おはこんにちばんは、レギオンです。
FX関連の本ってネット上でも多くありますが、買った事がない人からすれば、一体どれを買えばいいか迷ったりしませんか?
調べたら基本操作の書籍も出てくる中で、下記のように「美味しそうに見えるもの」が無数にある。
・主婦トレーダーが月に○○万稼ぐ方法を~
・常勝FXバイブル!ほにゃらら
・絶対勝てる!カリスマトレーダーが…etc
特に大型店舗のFX・投資コーナーへ行くと「似たりよったり」が並んでいますし、
FX初心者から見れば「この本を買ったら絶対に稼げそう!」と、思わず勘違いしそうな見出しがあったりする。
なので、一概にFXに関する書籍を選ぶのは難しい。
かといって、有名なFXトレーダーの本を買っても効果があるとは限らないので、とりあえず目の前にある書籍を購入して満足しがち。
そこで今回は、FXを本格的に始める際に選ぶべき書籍の内容について、詳しく書きます。
Youtube
FXの正しい勉強方法に関する動画を重点的にUPしています。
目次
FXの本で「おすすめ」できるのは外人トレーダーの書籍だけ

端的に言うと、
どの本を買うよりも「外人トレーダー」の書籍を買うこと!僕はこっちを100%オススメします。
ただ本に書かれている投資対象がFXではなく、時代的に株式・先物の場合が殆どで、かつ値段は2000円~5000円ぐらいしますが、それでも十分過ぎるぐらい読み応えがある。
内容は主に経験論や心理面の考察で、そのトレーダーが億を築くまでに培った知識や経験、栄光と挫折からの復活など。
特に、マーケットの大衆心理やメンタルに関する記述の秀逸さには、素晴らしいと言うしかありません。
こういった書籍には、テクニカル分析の詳細・手法的内容は全くありませんが、それよりも重要なことが凝縮して詰まっている。
だから外人トレーダーの書いた本は、今後トレードを学んでいく上で絶対におすすめしたい一品なんです。
日本人が書いた本は絶対に「おすすめ」できない!
反対に、日本で出版されたトレーダー本に関しては、とにかく意味がなかったと思わざるを得ない内容ばかりで、
お金をドブに捨てるとは、正にこの事だったと思う(当時は知識・経験もなかったので自分が悪い…)
当時はカリスマトレーダーとか、今となっては死語となった文言で、SNSやメディアに露出してたトレーダーが数多くいた。
彼らの登場している書籍を見たりして、「この人達みたいになれればいいなぁ~!」って浅い考えから購入しましたが、何の意味もなかった。
何で後悔してるかというと、本当に中身が薄っぺらで、読む価値が全くないから。
しかしこういった本は、書店の投資コーナーに行くと多数置いてあり、まるで宝の山があるような錯覚を起こしてしまうから、余計に難儀。
危なっかしい本の内訳としては、
1.入門書やメディアが抜粋した指南書レベルの本
2.有名トレーダー(日本人)が書いた書籍
大きく分けると上記2つに区分されます。
入門書・メディアが抜粋した指南書レベルの本
これに関してはそのままの意味で、FXの発注方法や基礎的な考え方や仕組みを載せた、言うなれば取扱説明書みたいなもの。
ハッキリ言えば、特別買うようなものじゃありません。
何故なら、書いてある内容は全て「どこかのサイトやFXブログ」で、当たり前に載っているものだからです。
確かにFXへ抵抗があったり、急に口座開設なんてムリ!とか、こういった不安や心配が先行する方々には取っ付きやすい書籍かもしれませんが、
どんな投資かを知るぐらいなら「パソコンの前でググる」方が、効率的かつ費用もかかりません。
また、そんな初歩的レベルの書籍に「ウルトラC」のテクニックが書いてる訳がないんで、買っても1週間後には本棚の隅っこに放置されているのが関の山。
それなら、気に入ったFXブログを見てブックマークする方が場所もとらないし、こっちの方が100倍は有益。
あえて1000円近くを払ってまで、入門書レベルの本を買う価値はないと「10000%」言い切れます。
有名FXトレーダー(日本人)が書いた本
こういった本こそ、読んでも何一つ身につくスキルはありませんし、買う意味がない究極の書籍。
ユミンコさんブログでいうなら、
「トイレットペーパー以下のク○本」にあたる物です。
世の中には時流によって稼いだり、メディアへの露出で稼いでるカリスマトレーダーが多くいますが、その中の一部分が書いたような書籍が下記で、読んでしまった「黒歴史的な書籍」の一部でもある。
・FXで月100万円儲ける私の方法 By 鳥居○友美
・1日1時間で1万円稼ぐFX投資入門 By ma○hime
・トレーダーsa○hが教える FX 7つの成功☆レッスンetc…
検索すれば、一瞬でヒットするような書籍ばかり。
これらの本が、僕に何らかの恩恵をもたらしたかといえば、何も得ることは出来ませんでした。あまりに要らない為、友人へ渡ったりと行方不明。
確かに世間で「認知度が高いFXトレーダー」として、お金をしこたま稼いだのかもしれませんが、基本的に書いてある内容は「取扱説明書」と何ら変わりません。
