FXでチャートを印刷して勉強する方法

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おはこんにちばんは、レギオンです。

 

チャート勉強するといっても多種多様なやり方があるし、何を具体的にすればいいか分からない方も多いと思います。

 

その中でも、私が何年も地道に実践してきて非常に効果的だったのが、

 

チャートを印刷(プリントアウト)して、ラインを引いたり書き込みをする事

 

デジタルの時代でアナログチックな方法に見えますが、この方法が着実かつ確実にトレードスキルを伸ばせる「最強の手段」となるでしょう。

 

今回の記事では、下記3点を軸に書きます。

 


・チャートを印刷して勉強する理由

・勉強する前の下準備

・印刷して勉強するやり方

 

自力形成に時間はかかりますが、アナログで行う勉強方法の価値を改めて知っていただければ幸いです。

 


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FXでチャートを印刷して勉強する理由

 

 

そもそもの話として、

 

・何でチャートを大量かつ研究・分析するように見ないとダメなのか?

・チャートを印刷して見るより、デモトレードで鍛える方が大切じゃない?

 

このように考える方もいるでしょう。

 

その意見にも一理あるとは思いますが、私の見解は下記に集約されます。

 

手法の地盤となる材料(方向性・エントリーの判断基準等)を得るのに必要な作業だから

 

まずデモトレードしながら鍛えるといっても、根本的なチャートの見方が分からない訳だし、

 

もし手法をデモトレードで創れると思っているなら、それは天才が行うレベルです。

 

私はただの凡人だから「ウルトラCの方法」は無理だし、それはあまりに過酷かつ遠回りとなる。

 

ペーペーの時に損益とかpips数を同時に併せ求めるのは、正直言ってナンセンスです。

 

何故なら「単純に」何の意味もないから。

 

手法自体が全く固まってない「純粋な裁量」でトレードし、そのまま利益を半永久的に稼げるスキルがあればいいですが、それが出来るほどFXって簡単じゃない。

 

だからこそ、チャートの動きについて「膨大な枚数」を分析・研究する必要があるんです。

 

もちろん、この準備や作業に膨大な時間を費やすことになりますが、

 

それを「デメリット or 当たり前」のどちらと考えるかは本人次第。

 

即効性がありそうな手法・考え方が他で色々と紹介される中、ご自身の将来性を考えれば「何をすべきか」は悩むポイントじゃないと思います。

 

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パソコン上で「間接的」に見ない方がいい

 

PC上の画面でチャートを見てる方は多いと思いますが、

 

逆に印刷したチャートと睨めっこしているトレーダーは意外と少ないです。

 

PC上で色々な操作が可能だから、時流の流れと言わざるを得ない感じもしますが、

 

でも昔から市場で稼いできたトレーダーは、パソコンもチャートも表示出来ない中で「莫大な利益」を生み出してきたのは事実です。

 

それは手書きのチャートを手にとって分析し、その中から「傾向・パターン」を見つける事が出来たからでしょう。

 

ペンや定規を使って多くの記述をしてたと思う。

 

何が言いたいかというと、もっとチャートへ「原始的」に取り組もうってことを伝えたいんです。

 

机の上に多くのチャートを広げて観察したりペンや定規を使ったりする事で、そこから何か得ようと脳をフル回転させる。

 

これだけだと、パソコン上のチャートを見るのと変わりませんが、目の前に実物があるとハッキリ言って感覚が違います。

 

昔から人間は机に座って読書をしたり書類を整理したりと、眼下にある物から情報を得て行動をしてきました。

 

手紙なら手にとって見るし、報告書でもペンをとって書いたり見たりしていたでしょう。

 

要するに人間は、実物を感覚的に捉える事で考えを生み出す「癖・傾向」があり、逆に想像しながら考えるのはイメージ的に難しいんです。

 

これをPCチャートと印刷した紙で比べると、PC上の画像は視覚的に全て把握できますが、そこへ何かを書き込んだりするのは最終的にPCの仕事であって、感覚的・直接的な物事を捉えにくい。

 

