おはこんにちばんは、レギオンです。
多くのトレーダーがFXを勉強する際、書籍を買ったりセミナーに通ったり商材を買ったり等、色々な方法を試されていると思いますが
シンプルに過去チャートを見ることに徹底した事はありますか?
確かに毎日見ているという方もいるでしょう。でも一日に20枚とか30枚とか見てる?と聞かれれば、殆どの方が首を縦に振ることは出来ないと思う。
チャートは読者がトレードする時に必ず見なければいけないし、常にそれを見て判断をしていなければならない。
言うなれば、FXにおける「根本的な存在」がチャートで、それこそ勉強する上で非常に大切なんです。
当記事では、チャートを見て勉強する事の重要性と大切さを紹介することで、多くの読者に主観的に作業を進めるのではなく、チャート本位で物事を考えていく事をお伝えできれば幸いです。
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FXで過去チャートを「徹底的」に分析する重要性

私たちはポジションを持つと、その後のチャートの動きを見る事で多くの感情が現れます。
例えば含み益が増加している時は、歓喜や期待といったプラスの感情が心を包み込みます。
逆にポジションがマイナスに転じたり含み損が増加するのを見ると、不安や恐怖といったマイナスの感情が心を支配します。
もちろん機械のように感情がない状態でこなす事が究極の理想系ですが、私たちに感情がある限り、それは絶対に無理でしょう。
つまり、過去チャートには人間の心理や傾向が所々に色々な形やパターンとなって描かれているのです。
どのレートでよく揉み合うのか?
反発しやすい形はどんなものが多い?
どうなったら上昇下落の流れが構成されるのか?
どんなパターンになったら皆が損切りを考えるのか?
こういった一連の疑問をチャートで「分析・研究」してみて下さい。
数が少ないうちは多くのパターンに遭遇すると思いますが、分析するチャートの数(母体数)が増えてくると、一定の確率で「こうなる事が多い」といった傾向が分かってきます。
1ヶ月分のチャートを見ただけでは意味不明かもしれませんが、「1年分のチャート」をジーッと何ヶ月も研究していたら、確実に何かが自分の中で掴めてくると思いませんか?
FXでは、上記のような過去チャートを細かく分析・研究する作業が、絶対的に必要となります。
そこから得られる情報を積み上げる事で、結果的にエントリーやチャートの方向性を読むカギとなるのです。
FXは究極のところ上がるか下がるかの世界ですが、何の確証もなしにトレードしていたら、それこそ単なる相場のカモに過ぎません。
しかし幸いな事に、FXは損失も利益も全て「自己管理」することが可能な投資です。
如何に「売りと買い」の確率が50%だとしても、過去チャートを見て研究する事を通じて色々な事を発見していけば、その確率を60%・70%・80%と上げていくことは出来ます。
確率の高いポイントでエントリーして、損切りしたり利食いする
これを実践する為の第一歩が、過去チャートを分析・研究する事なんです。
チャートを徹底的に見ないで、勝ちトレーダーへなることは不可能と言っても過言ではありませんし、私はそんな天才トレーダーを見た事がないです。
故にFXで勝つためには、遅かれ早かれ、必ずチャートを見る作業をどこかで根気強く行わなければいけません。
過去チャートの分析で雰囲気を感じ、「気付き」に転化させる
気付きや閃きといった類は第六感と呼ばれるようなものですが、過去チャートを何百何千枚と見ていく過程である時「ピクッ」と頭が反応する時がきます。
こういう時の反応は意識的に脳が何かを捉えたというより、無意識に数をこなしてきた中、脳内で何かしらの情報が引っかかった可能性が高い。
つまり、その時見ていたチャートに今後の勉強において、理解を進ませる「ヒントが潜んでいる可能性」があると表現できます。
ユミンコさんのブログで登場する月に数千万を稼ぐ「まいど先輩」って方が
チャートの波を肌で感じろ
そんなセリフを言う場面があるんですが、当初は私も「こいつは何を意味不明な発言してるんだ?」と当たり前のように馬鹿にしていたような時がありました(まいど先輩スイマセン笑)
でも、過去チャートをひたすら見て見てを繰り返し、トレードを必死にルール通り行っていたら、彼の言っている意味がようやく分かるようになり、自分もこれに準じた内容で教えるようになりました。
例えばチャートが含み益を上げてて、数時間後に気分よく見て一気に減ったりしてたら、ビクンと体が反応するでしょ?
