FXの勉強は過去チャートを徹底して見る【実力が100%伸びる】

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おはこんにちばんは、レギオンです。

 

多くの初心者がFXを勉強する際、Youtubeを観たり書籍を読んだり「色々な方法」を試されていると思いますが、

 

シンプルに「過去チャートを見ること」へ特化した事はありますか?

 

とはいっても、画面越しの過去チャートを毎日観て勉強してる人もいるでしょうし、Youtubeの過去チャート解説を聞いてる人もいるでしょう。

 

しかし、過去チャートを印刷して受験生のようにチャート勉強へ打ち込んでる人は、意外と全くいません(タブレットで書き込むパターンも含む)

 

そういった勉強方法を知らない方もいると思いますが、

 

結局のところ、そんな苦行を誰もしたくないからです。

 

でも、チャートはトレードする時に必ず見なければいけないし、常にそれを見て客観的な判断を冷静に行わないといけません。

 

言うなれば、FXにおける「根本的な存在」がチャートで、それこそが勉強する上で一番大切なんです。

 

今回の記事では

 


・過去チャートを勉強する大切さ

・取り組む4つのメリット

・過去チャートの勉強手順

・勉強時の注意点

 

上記4点をご紹介します、

 

過去チャートの重要性を紹介することで、主観的に作業を進めるのではなく「チャート本位」で考える事をお伝えできれば幸いです。

 


注意点

過去チャートを見るという言葉は、ここではチャートを印刷して書き込む、またはタブレットで見てタッチペンで書くといった意味を含みます。

ただボケーッと眺めたりする意味じゃない点をご承知ください。

 


【Youtube動画】レギオンの独学勉強メソッド

~着実かつ確実に力がつく勉強方法~

 

FXで過去チャートを勉強する重要性

 

 

私たちはポジションを持つと、その後のチャートの動きを見る事で多くの感情が現れます。

 

例えば含み益が増加している時は、歓喜や期待といったプラスの感情心を包み込む。

 

逆にポジションがマイナスに転じたり含み損が増加するのを見ると、不安や恐怖といったマイナスの感情が心を支配する。

 

もちろん、トレードは機械のように感情がない状態でこなす事が究極の理想系ですが、私たちに感情がある限りそれは絶対に無理でしょう。

 

つまり、過去チャートには人間の心理や傾向が所々に「色々な形やパターン」となって描かれているんです。

 


どのレートでよく揉み合うのか?

反発しやすい形はどんなものが多い?

どうなったら上昇下落の流れが構成されるのか?

どんなパターンになったら皆が損切りを考えるのか?

 

こういった一連の疑問を過去チャートで「分析・研究」するんです。

 

人間がどういう時に喜び、そして苦しむのか?

 

FXは9割以上が負けるマネーゲームです。その参加者の「喜怒哀楽」をチャートから理解することで、自らの手法に優位性を構築することが出来ます。

 

つまり、過去チャートには相場からお金を得るためのヒントが、実は溢れんばかりに詰まっている宝の山なんです。

 

一番トレードスキル(自力)がつく方法

 

過去チャートを印刷して書き込んだりする「アナログ的方法」だと、確かに1枚1枚を集中して取り組むと相当の時間を費やすし、有益なやり方に思えないかもしれませんが、

 

この地道な作業こそ、どの勉強よりも「一番効果的かつ効率的」です。

 

よくFXの勉強方法で紹介されているものとして、

 


・チャートの日足・4時間等を見ての高値・安値チェック

・レポートや書籍に載っている手法の検証

・Youtubeで有名なトレーダー?の相場解説

・リアルトレードと並行して行う

・テクニカルを複数表示させての分析 etc…

 

こういった仕方をどこでも見かけます。どの勉強方法もそれっぽく見えますが、

 

根本的なチャート自体を勉強する点がどれも抜けています。

 

事前に膨大なチャート分析・研究を行って「トレーダーとしての基礎」を身につけているのであれば、これらの勉強を並行することで自分の手法へ「+α」を促す材料が見つかるかもしれません。

 

しかし、それすらもない状況でどれだけ分析っぽい・検証っぽいことをしようが、最終的に実力がつくことは99.9%ありません。

 

いつか必ず振り出しに戻って、同じ事のループをひたすら樹海を彷徨うように行うでしょう。

 

初期段階の下積みこそ、5年10年と相場で生き残るための礎となります。

 

1ヶ月分のチャートを見ただけでは意味不明かもしれませんが、

 

「1年分のチャート」をジーッと何ヶ月も研究してたら、確実に何かが自分の中で掴めてくると思いませんか?