しかし印刷したチャートであれば、目の前にあるチャートを手で掴んで持ち上げたり、あるいは90°回したり逆さにしたりと

 

自分のイメージを目の前で直接再現する事ができる。

 

またペンや定規を使って直接チャートに書き込むことで、脳に送られる情報量も違ってきます。

 

例えば「聴覚・触覚・嗅覚」など、間接的にパソコンを見るだけだと得ることができない情報もあります。

 

何回も書き込んだりすることで手がチャートの動きを覚え、それを脳が「閃き」として拾うことも。

 

こういった事は、チャートを間接的に見てるだけだと絶対出来ないインプット方法です。

 

チャートをPC上で見て勉強することは、誰だって行っています。

 

しかし、1年2年後に相場の最前線で戦っているトレーダーは、その中の1割以下しかいません。

 

大衆が行っている勉強方法の「真逆」を行うからこそ、価値があるのです。

 

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手書きして勉強する方が「感覚」を使える

 

パソコンも両手の指を細かく使ってる点では同じですが、それはあくまでも文章を打ったり画像を書くために、キーボードやマウスを媒介に使っています。

 

しかし、印刷したチャートにラインや図形を加えるため、手や指を細かく使っている事と比べると、体の部分を同じように使っていても少し意味合いが違う。

 

手書きはチャートに対し、直接文章を加えたり線をチャートに沿って書いたりと、感覚的に関わってくる「度合い」がPCと大きく違います。

 

受験勉強・資格試験の勉強・研修でも

 

手にペン持って必死に書いて覚えたでしょ?

 

何かを学ぶ・勉強する時は「書くという行動」が一番効率いいんです。

 

チャートも五感をフルに使って見る事で、PC画面を通じて見るより「気付き」が増えるのだと思う。

 

実際その方が、チャートを見る感覚は冴えてくる傾向になりやすい。

 

当時パソコンがなかった1800~1900年代初頭でも、ジェシーリバモアを筆頭とした投機家・トレーダーは存在しました。

 

彼らは手書きで書かれたチャートや、黒板上で次々に変わるチョークの数字を見て、淡々とトレードをしていた。

 

そして結果的に彼らは莫大な大金を稼いでますし、その事実だけでも「紙に書き込む有用性」はご理解いただけると思います。

 

【補足】アウトプットで考えをまとめれる

 

チャート上にラインや文章を書き込むことの有用性は、感覚をフルに使えることも確かにありますが、

 

頭の中の情報(インプット)を整理する「アウトプット」の機能も果たします。

 

例えばチャート上で何かを感じたにしても、それを頭の中で留めておくだけだと確実に忘れるし、記憶も一切整理されることがありません。

 

しかし、それを思いついた時に殴り書きでも「記録」として残しておけば、当日に行った勉強内容も後で復習しやすいし、

 

情報を自分なりに整理して「視覚化した事実」が残ります。

 

さらに書き出した情報を再インプットする事により、日を追う事に脳内の情報が洗練されアップデートされていく。

 

これはアウトプット自体を行わないと、絶対表れない効果です。

 

ただ人間は計算問題など反復して行う、特に学力・スキル向上を目指して行う取り組みを「無意識に」避ける傾向にあります。

 

何故なら、長期間にわたって同じことを継続して行うのが嫌だから。

 

特にチャートへの書き込みは、答えがない中を手探りで進むようなものなので、余計に抵抗ある人が多いでしょう。

 

それでも長い目で見れば、トレードスキル向上に大きな威力を発揮します。

 

結局は、やるかやらないかの2択でしかありません。

 

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FXのチャートを印刷する枚数と事前に準備するもの

 

 

チャートへ線を引いたり、メモを書き残したりする事前準備として、下記を用意すると便利かつ効率的にチャートを見る事ができます。

 


・FT5(フォレックステスター5)

・A4用紙1000~3000枚分

・消えるボールペン3~4色

・ものさし・ファイル(何でもよい)

・プリンター(レーザーがオススメ)

・インクカートリッジ

・大事なチャートを貼っておける壁掛け

 