これって、事前にある程度減るだろうと予測してた場合は対して驚いたりしないのですが、明らかにチャートへ予想外の動きが生じた場合は別です。
そういう場面で反応する時って、チャートが何かを訴えて脳がそのシグナルを受け取った可能性が高い。
オカルトかもしれませんが、こういった直感・感覚から来るものは、後から調べると精度が非常に高いシグナルと分かります。
もし何かチャートに閃きや違和感を感じたら、その内容と経緯をしっかりノートにでも記入しといて下さい。後からの見直しで、今後の手法形成において重要な材料・資料となります。
過去チャートの枚数が増えれば増えるほど、経験値が累積される
このように、過去チャートを見る枚数が増えれば増えるほど、脳内へインプットされる情報量が増え、無意識にチャートの形・動きのパターンなどを処理していきます。
すると、先ほど述べたようにハッと気づきが生まれたり、何かこの形や動きは見たことがあるなと、過去チャートに書き込んだりしていると感じたりするようになる。
こういった事が数を積むことによって機会が増え、
それらが後々の手法における、優位性の判断基準の候補(材料)になったりしていくのです。
もちろん、過去チャートを何げにボーッと見たり書き込んだりしているだけでは、脳自体が思考をフルに行っていないので伸びにくいですが、
1枚1枚を「思考」しながら、丁寧に見たり書き込んだりしていく
これをルーティンのように毎日行い、チャートを見る数を徐々に増やしていくと、自ずと上記のようになります。
だから、過去チャートは何枚見れば終わりといった終着点がありません。
見れば見るほどトレードスキル向上につながるし、また手法の優位性の判断基準を見出していくためにも、絶対に必要な積み重ねとなるのです。
FXで過去チャートを分析する4つのメリット

以降では、過去チャートを分析する事でどのようなメリットが生じるかを、項目ごとに記載していきます。
基本的に良い事しかありませんので、過去チャートをシンプルかつアナログに見ていく事が「意外にも有用である事」をご理解いただけるかと思います。
判断基準がチャートの動きなので、強い「裁量トレード」ができる
裁量トレードとは、経験や知識・感覚を基にして取引を行う方法のことを指します。
チャートを常にたくさん見て「多くの形やパターン」などを分析・研究する事で、システム・テクニカルトレードのように機械的な判断ではなく、
その時のチャートの状況に応じた「柔軟かつ最適なトレード」を行う事が可能です。
これは裁量トレーダーだけに許された特権のようなもので、この判断力が他のトレーダーと自分の大きな差となり、後に「優位性の素」となっていくのです。
そこから見ても、裁量の将来性と可能性は非常に高いと言えますし、これこそが相場で生き残っていくために必要なコツの1つといっても、過言ではありません。
テクニカル分析への依存が全くとして必要ない
テクニカル分析とは、為替相場の動向をチャートによって分析する手法のこと。
数多くの種類(インジケーター)があって、各々がそれなりの説得力を持っていますが、それに頼ることなくトレードをする事ができます。
ですので、過去チャートには何も表示させていない状態で構いません。
細かい内容は「テクニカル分析」の記事で書いていますが、裁量で研究してきた形やパターンといったものが、自分にとってのテクニカル的な存在になるという事です。
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FXでテクニカル分析は必要ない【チャートを見る勉強の方が重要】
受験勉強のように覚えているから点数取れるという訳ではありません。
参考書などに載っていないようなものを、チャートを見る事で必死に見出そうとする行動にこそ、大きな価値があります。
他トレーダーと比べ、優位性の面で差をつけれる
殆どのトレーダーは、教科書やセミナーで聞いたような、どこにでもある手法や発想を持ってトレードしています。
でもそれは言い換えると、殆どの方が負け組(大衆)の発想でトレードを行い、そして退場しては新しい人(大衆)が相場へ参入する繰り返しであり、
いつの時代も不変な相場のサイクルに他なりません。
しかし、過去チャートという人間心理を見て学ぶことによって、
・大衆がどういう風にチャートを見るのか?
