おはこんにちばんは、レギオンです。
チャートを見るといっても実際のところ、多種多様な見方があるし、何を具体的にすればいいか分からない方も多いと思う。
その数ある見方の中でも、僕が数年と実践してきて非常に効果的だったのが
チャートを印刷(プリントアウト)して、ラインを引いたりメモなどを書き込む事
下記でその理由やメリットなどを踏まえ、できるだけ詳しく書かせていただきます。
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目次
FXのチャートを印刷して勉強する理由【地盤を作るために必要】

・何でチャートを、大量かつ研究するかのように見なければダメなのか?
・チャートを印刷して見るより、デモトレードでバンバン鍛える方が大切じゃないのか?
このように考える方もいらっしゃるでしょう。その意見にも一理あるとは思いますが、僕の見解は下記20文字に集約されます。
手法の地盤となる材料(方向性・エントリーの判断基準等)を得るのに、必要な作業だから
まず、デモトレードしながら鍛えるといっても、根本的なチャートの見方が分からない訳だし、
もし手法をデモトレードで創れると思っているなら、それは天才が行うレベルです。
僕は凡人だったから、そんなウルトラCの方法は無理だった。まして、これから頑張る方にとって、その道のりはあまりに過酷かつ遠回りとなってしまう。
そんな状態の時に、損益とかpips数を同時に併せ求めるのは、正直言ってナンセンスとしか言い様がありません。
何故なら、単純に何の意味もないからです。
手法自体が全く固まってない「純粋な裁量」でトレードし、そのまま利益を半永久的に稼げるスキルがあれば止める理由もないですが、それが出来るほどFXって簡単じゃない。
故に、まずチャートの動きについて「膨大な枚数」を分析・研究する必要があるんです。
入念に準備を重ねて優位性ある手法を創り、それからデモトレードに入る(*あくまで研究段階としてのデモトレードを推奨)
これが一番堅実な方法です。
もちろん、準備に膨大な時間を要することになりますが、それを「デメリットor当たり前」のどちらと考えるかは本人次第。
即効性のある手法・考え方は他にあるんでしょうけど、最終的にどちらを選択するかは、ご自身の将来性を考えれば悩むポイントじゃないと思います。
チャートはパソコン上で「間接的」に見ない方がいい
PC上の画面でチャートを見てる方は多いと思いますが、
逆に印刷したチャートと睨めっこしているトレーダーは、意外と少ないです。
今はフォレックステスター4があるので、簡単に過去チャートを検索できるし、PC上で色々な操作も可能なため、時流の流れと言わざるを得ない感じもします。
でも昔から市場で稼いできたトレーダーは、パソコンもチャートも表示出来ない中、それでも莫大な利益を生み出してきたのは事実。
それは手書きのチャートを手にとって分析し、その中から「傾向・パターン」を見つける事が出来たからでしょう。そしてペンや定規を使い、多くの記述をしてたと思う。
何が言いたいかというと、もっとチャートへ「原始的」に取り組もうってことを伝えたい。
机の上に多くのチャートを広げて観察したり、ペンや定規を使ったりする事で、そこから何か得ようと脳をフル回転させる。
これだけだとパソコン上のチャートを見るのと変わりませんが、目の前に実物があるとないでは、ハッキリ言って感覚が違います。
昔から人間は、机に座って読書をしたり書類を整理したりと、眼下にある物から情報を得て行動をしてきました。
手紙なら手にとって見るし、報告書でもペンをとって書いたり見たりしていたでしょう。
要するに人間は、実物を感覚的に捉える事で考えを生み出す「癖・傾向」がある。逆に想像しながら考えるのは、イメージ的に難しいんです。
これをPCのチャートと印刷した紙で比べると、PC上の画像は視覚的に全て把握できますが、そこへ何かを書き込んだりするのは、最終的にPCの仕事。故に感覚的な物事を捉えにくい。
しかし印刷したチャートであれば、目の前にあるチャートを手で掴んで持ち上げたり、あるいは90°回したり逆さにしたりと
自分のイメージを目の前で直接再現する事ができる。
また、ペンや定規を使って直接チャートに書き込むことで、脳に送られる情報量も違ってきます。
例えば、聴覚・触覚・嗅覚など、間接的にパソコンを見るだけだと得ることができない、微細な情報もある。
また、何回も書き込んだりすることで手がチャートの動きを覚え、それを脳が「閃き」として拾うことも。
こういった事は、チャートを間接的に見てるだけだと、絶対に出来ないインプット方法です。
ただFT4を用意したり、大量のA4用紙・プリンター等を準備するといった手間は必要。
ですが、長期的にトレードスキルが綺麗に伸びていくことを考えれば、特に問題のない先行投資ではないでしょうか?