過去チャートを見る際は、どうしても数をこなさないといけないので、そういう時のツールとしてフォレックステスター5はオススメ。

 

過去チャートを沢山スクリーンショットして印刷する以上、枚数は100~200枚といった量で止まる事はありません。

 

むしろチャートを見る習慣が玄人レベルに達した方は、再度同じぐらいのA4用紙をネットで購入するぐらい見ると思う。

 

それに比例して、インクの消費量は何ともバカにならないため、印刷する際は「白黒」に設定して刷りまくって下さい(カラーは出費がヤバい)

 

コルクボードやファイルは「自分が忘れたくない・重要性が高い」といったチャートを、壁に飾っていつでも見たり外出先に持って行ったりも出来る。

 

チャートを見ないブランクを作らない事が、常に思考し続けながらチャートを見る事にも繋がるからです。

 

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具体的なチャート枚数

 

これについては「絶対に何枚取り組め!」という答えが存在しないし、他のFXブログを見ても参考になる数値を出してる記事が見当たりません。

 

また、チャートを印刷して臨戦態勢に入ってるトレーダーからしても、今後どれだけのチャートを刷ってにらめっこすればいいか疑問だと思う。

 

そこで私なりの答えを書かせていただくと、

 

チャート枚数は決まってないが、取り組むほど不確実が確実へ収束する。

しかし、1000枚未満レベルは圧倒的に少なすぎます。

 

もちろん、チャートを何枚か見ただけでもトレードは出来るし、それで大金を稼ぐことができる天才もいる。

 

その敷居の低さ・お手軽感で誰でもスタート出来ますが、逆に誰でも簡単に負ける事が出来るのもFXの怖さ。

 

そういった方々の敗因は多種多様としても、

 

共通するのは「チャートの読み込み不足」です。

 

だから、チャートを見る枚数に関して妥協することは許されません。

 

見る枚数は必然的に膨大となる

 

具体的に1000枚というのは、多そうに見えて意外にそうでもありません。

 

FXの営業日を土日抜きで計算すると、少なく見積もっても一年約250日はあります。

 

仮にユロ円15分足だけを見ている方であれば、250枚×4年=1,000枚

 

これだけ見れば長いですが、主要クロス円(ドル・ユーロ・ポンド)まで広げると、年間のチャート数は3通貨ペアの合計で750枚となる。

 

更にユーロ・ポンドドルまで加えると、主要5通貨×250枚×1年=1,250枚です。

 

ここへ更に15分足+30分足を見ている方であれば、見る枚数は2,500枚と倍になる(*1日のチャート数を1セット(1枚分)とする考え方もありますが、ここでは純粋に1枚は1枚と勘定)

 

たった1年で「膨大なチャート数」になるのは、言うまでもありません。

 

仮に7通貨ペアを「15分・30分・1H」と3つの時間足で1年分印刷すると、7通貨×営業日約250日×3つの時間足=5,250枚、時間足を1セットと考えても1,750セットです。

 

初めから手を広げる必要はありませんが、せめて「3~4通貨ペアを最低3年分」は確認してほしい。

 

この数字はメチャクチャ多いって感じると思います。

 

確かに、見たから稼げる訳でもなければ「見ろ!」と言える立場でもないので、チャートを見る見ないは個人の自由。

 

しかし、そうやってチャートをルーティンのように見ていくことで、ようやくデモを本格的に進めるための精鋭(優位性の候補)が生まれるんです。

 

毎日チャートを見てたら「最低3000枚」は到達します

 

現役で稼ぐトレーダーは膨大なチャートを見てますが、

 

どれだけ見れば「ある程度のレベル」に到達するかは「神のみぞ知る」であって、何枚・何年分見たら絶対という基準はありません。

 

ただ、明らかに異常な枚数まで膨れ上がるのは確定してます。

 

簡単に設定して計算すると、

 


1.年間平日数 約250日

2.通貨ペア 4種類  

3.時間足 1~3種類ほど(人による)