 

そうやって分析するチャートの数(母体数)が増えてくると、一定の確率で「こうなる事が多い」といった傾向が着実に分かってきます。

 

そこから得られる情報を積み上げる事で、結果的にエントリーやチャートの方向性を読むカギとなるんです。

 

如何に「売りと買い」の確率が50%だとしても、過去チャートを見て研究する事を通じて色々な事を発見していけば、その確率を60%・70%・80%と上げていくことは出来ます。

 

確率の高いポイントでエントリーして損切り・利食いする

 

これを実践する為の第一歩が、過去チャートを分析・研究する事なんです。

 

チャートを徹底的に見ないで稼ぐトレーダーへなるのは不可能と言っても過言ではありませんし、私はそんな天才トレーダーを見た事がない。

 

故にFXで安定して稼ぐためには、遅かれ早かれ「チャートを見る作業」をどこかで根気強く行わなければいけません。

 

それが相場で長く生き残る「長寿」の秘訣です。

 

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チャートから雰囲気を感じて「気付き」へ転化させる

 

気付きや閃きといった類は「第六感」と呼ばれるものですが、過去チャートを何百何千枚と見ていく過程で、ある時「ピクッ」と頭が反応する時がきます。

 

こういう時の反応は意識的に脳が何かを捉えたというより、無意識に数をこなしてきた中で「脳内に」何かしらの情報が引っかかった可能性が高い。

 

つまり、その時見ていたチャートに今後の勉強で理解を進ませる「ヒントが潜んでいる可能性」があると表現できます。

 

ユミンコさんのブログで登場する月に数千万を稼ぐ「まいど先輩」って方が

 

チャートの波を肌で感じろ

 

そんなセリフを言う場面があるんですが、当初は私も「こいつは何を意味不明な発言してるんだ?」と当たり前のように馬鹿にしてた時がありました。

 

しかし、過去チャートを必死に繰り返し見ていたら、彼の言っている意味がようやく分かるようになったんです。

 

例えばチャートが含み益を上げてて、数時間後にパッと見た際に大きく減ってたら「ビクン」と体が反応するでしょ?

 

これって、事前にある程度減ると予測してた場合は驚いたりしないのですが、明らかにチャートへ予想外の動きが生じた場合は別です。

 

そういう場面で反応する時って、脳がチャートの訴え(シグナル)を受け取った可能性が高いと言える。

 

オカルトかもしれませんが、こういった直感・感覚から来るものは後から調べると「精度が非常に高いシグナル」だと分かります。

 

もし何かチャートに閃きや違和感を感じたら、その内容と経緯をしっかりノートやPCにでも記録しといて下さい。

 

後からの見直しで、今後の手法形成で重要な材料・資料となるかもしれません。

 

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チャート枚数が増えれば「熟練度」が累積される

 

過去チャートを見る枚数が増えるほど、脳内へインプットされる情報量が次第に増えていき、無意識にチャートの形・動きのパターンなどを処理していきます。

 

先ほど述べたように、何かこの形・動きは見たことがあるなと、過去チャートに書き込んだりしてると感じるようになる。

 

それらが、後々の手法における優位性の判断基準の候補(材料)になります。

 

もちろん、過去チャートを何げにボーッと見たりしているだけでは、脳自体が思考をフルに行っていないので伸びにくいですが、

 

1枚1枚を「思考」しながら、丁寧に見たり書き込んだりしていく

 

これをルーティンのように毎日行い、過去チャートを見る数を徐々に増やしていけば「自ずと」上記のようになります。

 

過去チャートは、何枚見れば終わりといった終着点がありません。

 

見れば見るほどトレードスキル向上につながるし、手法の優位性の判断基準を見出していくためにも、絶対必要な積み重ねとなるのです。

 

【補足】殆どの人は修行僧になれない

 

FXを始める人の殆どは、これで絶対に稼いでやると目標・夢は高いものの、

 

それに見合った努力をする事がありません。

 


・何か稼ぐまでのプロセスをショートカット出来る方法はないのか?

