となりますが、トレーダーによって始める自己資金も異なればトレードスタイルも全く違います。
また月単位で獲得できるpipsの期待値も異なるため、ここからは各トレーダーによって進み方が大きく変わってくる。
日々の反省トレードはデモ以上に重要となりますし、手法は常に相場へ合わせて研磨(アップデート)していなければいけません。
更にリアルトレードの損切りで生じるメンタルへの影響も踏まえれば、大きく進みが遅れる方も出たり暫くデモトレードへ戻る方も増えてきます。
一番に注意しなければならないのは数量で、現在の「心の器」に合った大きさでトレードが出来ているのか、常に確認して下さい。
例えば、普段1万通貨で損切りを15~20pipsで収めるトレーダーが過剰に4万通貨でトレードを始めたりすると、現在の自分の器に入り切らない金額で損切りを行う事になる。
まず3~4連敗したら口座残高が気になり始め、トレードへの悪影響も間違いなく生じます。
私の経験論ですが、数量は上げる倍率ごとにメンタルへの負荷は「累乗」する感覚。
例えば数量を2倍にすると2乗(4倍)の負荷がメンタルにかかり、更に数量を3倍にすると3乗(9倍)にも及ぶプレッシャーがかかったりという具合。
オカルト的な経験論かもしれませんが、それだけ数量を段階的にレートアップしていくのはタイミングが非常に難しいんです。
だから、まずは損切りで負荷が過度にかからない数量からスタートし、毎月の成績を加味して数量を上下させつつ「トータル」で徐々に増やしていくのがベスト。
例えば1万通貨スタートなら「2 ⇒ 4 ⇒ 6 ⇒ 8 ⇒ 10」等と工夫して数ヵ月ごとに調整していけば、初めは2倍のレートアップでも途中から1.5倍→1.33倍→1.25倍と数量の上げも緩やかになる。
またその頃には蓄積した資産とpipsが原資の上へ上乗せされているので、それを背景にFXへの自信と相場で自分の判断を信じる力を更に増長させる事が出来ます。
後はこれをひたすら繰り返していけば、途中に苦しいことがあったとしても時間が富(FXの利益)を自分の口座に累積させてくれます。
【補足】数量が10万通貨に到達すれば「10~20万」が視界に入る
いきなり10万通貨スタート!の猛者の方は除いてとなりますが、着実に数量を調整して「10万通貨」にまで苦労に苦労を重ねて到達された方。
毎月獲得されるpips数によっては、この段階で「月10~20万の稼ぎ」が間違いなく視界に入ります。
仮に届くのが難しいとしても、既に10万通貨まで堅実に数量調整してきたのだから、後はゆっくり枚数を無理なく上げていけば時間の問題となる。
ここまで到達された方は死ぬほど努力されたと思うし、個人的には常勝トレーダーと思っていただいても「何の遜色もないレベル」にいます。
しかし、上記のような方はリアルまで辿り着くのに「相当の時間」が経ってるのは言うまでもありません。
それぐらいの努力や長年の継続は当たり前ですが、逆に言えば知識・経験を積み重ねると着実に稼ぐまでの道のりは近くなります。
いま勉強してて目標が遥か遠くに感じる事はあったとしても、それが不可能だと絶対に決めつけず取り組んで下さい。
FXの勉強方法は「地道を継続させること」で確実に力をつけれる
以上が、FXで稼ぐトレーダーへなるための長い長い道のりのご紹介となります。
FXで稼ぐまでの期間を短縮できる「驚異的な近道」はありません。
真っ直ぐ果てしなく伸びるイバラの道を「必死に掻い潜ってでも成功したい!」と思う気持ちがないと、絶対にFXで稼ぎ続ける事はムリです。
勉強期間を短縮したがる人は、早く成功したい思いが先走って自分に甘くなり、心のそこでは「そんな精一杯の努力をしたくない!」と言ってるのと変わりません。
故に、稼ぐまでの勉強期間に腰が引けて「お地蔵さん」になるのではなく、
稼ぐまでにしなければダメな事(勉強)を、自発的かつ長期的にトコトンこなすこと
まずはここから始めていただければと思います。
そして「短期間で稼げるようになれるかも!」という認識を捨て、今の10倍以上は頑張るぐらいの覚悟を持って取り組みましょう。
スランプや思考がフリーズするのは「成長」してるから
勉強を本格的にすればするほど脳内へチャート情報を送るため、その際に全てが100%受け入れられる訳ではありません。
入ってくる情報量が多すぎて、頭の中でインプットが追いつかない状況となった場合、その処理が追いつくまで頭はこんがらかった状況になる。
その時にチャートを見ると、綺麗に見れていたものが「全くの別物」に見えてしまう位、訳が分からなくなることもあります。
これは脳内が「一時的にフリーズした状況」であり、思考が隅々にまで及ばなくなっているだけ。
日数が経てば脳内の情報処理も追いつき、気づくとチャートがよりクリアに見えたり、思考がさらに奥まで進んだりするようになります。
脳内がフリーズする事は、成長するためには通らなければならない「不可欠な状態」とも言えるでしょう。
さらに言えば、成長が進んでいるからこそ脳内の処理が追いつかず、思考がフリーズして「壁が訪れた状況」になる。
毎日取り組んでいるからトレードスキルが向上するわけであって、
その過程で情報を整理するための一時的な待機時間、つまり壁が訪れると私は考えています。
だから壁が来たことをむしろ前向きに捉えるべきであって、ちゃんと勉強できてると自分を褒めるべきです。
正しい勉強をしているからこそ、良い意味で壁にぶち当たるんだと捉えましょう。
勉強が長期間になれば「スランプ・不調」といった事態は何度も当たり前に訪れますし、弱気になってしまう時もあるでしょう。
しかし、そこで自分がどのような対応を適切に行うかで、今後トレーダーとしての成長が変わっていく大きな分岐点となります。
結局はこの繰り返しをひたすら経験することになりますが、その都度自分のトレードスキルが伸びているからこそ壁が訪れるのであって、更なる成長の機会と捉えましょう。
そして、目を逸らすことなく前向きにチャートを見てもらえればと思います。
今回の記事が、少しでも読者の参考になれば幸いです。
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