4.見る年数 3年間

合計 250日×4通貨×1~3種類の時間足×3年間=3,000~9,000枚

 

時間足を1セットと考えても3000枚にはなるので、チャートを見る枚数としては上々。

 

また、これらの枚数を見る時間に関してですが、

 


1.1枚にかける時間を平均約10分と計算する

2.合計で約500~1500時間かかる

3.一日平均3時間だと、約170~500日必要

 

その他見れない日 or 停滞期があったりするハズだから、ペースによっては1年以上かかったりするかもしれません。

 

逆に慣れてくると早く回せるようになりますが、

 

これが本当にチャートを見て勉強するってこと

 

完璧に地盤を固めて進むのであれば、どうやっても最低数ヵ月~1年はチャートを見る段階で時間を要してしまうんですが、

 

言い換えれば、この期間こそ「チャートを見て相場観を養える絶好の機会」なんです。

 

以降では、そんな膨大に取り組むチャートの具体的な勉強方法についてご紹介します。

 

FXでチャートを印刷して勉強する手順【ライン引き・書き込み】

 

 

ここからは、スクリーンショットして印刷したチャートに対して、どのように線を引いたりメモや感じた事を記入するかについて紹介。

 

ただ、絶対にこう引いたり書き込んだりといった決まりはなく、あくまで私が今まで行ってきた経験論的なことを書くので、それをベースに取り組んでいただければ幸いです。

 


注意点

以降はチャートにテクニカルを一切表示させず「チャートオンリー」で取り組むことを前提としているので、その点だけご承知ください。

 

基本的なラインの引き方

 

チャートを見るとき、視覚的に見やすく出来るメリットもありますが、

 

自分が「狭義・広義」のレンジをしっかり把握出来ているか

 

そこを知る上でもポイントとなります。

 

というのも、日頃からトレード結果に書いている「形・パターン」といったものは、

 

まず、チャート上で過半数の割合で形成されるレンジを認識できないと、それを発見又は意味を理解するのが非常に困難となるからです。

 

レンジをチャート上に見つけれるからこそ、縦(レート)の長さや横(時間)の長さを意識的に見るようになるし、そこに含まれる「大衆心理」も考えれるようになる。

 

すると「何でここで上下したりするのか?」など、必然的に思考を巡らすようになります。

 

そうやっていく内に、自分なりの形やパターンを見つけたりする事が出来る。

 

だからラインを引くことは単純そうで意外に奥深い。

 

私がラインを引くときの見方を書くと

 


(1)跳ね返り(黄色丸)とキリのいいレートに着目

(2)「00や50」を意識する

(3)跳ね返っている間を通して引く

 

このようになります。

 

基本的に、チャートの跳ね返りを重点的に見た上で「80とか60」といったキリのいいレートを見ます(大衆は整った数字を好むから)

 

それと(2)で書いた節目のレートを見たりするんですが、(3)は少し分かりにくい気もするのでチャートで確認。

 

ポン円チャート

 

②は(2)、③は(3)に該当するポイントと考えて下さい。

 

レンジ自体は「人間心理」によって作られたものだから、それを認識出来るか否かによって、形やパターン的な動きへの着目も変わります。

 

こうしてラインを引くだけで、見るべきポイントが鮮明となります。

 

故に、無理してテクニカルを覚えたり使ったりする必要は特にありません。

 

ライン(水平線)を引く際の注意点

 

引き方の注意点として

 

1.串刺しに引かない

2.ダイナミックに線を引くこと

 

この2点に関しては気を付けてください。

 

「1」はチャートが上下しているポイントのど真ん中に引いて、あたかも焼き鳥のようになったら何の意味もないって事です。

 

レンジの真ん中に線を引いて「そこからどうなるか?」は全く分からないし、心理的に真ん中は「ニュートラル」なポイントだから何も読み取れません。

 

また「2」はレンジがあるからといって、その部分にチョロっと引くのではなく、

 

上記画像のように、端から端へ横断して引く方がマーケットの全体像を理解しやすい。

 

これが初めに書いた「広義のレンジ」で、一定時間のレンジを「狭義のレンジ」と解釈します。

 