・短期間で大きく利益を積み上げる手法を誰かが紹介してないか?

 

こういったGoogle・Youtube等で検索する事に力を入れるばかりで、本当の努力にまで辿り着く人は非常に少ないです。

 

普通に調べて普通に稼げるなら、皆が同じように行って当たり前のように稼いでいるでしょう。

 

それが出来ないから「当たり前のように」負けるんです。

 

つまり、周りと同じような勉強方法を繰り返したところで、それが稼ぐ力に直結することは99.9%ありません。

 

誰もがしなくない、避けたがる事を積極的にこなしていく

 

FXでは上記のように逆転の発想が必要となります。

 

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FXで過去チャートを勉強する4つのメリット

 

 

ここからは、過去チャートを研究・分析する事でどういったメリットが生じるか紹介します。

 

基本的に良い事しかありませんので、過去チャートをシンプルかつアナログに見る事が「意外にも有用である事」をご理解いただけるかと思います。

 

1.強い裁量トレードができる

 

裁量トレードとは、経験や知識・感覚を基にして取引する方法を指します。

 

チャートを常にたくさん見て「多くの形やパターン」などを分析・研究する事で、システム・テクニカルトレードのように機械的な判断ではなく、

 

その時のチャート状況に応じた「柔軟かつ最適なトレード」を行う事が可能。

 

もちろん、全てのトレードを裁量オンリーでこなす訳じゃありません。

 

優位性のある手法・それに付随する厳格なルールがある中で、最後にその時々の判断がどうしても必要となる際に「+α」の付加価値をもたらしてくれる。

 

これは裁量トレーダーだけに許された「特権」のようなものです。

 

手法・ルールとは別に裁量を鍛えることによって、常に変化するチャートの動きに柔軟な思考・対応を行うことが出来る。

 

過去チャートを徹底して見れば、この裁量が身につく素地は自然と構築されます。

 

しかし、ただ単にデモ・リアルチャートを見ても一向に伸びることはありませんので、過去チャートを濃く見ていく努力は絶対必要です。

 

2.テクニカル分析への依存が全く必要ない

 

テクニカル分析とは、為替相場の動向をチャートによって分析する手法のこと。

 

数多くの種類(インジケーター)があって各々が「それなりの説得力」を持っていますが、それに頼ることなくトレードをする事ができます。

 

ですので、過去チャートには何も表示させず勉強しましょう。

 

細かい内容は「テクニカル分析」の記事で書いていますが、裁量で研究してきた形やパターンといったものが「自分にとってのテクニカル的な存在」になるという事です。

 

チャートを見る眼がない状態でテクニカル分析を数多く覚えたところで、その勉強方法は現代社会でいう「優等生のやり方」であって、

 

真逆であるFXの世界だと全く通じません。

そのやり方で「9割」のトレーダーが負けるからです。

 

チャートを事前に何千枚も見たような下地があるなら、テクニカル分析はそれを「補助するツール」になり得るかもしれませんが、初めからがむしゃらに見たところで意味はないんですよ。

 

参考書などに載っていない本当の価値ある物を、チャート分析で必死に見出そうとする行動にこそ大きな価値があります。

 

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3.手法の優位性で大きな差をつけれる

 

殆どのトレーダーは、ブログやYoutubeで見たような「どこにでもある手法や発想」でトレードを何となく繰り返しています。

 

それは言い換えると、ほとんどの人が負け組(大衆)の発想でトレードを行い、そして退場しては新しい人(大衆)が相場へ参入するループであり、

 

いつの時代も不変な相場のサイクルに他なりません。

 

しかし、過去チャートという人間心理の動きを「自分なりに」分析・研究することによって、

 


・大衆がどういう風にチャートを見るのか?