チャートは手書きの方が、感覚を直接的に使える
パソコンも両手の指を細かく使ってる点では同じですが、それはあくまでも文章を打ったり画像を書くために、キーボードやマウスを媒介として使っている。
しかし、印刷したチャートにラインや図形を加えるため、手や指を細かく使っている事と比べると、体の部分を同じように使っていても、少し意味合いが違う。
手書きはチャートに対して直接文章を加えたり、線をチャートに沿って書いたりと、感覚的に関わってくる「度合い」がPCと大きく違います。
受験勉強・資格試験の勉強・研修でも
手にペン持って必死に書いて覚えたでしょ?
何かを学ぶ・勉強する時は、書くという行動を起こす!これが一番効率がいいんです。
チャートも五感をフルに使って見る事で、PC画面を通じて見るより「気付き」が増えるのだと思う。実際その方が、チャートを見る感覚は冴えてくる傾向になりやすい。
当時パソコンなんてものがなかった1800~1900年代初頭でも、ジェシーリバモアを筆頭とした投機家・トレーダーは存在しました。
彼らは紙に手書きで書かれたチャートや、黒板上で次々に変わるチョークの数字を見て、淡々とトレードをしていた。
そして結果的に、彼らは莫大な大金を稼いでますし、その事実だけでも「紙に書き込む有用性」はご理解いただけると思います。
FXのチャートを印刷して勉強する前の下準備

チャートへ線を引いたり、メモを書き残したりする事前準備として、下記の物を用意しておくと、何かと便利かつ効率的にチャートを見る事ができます。
・FT4(フォレックステスター4)
・A4用紙1000~3000枚分
・消えるボールペン3~4色
・ものさし・ファイル(何でもよい)
・プリンター(レーザーがオススメ)
・インクカートリッジ
・大事なチャートを貼っておける壁掛け
過去チャートを見る際は、どうしても数をこなさないといけないので、そういう時のツールとしてフォレックステスター4はオススメ。
関連記事はこちら
FT3(Forex Tester3)はチャート検証する際の必需品!
過去チャートを沢山スクリーンショットして印刷する以上、枚数は100~200枚といった量で止まる事はありません。
むしろ、チャートを見る習慣が玄人レベルに達した方は、再度同じぐらいのA4用紙をネットで購入するぐらい、チャートを見まくると思う。
それに比例して、インクの消費量はバカにならないため、印刷する際は「白黒」に設定して刷りまくって下さい(カラーは出費がヤバい笑)
コルクボードやファイルは、「自分が忘れたくない・重要性が高い」といったチャートを、壁に飾っていつでも見れるようにしたり、外出先に持って行ったりも出来る。
チャートを見ないというブランクを、少しでもFXの勉強をしてる間に作らない事が、常に思考し続けながらチャートを見る事にも繋がるからです。
印刷したチャートを見る具体的な枚数【無制限を覚悟】
これについては「絶対に何枚取り組め!」という答えが存在しないし、他のFXブログを見ても、参考になる数値を出してる記事が見当たらない。
また、チャートを印刷して臨戦態勢に入ってるトレーダーからしても、今後どれだけのチャートを刷ってにらめっこすればいいのか疑問だと思う。
そこで、僕なりの答えを書かせていただくと、
チャート枚数は決まってないが、取り組むほど不確実が確実へ収束する。しかし、1000枚レベルは圧倒的に少なすぎます。
もちろん、チャートを何枚か見ただけでもトレードは出来るし、それで大金を稼ぐことができる天才も中にはいる。
その敷居の低さ・お手軽感で誰でもスタート出来ますが、逆に誰でも簡単に負ける事が出来るのもFXの怖さ。
そういった方々の敗因は多種多様としても、
共通するのは「チャートの読み込み不足」です。
だから、チャートを見る枚数に関して妥協することは許されません。
チャートを印刷して見る枚数は必然的に膨大となる
具体的に1000枚というのは、多そうに見えて意外にそうでもありません。
FXの営業日を土日抜きで年末年始等を考慮して計算すると、少なく見積もっても一年約250日はあります。仮にユロ円15分足だけを見ている方であれば、250枚×4年=1,000枚