上記チャートを見れば分かりますが、大衆がいかに同じレートで同じ発想をしているかよく分かる。

 

それらを両方意識する上でも、線は豪快に引きましょう。

 

もちろん慣れてきたら、無意味な場所にまで長く引く必要はありません。

 

初めは線を何本も引きまくったりで訳分からないハズですが、それで全然構いません。

 

むしろ引きまくってる内に無駄な箇所が分かってきて、少しづつ洗練された引き方になる。

 

よく分からないなりに引く

 

それがレンジを理解し、最終的に形やパターンを把握する事に繋がります。

 

チャートへの書き込みは「心で思った言葉」をそのまま記述

 

チャートへの書き込み(メモ)については、

 

何でも構わないので「書けるだけ書く」ようにしましょう。

 

FXの専門用語を使って上手く書いたり「最もらしいこと」を書いたりとか、そんなややこしい事は必要ないです。

 


・自分がチャートを見て思ったこと

・疑問に感じたこと

・何か気づいたこと

・傾向があるか不明etc…

 

どんな些細な内容でもいいので、チャートへ書き込むことが大切。

 

極端に言うと、チャートを見て「何も見えない・分からない」と思うんだったら、その通りに「何も見えない・分からない」と書いちゃってOK。

 

上に伸びてるなら「上昇してる!」だけでもいい。

 

いやいや、そんなん書かなくても分かるでしょ?意味ないでしょ?

 

上記のように稚拙な記述と思うかもしれません。

 

しかし、FXでは書くという行動がインプットした内容を「唯一効果的に」アウトプットできる方法なんです。

 

逆に短文すら書けない、分かり切った言葉なんて書きたくないと考えている人は、他の気づいた内容も書けないでしょう。

 

なぜなら、チャートに書くという習慣が現実世界でないからです。

 

まずはそれを習慣化するためにも、当たり前のことが「当たり前に書ける状態」を最優先して作り出す必要があります。

 

アウトプットする習慣が付けば「自然と」書けるようになる

 

ただ、それでも何も浮かばない・書くことがないと言い張る人がいますが、

 

チャートを見て「全く言葉が浮かばない」って事は100%あり得ません。

 

例えば、海外ドラマを見たり趣味を楽しんだりといった状況で、

 

皆さんは「無の境地」に入っているでしょうか?

 

楽しい・面白い・もっと遊びたいとか、絶対に何らかの言葉を心の中で発しているはずです。

 

だけど、FXだけは何も浮かばない・心が無になっているのは普通に考えておかしい。

 

何でチャートを見て、言葉や自分が分かる記号などそういったのが書けないか?

 

先ほどの繰り返しですが、単純に為替レートが動くチャートへ「書く(アウトプットする)習慣」が一切ないからです。

 

だから浮かばないんじゃなく、

 

心の中に色々浮かんではいるけど、それをいざ書こうと思ったらペンが動かない

 

という解釈が正しいです。

 

でもそれをこなさないと、ただ毎日チャートに線を引いてたま~に見ての繰り返しで終わるし、頭の中を整理する機会も得られません。

 

更にチャートの何をどのように見たか記録として残ってないため、毎回初めから考え直して前回の内容を引きずり出さないとダメになる。

 

上記の勉強を続けないためにも、

 

アウトプットする習慣を、誰よりも早く身につけていくことが「正しい勉強方法」につながるんです。

 

学校のテストや受験だったら、分からなくても部分点を取るために空欄へ書き込んだりしたでしょ?