・どこで喜び、どこで恐怖するか?

・どのようにトレードを行い、損切りを行うのか etc…

 

これらをチャートから「情報」として知ることが可能となり、その逆を行う思考やトレードを身につける事ができます。

 

それはつまり、自分が大衆の反対(非大衆)側となる事を意味します。

 

さらに言えば、他のトレーダーより頭1つ2つ抜けたような優位性の手法や発想を持っているとも言える。

 

しかし、初めから大衆心理について理解を深めていくことは難しいし、過去チャートを見てても意味不明に思える場面が増えるでしょう。

 

それでも思考をフルに働かせて考えるんですよ。

 

それだけチャートには「数多くのヒント」が隠されています。

 

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4.手法を「1」から構築出来る力がつく

 

もし読者が優位性の手法や考え方を持つことに成功し、トレードも勝ち出して軌道に乗ってきたとしましょう。

 

その場合、多くの「良い意味での疑問点や閃き」が生まれてきますが、それらを全て自分で処理できるようになります。

 


・このトレードでは限界があるなぁ~

・そしたら、ここをこう変えて組んでだら良さそう!etc

 

自分自身が相場に対して優位性の考えや発想を既に持っているため、それらを形式に縛られず柔軟に変化させ、別の優位性あるトレードを生み出す事ができます。

 

全ては自分が非大衆の考え方を身に付けたからであって、

 

その知識と経験を活かす事で、トレードを更にカスタマイズ出来ます。

 

FXを始めたばかりの方には分かりにくい内容かもしれませんが、FXの優位性はチャート上の大衆心理によって形成された形・動きのパターンを基に構築するため、

 

一旦創作すると「半永久的に」優位性が持続されます。

 

何故なら人間がトレードしている以上、お金の上下で生まれる人間心理も「不変」だからです。

 


・含み益が出れば嬉しい、更に期待する

・マイナスになれば不安、更に恐怖する

 

その時の相場状況などもありますが、この心理的状態から生まれるものには「絶対に近いもの」がある。

 

だからこそ、一旦チャートから優位性を構築することが出来れば、その後は自分のトレードをひたすら研磨して「より輝かせていく作業」を続けることが課題となります。

 

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FXで過去チャートを勉強する手順

 

 

先ほどまでの内容で、過去チャートが後々のトレードスキル向上にどれだけ貢献するか、ご理解いただけたかと思います。

 

ただ、過去チャートを使った具体的な勉強方法を解説する「ブログ・Youtube」は不思議と殆どないので、何が正しいのか悩んで行き詰まる方がいるかもしれません。

 

ここからは、私の経験則に基づいた過去チャートの勉強プロセスをご紹介します。

 

内容としては「非常に地味かつ時間を要するもの」ですが、半年・1年後には今と比較出来ないほど実力UPしている事に気づくハズです。

 


注意点

ここでの勉強方法は「過去チャートを印刷して書きこむ、またはタブレットで見てタッチペン等で書くこと」を前提としています。

内容が不透明の方は、先に下記ブログ・Youtubeを参照ください。

 

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(1)初段階は「新規開拓」を積極的に行う

 

まずはとにかく「過去チャートを順番に見て書き込む」を繰り返していく事に集中しましょう。

 

過去チャートは専用ソフト(Forex Tester5など)を使えばいくらでも手に入りますし、印刷時はモノクロにしてインクの消費を抑えるのが得策です。

 

始める年度としては「2018年以降」であれば問題ありません。

 

仮に2018年以降のチャートを全て見た場合は「17年以前」を順番に見てもらえればOKですが、あまり過去に戻り過ぎると「現在のチャートの動きと乖離したトレンド」が形成されてる可能性があるため、極端には戻らないのが賢明です。

 

通貨ペアに関しては、初心者であれば「ドル円」からのスタートが無難。

 

そこからユーロ円・ポンド円とクロス円に見るチャートを広げていき、ユーロドル・ポンドドルといったドル建てに移行していくのが綺麗かと思います。

 