これだけ見ると長期的過ぎるけど、主要クロス円(ドル・ユーロ・ポンド)まで広げると、年間のチャート数は3通貨ペアの合計で750枚となる。
更に、ユーロ・ポンドドルといったドルストレートまで加えると、主要5通貨×250枚×1年=1,250枚です。
ここへ更に15分足+30分足を見ている方であれば、見る枚数は2,500枚と倍になる(*1日のチャート数を1セット(1枚分)とする考え方もありますが、ここでは純粋に1枚は1枚と勘定)
このように考えていくと、たった1年で膨大なチャート数になるのは、言うまでもありません。
仮に7通貨ペアを「15分・30分・1H」と3つの時間足で1年分印刷すると、7通貨×営業日約250日×3つの時間足=5,250枚、時間足を1セットと考えても1,750セットです。
初めからここまで手を広げる必要はありませんが、せめて「3~4通貨ペアを最低3年分」は確認してほしい。
この数字は、メチャクチャ多い!って感じると思います。
確かにこの世は自己責任の世界だし、見たから稼げる訳でもなければ、僕が絶対にしろ!と言える立場でもありませんから、チャートを見る見ないは個人の自由。
しかし、そうやってチャートをルーティンのように見ていくことで、ようやくエントリーを組んでデモを本格的に進めるための精鋭(優位性の候補)が生まれるんです。
チャートを見て勉強する数は、最終的に数千枚が必要
現役で稼いでるトレーダーは膨大なチャートを見てますが、
どれだけ見れば「ある程度のレベル」に到達するかは神のみぞ知るであって、何枚・何年分見たら絶対!という基準はありません。
ただ、僕の経験則で改めてお話させていただくと、まず年数については最低3年分ぐらいは見てほしい。枚数は通貨ペア・時間足の数にもよりますが、約4000枚~6000枚になります。
それが終わったら再度回して勉強するか、もっとガツガツしたい方は遡ってチャートを見て下さい。
通貨に関しては、ユロ円・ドル円・ポン円・ユロドル・ポンドドルの5通貨から、とりあえず選んで見ていただければ問題ないと思う(あまりにマイナーだと勉強しにくい)
簡単に設定をして計算すると、
1.年間平日数 約250日
2.通貨ペア 4種類
3.時間足 1~3種類ほど(人による)
4.見る年数 3年間
合計 250日×4通貨×1~3種類の時間足×3年間=3,000~9,000枚
時間足を1セットと考えても3000枚にはなるので、チャートを見る枚数としては上々。
また、これらの枚数を見る時間に関してですが、
1.1枚にかける時間を平均約10分と計算する
2.合計で約500~1500時間かかる
3.一日平均3時間だと、約170~500日必要
その他見れない日 or 停滞期があったりするハズだから、ペースによっては1年以上かかったりするかもしれません。
逆に慣れてくると早く回せるようになりますが、
これが本当にチャートを見て勉強するってこと
完璧に地盤を固めて進むのであれば、どうやっても最低数ヵ月~1年はチャートを見る段階で時間を要してしまうんですが、
言い換えれば、この期間こそ「チャートを見て相場観を養える絶好の機会」なんです。
以降では、そんな膨大に取り組まなければいけない、チャートの具体的な勉強方法についてご紹介をします。
FXでチャートを印刷して勉強する方法【徹底したアウトプット】

ここからは、スクリーンショットして印刷したチャートに対して、どのように線を引いたり、メモや感じた事を記入するかについて紹介。
ただ、絶対にこう引いたり書き込んだりといった決まりはなく、あくまで僕が今まで行ってきた経験論的なことを書くので、それをベースに取り組んでいただければ幸いです。
注意点
以降は、チャートにテクニカルを一切表示させず、チャートオンリーで取り組むことを前提としているので、その点だけご承知ください。
【概要】チャートへの基本的なラインの引き方
チャートを見るとき、視覚的に見やすく出来るメリットもありますが、
自分が「狭義・広義」のレンジをしっかり把握出来ているか
そこを知る上でもポイントとなります。
というのも、日頃からトレード結果に書いている「形・パターン」といったものは、
まずチャート上で、過半数の割合で形成されるレンジを認識できないと、それを発見又は意味を理解するのが非常に困難となるからです。