 

その努力・必死さをチャートにもしてほしいんです。

 

だから「分からない」とか「意味不明」って言葉を正直に書くだけでも、それがアウトプットしていく訓練になるし、チャートへ自分の進捗度の記録にもなる。

 

・浮かんだ言葉は何でも書く

・感想文のようでもいいから書く

 

これを常に念頭に置いて取り組めば、初めは書き込む内容が全くないと思ってたチャートに、少しずつアウトプット出来るようになります。

 

更にそれを再度インプットし直すことで、頭の中を整理していく事にもつながる。

 

つまりチャートに書き込むことは

 


・自分の思考を文字で視覚化する

・その時の状況を記録として残せる

・更に噛み砕いてインプット出来る

・復習する際に「気づき」を生み出す

 

このように多くのメリットがあるため、チャートを見るだけでなく「手をもっと動かすこと」を意識してくださいね。

 

【補足】過去チャートは定期的に復習しよう

 

序盤は新しいチャートをひたすら開拓していく作業に没頭されると思いますが、

 

チャート1年分ぐらいが終わったら、少しづつ書き込んだチャートを復習する時間を設けましょう。

 

初期段階で取り組んだ過去チャートは、その当時の自分と今では「チャートを見る熟練度」が大きく違っています。

 

今の自分が見れば「ここを見逃してる」とか、新たに追記できる内容も見つけるでしょうし、逆に当時の考え方を再認識して使っていく事も出来ます。

 

この復習作業を放置してしまうと、

 

膨大な過去チャートを「1から復習するルーティン」まで仕上げる必要があり、それは非常にしんどいと思う。

 

だからこそ、ある程度の過去チャート分析が終わったら「9:1 → 8:2」と、少しずつ復習チャートの比率を増やしていくようにしましょう。

 


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FXでチャートを印刷する勉強は「3年」を覚悟しよう

 

 

ここまで伝えているにも関わらず、それでも多くの人がチャートを誰よりも真剣に見ません。

 

大体は下記理由が多い。

 


・チャートを長時間見る暇がない

・しんどい、面倒くさい、疲れる

・見て稼げるようになるの? etc・・

 

とにかく言う事がネガティブの固まりです。

 

「チャートを見たって何も分からんやん」を主軸とし、そこからは如何にしんどいを回避して学ぶかを追求するサボり癖が出る。

 

これで稼げると思いますか?

長期的かつ継続的に多額の利益を生み出すことが、この発想で出来る訳ありません。

 

それでもチャートを見るのを最低限にしたいって言うなら、私なら「FX自体をやめた方がいいよ?」って伝えます。

 

努力をしない人間が稼げる投資じゃないし、どうせ最終的に相場でカモられるからです。

 

私がここまでチャートを見ろ!って姑のように話すのは、チャート上に「数多くのヒント」が隠されてるからです。

 

初めはただ動いてる線にしか見えませんが、初めはそれでもいいんですよ。

 

次第にチャートを見る習慣が付いてくると、明らかに普段見るチャートの中に「見た事ある形や動きのパターン」を見つけたりと、

 

少しづつ細かい動きへ着目するようになります。

 

そういった事を、チャート何年分も繰り返して見る。

 

すると、徐々に複数のパターンや形・傾向といったオリジナルを揃っていき、チャートの動きにも「ある程度の見立て」を持てたりしていく。

 

そして一定の段階でチャートを見るのを止めた際、

 

自分の手元にどれだけのカードが揃っているか?

それは手法構築へ活かす事が出来るのか?

 

つまり、自分が集めた材料を使って優位性のある手法を創れる可能性(仮説)が浮上したのであれば、そこからが本格的な手法構築となる。

 

結局は、FXで優位性のある手法が構築出来なければ稼げません。

 

仮に何となくで利益が出たとしても、それは短期間の間だけでしょう。

 

適当に訳も分からずトレードすれば、将来的に退場となるのは目に見えてますから、どうしても防がなくてはダメです。

 

その為には、チャートを何年も辛抱強く見る事で「解決策」を見出す他はありません。

 

故にその解決方法を探ることのできる段階が、チャートをひたすら見る初期段階なんです。

 

だからチャートを見ろと口酸っぱく言っているんです。

 

ここまで言っても「見ない!」と宣言するなら知りません(笑)

 

ここからは個人の自由ですが、チャートを必死に見てきた人だけが相場で多額の利益を上げている事実を垣間見れば、何をすべきか分かるハズです。

 

今回の記事が、少しでも多くの読者へ参考になれば幸いです。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。