ただ、いきなり複数通貨ペアを印刷して見るのは初心者だと非常に難しいため、

 

個人的にオススメな見方は、1つの通貨ペアを「2018年→19年→20年」と約3年分ほどストレートで見て、次の通貨ペアへ移行する方法です。

 

基本的に、チャートの動きはどの通貨ペアでも「値動き」を除けば見方は全く変わりませんし、デモチャートのように同じ日の通貨ペアをわざわざ並行して見る必要性もありません。

 

まずは、今までの人生で真剣に見る機会がなかった「チャートを見る習慣」を身につけ、勉強内容を濃くすることにも意識を向けて行いましょう。

 

さらに詳細な勉強方法は、下記ブログ記事とYoutube動画でご紹介してます。

 

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FXでチャートを見ることに特化すれば「100%」力が伸びます

FXはチャートパターンを徹底的に分析する

 

(2)1~2年分を見たら「復習」も並行する

 

過去チャートの勉強にもだいぶ慣れてきて、見たチャートも300~500枚ほどに達すると「大体1~2年分」を行ったことになります。

 

そこから更にゴリゴリと新しいチャートを見る手もありますが、

 

今までに見た過去チャートの「復習する時間」を徐々に設けましょう。

 

既に見たチャートを再度見直すことに意味を感じないかもしれませんが、その時に見ていた自分と今の自分では、チャートの見立てや着目点等のレベルが数段階も違うんですよ。

 

つまり、以前に書き込んだりしたチャートを見る事によって、当時は見逃したり分からなかった点が「鮮明に」浮かび上がってきます。

 

逆に当時の書き込みを見て、その時に書いた「改めて良い内容」を再認識することもある。

 

このように、過去チャートは何回も油絵のように「上書き」を繰り返すことによって、アップデートされたFXの経験・知識をより「確固たるもの」に仕上げていくんです。

 

過去チャート自体の復習方法・頻度等については、下のYoutube動画で詳しく紹介してます。

 

(3)約1000枚まで到達したら復習へ徐々に移行

 

チャート枚数がどんどん増えていき、通貨ペア3年分4年分と累計して約1000枚付近まで到達したら、

 

新しいチャートと復習で見る枚数は、同等もしくは復習へゆっくり重点を移しましょう。

 

新規開拓でチャートを見ていくのもありですが、後になって膨大な枚数を復習するのは非常に億劫となります。

 

また、早めに自分にあった復習の仕方を構築することにより、

 

後になって復習する量が増えた際にも「効果的かつ効率的」に処理していくことができます。

 

【補足】新しいチャートは「一定量」を超えると繰り返しになる

 

そして枚数が1000枚1500枚を超えてきた時、全く気づきもしなかった「使える形や動きのパターン」が突然見つかるかと言えば、

 

それは100%に近い確率であり得ません。

 

なぜなら、それだけ有益な形やチャートの動きであれば、必ず今まで見てきたチャートの中で鮮明に表れているでしょうし、

 

逆に1/500~1/1000レベルの確率で出てきたものは、実践上では非常に使い勝手の悪いものであるため、採用しても全く意味がないし稼げる優位性もないです。

 

それまでにチャートの形や動きのパターンが10段階中「1または2段階」がちらほら出てきて、それが後になって色々と目に止まり「6や8段階」になること(優位性の判断材料へ昇華すること)はありますが、

 

全く以て真新しいものは「確実に出ない」と認識すべきです。

 

FXのチャートは、先ほども書いたように人間心理の動きが「形」となって表れるもので、

 

その心理には絶対に近いものが存在します。

 

だからこそ、一定のパターンで似たような形・動きが生じるのであって、これはいつどの時代になっても不変的なものです。

 

故に一定の枚数を超えると「抜き打ちで研究・分析するループ」の意味合いになるため、それまでにやった過去チャートの復習をメインに土台固めいく方が望ましいんです。

 

(4)最終的には復習をメインに進める

 

過去チャートを職人レベルで特化していくと、気がつけば2000枚位まで見るのは当たり前となります。

 