レンジをチャート上に見つけれるからこそ、縦(レート)の長さや横(時間)の長さを意識的に見るようになるし、そこに含まれる「大衆心理」も考えれるようになる。
すると「何でここで上下したりするのか?」など、必然的に思考を巡らすようになります。
そうやっていく内に、自分なりの形やパターンを見つけたりする事が出来る。
だから、ラインを引くことは単純そうで意外に奥深い。
ここからは、具体的にチャートにラインを引くやり方をご紹介します。
チャートへの具体的なラインの引き方
僕がラインを引くときの見方を書くと
(1)チャートの跳ね返り(黄色丸)とキリのいいレートに着目
(2)「00や50」を意識する
(3)跳ね返っている間を通して引く
このようになります。
基本的に、チャートの跳ね返りを重点的に見た上で、80とか60といったキリのいいレートを見ます(大衆は整った数字を好むから)
それと(2)で書いた節目のレートを見たりするんですが、(3)は少し分かりにくい気もするので、チャートで確認。
ユロ円とポン円チャート


②は(2)、③は(3)に該当するポイントと考えて下さい。
レンジ自体は「人間心理」によって作られたものだから、それを認識出来るか否かによって、形やパターン的な動きへの着目も変わります。
上記2枚のチャートは何も引かなければ見づらいですが、こうしてラインを引くだけで見るべきポイントが絞れる。
故に、無理してテクニカルを覚えたり、使ったりする必要は特にありません。
FXで印刷したチャートに線を引く際の注意点
引き方の注意点として
1.串刺しに引かない
2.ダイナミックに線を引くこと
この2点に関しては気を付けてください。
「1」はどういう事かというと、チャートが上下しているポイントのど真ん中に引いて、あたかも焼き鳥のようになってしまっては、何の意味もないって事。
レンジの真ん中に線を引いたところで、そこからどうなるかは全くとして分からないし、心理的に真ん中は「ニュートラル」なポイントだから、何も読み取れません。
また「2」はレンジがあるからといって、その部分だけチョロっと引くのではなく、
上記画像のように、端から端へ横断して引く方が、マーケットの全体像を理解しやすい。
これが初めに書いた「広義のレンジ」で、一定時間のレンジを「狭義のレンジ」と解釈します。
上記チャートを見れば分かりますが、両方のレンジで用いるラインの場所は非常に似てますし、大衆が如何に同じポイントで、同じ発想をしているのかよく分かる。
それらを両方意識する上でも、線は豪快に引きましょう。
もちろん慣れてきたら、無意味な場所にまで長く引く必要はありません。
以上がライン引きの解説になります。
初めは線を何本も引きまくったりで訳分からないハズですが、それで全然構いません。むしろ、引きまくってる内に無駄な箇所が分かってきて、少しづつ洗練された引き方になってくる。
よく分からないなりに引く
それがレンジを理解し、最終的に形やパターンを把握する事に繋がります。
チャートへの書き込みは、心で思った言葉をそのまま記述
チャートへの書き込み(メモ)については、
何でも構わないので「書けるだけ書く」ようにしましょう。
FXの専門用語を使って上手く書いたりとか、最もらしいことを書いたりとか、そんなややこしい事は必要ない。
・自分がチャートを見て思ったこと
・疑問に感じたこと
・何か気づいたこと
・傾向があるか不明etc…
どんな些細な内容でもいいので、チャートへ書き込むことが大切。
極端に言うと、チャートを見て「何も見えない・分からない」と思うんだったら、その通りに「何も見えない・分からない」と書いちゃってOK。上に伸びてるなら「上昇してる!」だけでもいい。
いやいや、そんなこと書かなくても分かるでしょ?意味ないでしょ?
上記のように、稚拙な記述に思うかもしれませんが、
FXでは書くという行動が、自分のインプットした内容を「唯一効果的に」アウトプットできる方法なんです。
アウトプットする習慣が付けば、自然と書けるようになる
まずチャートを見て、全く言葉が浮かばないって事は絶対あり得ません。
例えば海外ドラマを見たり、自分の好きな芸能人を見たり、趣味を楽しんだりといった状況で、
皆さんは、お坊さんのように「無の境地」に入っているでしょうか?