・どのようにトレードを行い、損切りを行うのか等
これらをチャートから「情報」として知ることが可能となり、その逆を行う思考やトレードを身につける事ができます。
それはつまり、自分が大衆の反対(非大衆)側となる事を意味します。
さらに言えば、他のトレーダーより頭1つ2つ抜けたような、優位性の手法や発想を持っているとも言える。
それだけチャートには、数多くのヒントが隠されているんです。
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今後は自分でトレードを「1」から組み立てれる
もし読者が優位性の手法や考え方を持つことに成功し、トレードも勝ち出して軌道に乗ってきたとしましょう。
その場合、多くの「良い意味での疑問点や閃き」が生まれてきますが、それらを全て自分で処理できるようになります。
・このトレードでは限界があるなぁ~
・そしたら、ここをこう変えて組んでみたら面白そう!etc
自分自身が相場に対して優位性の考えや発想を持っているので、それらを形式に縛られず、如何様にも柔軟に変化させて、別のトレードを生み出す事ができるんです。
全ては自分が非大衆の考え方を身に付けたからであって、それを活かす事でトレードを自分自身の好みに変える事ができ、そして「楽しむという発想」がようやく出来るようになるのです。
【補足】過去チャートを分析するデメリットはない!
記事を見ただけでは、チャートを分析する事を繰り返す行動は意味なく思えるかもしれませんが、勝ちトレーダーとなる上で絶対に必要となる条件の1つですし、見ることでしか得られないものが数多くあります。
始めようとする気構えがあれば問題ないし、デメリットになる部分は一切ないです。
チャートを印刷したりプリンターを買ったりする初期費用は必要ですが、それ以外で大きくかかるお金はないし、誰でも気軽に始められるのも魅力的。
ところで、唯一デメリットを無理やり挙げるなら、過去チャートを見ていくことが苦痛になったり辛くなる事ですが、
そんな事をいちいち「デメリット」と捉えていたら、もはや何もする事は出来ません。
そのようなマイナス思考で物事を考える時間があれば、チャートを1枚でも多く印刷し、線を引いたり書いたりする事に回してください。
FXで過去チャートを分析する作業を徹底的に行うこと!

チャートには、人間の心理や傾向が所々に描かれています。
・どのレートでよく揉み合うのか?
・反発しやすい形はどんなものか?
・どうなったら流れが構成されるのか?
・どんなパターンになったら皆が損切りを考えるのか?
こういった一連の疑問は、チャートを徹底的に分析し、納得いくまでチェックして下さい。
数が少ないうちは多くのパターンに遭遇すると思いますが、調べるチャートの数(母体数)が増えてくると、一定の確率でこうなる事が多いといった傾向が分かってくる。
・1ヶ月分のドル円チャートを見た結果
・1年分のドル円・ユーロ円・ポンド円・ユーロ円チャートを分析した結果
どっちが信用できますか?
FXでは上記のような作業、すなわち統計を取る作業が絶対に必要となる。そこから得られる結果を基に、トレードを組み立てるからです。
だってFXは究極のところ上がるか下がるかの世界。何の確証もなしにトレードしていたら、バカラで適当にバンカーを選んでいるカモに過ぎません。
過去チャートの分析を生活へ落とし込んだ人が伸びる
FXは損失も利益も全て自己管理することが可能な投資です。如何に確率が50%だとしても、統計を通じて60%・70%・80%と数字を上げていくことは出来ます。
確率の高いポイントでエントリーして損切りしたり利食いする
これを実践する為の第一歩が、チャートを見る事なんです。私は一日の多くの時間をこれに費やしてきたから、その効果は実証済みですが、
朝から仕事の準備でムリ ⇒ じゃあ1時間早く起きる努力をしましょう
通勤が長くて分析する時間がない!⇒ 携帯ゲームを止めて、電車内・駅内でチャートを見て下さい
テレビを見るからムリだぴょーん♪ ⇒ 見ないでチャート見たら?
疲れて見れない ⇒ それでも私は長時間見てましたけど?
私の経験則ですが、100人に言って本当にチャートを見続けれるのは「1人いるか否か」です。
FXで勝ちたいのなら、自分を甘やかすのは止めましょう。
そしてその極少数は、現在も「堅実に利益を上げている」とだけお伝えしておきます。
今回の記事が、少しでも多くの読者へ参考になれば幸いです。
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