その際には、デモトレードもおそらく並行して行っていると考えられるため、

 

新規開拓と復習頻度は「2:8または1:9」ぐらいでも充分かと思います。

 

このように過去チャートの勉強を進めることによって、新しく得た知識をゆっくり土台として固めていきつつ、併せて裁量トレードの判断力や相場観を鍛えることにも繋がるんです。

 

【補足】必ず1枚でもいいから「毎日」見ること

 

過去チャートの勉強を進めていくと、色々な障害・課題にぶち当たることがあります。

 


・仕事が忙しい

・家事や育児で大変

・他のことで手が離せない 

・チャートを見たくない 

・見方が分からん etc…

 

特にサラリーマンや兼業主婦の方は、平日に至っては恐ろしいほどに過密なスケジュールをこなしていると思います。

 

また、チャート勉強をしている最中で「頭がグチャグチャになる状態」が続き、チャートから暫く距離を置きたくなる事もあるでしょう。

 

しかし、チャートを見ない期間が空けば空くほど「ブランク」が必ずと言っていい程に生じます。

 

今までにチャートを見て培った経験や知識は消えませんが、スポーツ選手と同じで期間が空くと「相場観・判断力・直感」といったものが一時的に下がってしまい、本来発揮できる力を出せなくなってしまうんです。

 

それを戻そうと思ったら、どのみちチャートを見ないとダメですが、

 

戻すまでのリカバリーに時間がかかってしまい、「伸び代を埋めていく時間」に充てることが出来なくなります。

 

つまり、その分トレーダーとしての成長を阻害する原因にもなりかねません。

 

どれだけ忙しい・時間がない状況だとしても、

 

必ず最低でも「1枚」は取り組む癖を作りましょう。

 

常にチャート勉強することを徹底してると「ブランク」を最低限に抑えることが出来ますし、余裕のある時に勉強時間が増えた際は「伸び代を埋めていく作業」に費やすことが出来ます。

 


・数日間の勉強ロスを一日で埋める

・毎日コツコツと勉強していく

 

安定してトレーダーとしての「自力」を高めるのであれば、間違いなく後者が有利なのは言うまでもないでしょう。

 

それだけ、日々の取り組みは長い目で見れば「山」となるのです。

 


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FXで過去チャートを勉強すれば「嫌でも」上達する

 

 

チャートには、人間の心理や傾向が所々に描かれています。

 


・どのレートでよく揉み合うのか?

・反発しやすい形はどんなものか?

・どうなったら流れが構成されるのか?

・どんなパターンになったら皆が損切りを考えるのか?

 

こういった一連の疑問は、ブログやYoutubeを見ているだけでは絶対に解決しません。

 

過去チャートを徹底的に研究・分析し、納得いくまでチェックして下さい。

 

数が少ないうちは多くのパターンに遭遇すると思いますが、調べるチャートの数(母体数)が増えてくると「一定の確率」でこうなる事が多いといった傾向が分かってきます。

 


・1ヶ月分のドル円チャートを見た結果

・1年分のドル円・ユーロ円・ポンド円チャートを分析した結果

 

どっちが情報として信頼できますか?

 

過去チャートの研究・分析量が多ければ多いほど、そこから得られる情報を基にトレードを組み立てられるからです。

 

FXは究極のところ上がるか下がるかの世界。

 

何の確証もなしにトレードしていたら、丁半博打を楽しんでいるカモに過ぎません。

 

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FXをやめる理由が「甘すぎて」話にならない

 

チャート分析をルーティン化した人は伸びる

 

私は膨大な時間を過去チャートに費やしたので効果は実証済みですが、ほとんどの人はとにかく自分には甘い傾向にあります。

 


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私の経験則ですが、100人いたら本当にチャートを見続けるのは「1人いるか否か」です。

 

FXで稼ぎたいのなら、自分を甘やかすのは止めましょう。

 

そしてその極少数は、現在も「堅実に利益を上げている」とだけお伝えしておきます。

 

今回の記事が、少しでも多くの読者へ参考になれば幸いです。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。