楽しい・面白い・もっと遊びたいとか、絶対に何らかの言葉を心の中で発しているはず。だけどFXだけは何も浮かばない、心が無になっている、これは普通に考えておかしい。
じゃあ、何でチャートを見て言葉や自分が分かる記号など、そういったのが書けないかというと、
単純に、為替レートが動くチャートへ「書く(アウトプットする)習慣」がないからです。
だから浮かばないのではなく、
心の中に色々浮かんではいるけど、それをいざ書こうと思ったらペンが動かない
という解釈が正しい。
でもそれをこなさないと、ただ毎日チャートに線を引いては、たま~に見ての繰り返しで終わるし、頭の中を整理する機会も得られません。
更に、チャートの何をどのように見たとか記録として残ってないため、毎回初めから考え直し、前回の内容を引きずり出さないとダメになる。
なので、上記のような勉強を続けないためにも、
アウトプットする習慣を早く身につけていくことが、正しい勉強方法につながるんです。
学校のテストや受験だったら、分からなくても部分点を取るために、とにかく空欄に書き込んだりしたでしょ?それをチャートにもしてほしいんです。
だから「分からない」とか「意味不明」って言葉を正直に書くだけでも、それがアウトプットしていく訓練になるし、チャートへ自分の進捗度の記録にもなる。
・浮かんだ言葉は何でも書く
・感想文のようでもいいから書く
これを常に念頭に置いて取り組めば、初めは書き込む内容が全くないと思ってたチャートに、少しずつアウトプット出来るようになります。
更にそれを再度インプットし直すことで、頭の中を整理していく事にもつながる。
つまり、チャートに書き込むことは
・自分の思考を文字で視覚化する
・その時の状況を記録として残せる
・更に噛み砕いてインプット出来る
・復習する際に「気づき」を生み出す
このように多くのメリットがあるため、チャートを見るだけでなく、手をもっと動かすことを意識してくださいね。
FXでチャートを見て勉強しない人は「99.9%」稼げない

ここまで伝えているにも関わらず、それでも多くの人がチャートを誰よりも真剣に見ません。大体は下記理由が多い。
・チャートを長時間見る時間がない
・しんどい、面倒くさい、疲れる
・見て稼げるようになるの?etc・・
とにかく、言う事がネガティブの固まり。
チャートを見たって何も分からんやん!を理由の主軸として、そっからは如何にしんどいのを回避して、FXを学ぶかを追求するサボり癖が出る。
これで稼げると思いますか?長期的かつ継続的に多額の利益を生み出すことが、この発想で出来る訳がない。
それでも、チャートを見るのを最低限にしたいって言うなら、僕なら「FXやめた方がいいよ?」って伝える。努力をしない人間が稼げる投資じゃないし、どうせカモられるに決まってるから。
僕がここまでチャートを見ろ!って言うのは、チャート上に「数多くのヒント」が隠されてるからです。
初めはただ動いてる線にしか見えないかもしれませんが、初めはそれでいいんです、初めは。
次第にチャートを見る習慣が付いてくると、明らかに普段見るチャートの中に見た事ある形や、いっつもこういった動きをするパターンを見つけたりと、
少しづつ細かい動きに着目するようになります。
そういった事を、チャート何年分も繰り返しては繰り返し見ていく。
すると、徐々に複数のパターンや形・傾向といったオリジナルを揃っていき、チャートの動きにも「ある程度の見立て」を持てたりしていく。
そして一定の段階でチャートを見るのを止めた際、
自分の手元にどれだけのカードが揃っているか?それは手法構築へ活かす事が出来るのか?
つまり自分が集めた材料を使って、優位性のある手法を創れる可能性(仮説)が浮上したのであれば、そこからが本格的な手法構築となる。
優位性のある手法構築の「根幹」を、この初期段階で行っているのですから、それがどれだけ重要かはご理解いただけると思います。
3年ぐらいは受験勉強のような努力をしよう
結局は、FXで優位性のある手法が構築出来なければ、利益なんて出せる訳がありません。
仮に何となくで利益が出たとしても、それは短期間の間だけでしょう。それだけ優位性のある手法とルールは、土台として大きな役割を果たしているんです。
適当に訳も分からずトレードすれば、それだけで将来的に退場となるのは目に見えてますから、どうしても防げなくてはいけない。
その為には、チャートを何年も辛抱強く見る事で、その解決策を見出す他はありません。
故にその解決方法を探ることのできる段階が、チャートをひたすら見る初期段階なんです。だからチャートを見ろと口酸っぱく言っているんです。
ここまで言っても「見ない!」と宣言するのであれば、もう知りません(笑)
ここからは個人の自由ですが、チャートを必死にとんでもない数を見てきた人だけが、相場で多額の利益を上げている事実を垣間見れば、何をすべきかは分かるハズです。
今回の記事が、少しでも多くの読者へ参考になれば幸いです。
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