まさかの「FXとは何か?」から始まる衝撃的なクオリティは去ることながら、基礎の基礎みたいなルール説明や損切り・利食いの仕方など。
まるでページ稼ぎか!と思わず文句を言いたくなる程、書かれているプロセスはどの本も共通して同じです。
もしそれをブログ記事でアップしたら、多分誰も見ないと思う。
逆に「これを読んだら、皆がFXで失敗しないだろう!」って、出版まで踏み切れた事に驚き。それぐらい内容としては酷い(重版される意味すら分からないレベル)
そして、値段はそれぞれ1000円いくか否かだったと記憶してますが、
仮に上記3つの書籍に値段をつけるとしたら、3冊セットで50円だったら買うレベル。
繰り返しになりますが、前半なんて本当にページ稼ぎの用語集みたいなもので、飛ばしても何の問題にもなりませんから。
それだけ、有名トレーダーが書いた書籍は薄っぺらいし、ましてや読むなんて10000%時間の無駄です。
読者に何かを与えたいという気配すらも、読んでて感じないのが不思議。
要するに「印税目的」で書いたレベルなので、中身を期待しては一切ダメだということ
故に時流に乗っただけのトレーダーや、メディアで顔出ししているタレント的なトレーダーの書籍は、絶対に買わない事をオススメします。
【補足】本に載ってる手法は「そのまま」使えません!
FXの本に手法を掲載しているのは、大体がメディアで有名なトレーダーだったり、巷で商材を売っているような人が多いですが、
よ~く考えてみましょう。
そんな全国に何万部と出版された本に、必勝法のような手法が書かれていると、本気で思いますか?
もし本当に、すべての相場で適用可能な手法が載っているなら、恐ろしい数の「稼ぐトレーダー」が生まれているはずです。
でも実際はそんなことなく、本に書かれている手法は全く機能せず、ユミンコさんが言う「トイレットペーパー以下のう○こ本」に成り下がってるのが現状。
つまり、時期的に上手くいった手法が殆どなんです。
仮に使えそうな手法が本に載ってたとしても、それらは「時流」にうまく噛み合って稼げたようなものばっかり。
・サブプライムローン前の円安が続く相場で、損切りなしでポジションを持つ内容がバカ売れ(本人はリーマンショックで資金を吹っ飛ばした)
・サブプライムローン問題の終焉期に発売された本で、ブレイクアウトの数値や条件を「マニュアル化」した本がベストセラー(今の相場では厳しい)
明らかに「その時は上手くいったんだろうね」と思える内容が多く、すべての相場で共通して使える考え方などは皆無。
だから「カリスマっぽいトレーダー」が出した本は、安易に買っても使えないケースが多いんです。
FXで使えるとしても、参考程度のレベル
もしそれらの本に、何か使えるメリットがあるとすれば、
せいぜい「手法の一部」を参考にし、自分の考え・手法へ取り入れる事ぐらい。
例えば、ダブルボトム・トップ(2点跳ね返り)を詳細に書いてる本の場合、それらを全部鵜呑みにして覚えるのではなく、
その場でこういった形が出た時は、周囲もよく注視したほうがいいのかな?
上記のように、今後チャートを見る際のポイントにするとか。
また、移動平均線やボリンジャーバンド等をおすすめする本だったら、時間ができたときに軽く内容を把握してみようかな?といった風に、サラっと利用するレベルで使うべき。
何故なら、どっぷり本に浸かってしまうと「樹海に入る」のは目に見えてるから
役立ちそうな情報だけを抽出して、使えそうだったら使う。これぐらいで充分かと思います。
このように、日本人の書いた書籍や「行き当たりばったり」が多く、長期的に役立つノウハウ・スキルを提供するようなものじゃありません。
それに対し、外国人の書いた本は相場の根本的な考え方・メンタルのあり方等をベースに書いているため、いつの時代でも普遍的なものばっかり。
以降では、外人トレーダーの書かれた書籍の中で、僕なりの「ベスト3」をご紹介します。
FXの本で絶対に「おすすめ」したいベスト3選【全て外国】

僕自身も、多くの外人書籍・ユミンコさんがおすすめする本を読んだりしてきましたが、
僕が経験的に「絶対買っても損しない!」と、自信を持って伝えれる「おすすめ」の書籍をラインナップします。
デイトレード:マーケットで勝ち続けるための発想術

相場で勝ち抜くために必要な知識はもちろん、「大衆心理」についても分かりやすい言葉で書かれている。
また、1テーマにつき2ページで集約して説明するなど、読みやすさにも工夫がされています。
また、通常はこういった外国の書籍って難しい用語・単語のオンパレードで、初心者が読むと意味不明となりやすいんですが、
デイトレードに関しては「FXビギナーでも噛み砕ける」ような、理解しやすい日本語訳で記述されています。
「外国の書籍って分厚い物ばかりで読むのが億劫になる・・・」
「どうせ読んでも専門用語ばかりで、俺になんか理解できっこない・・・」
こういった方だったり、初めて外国人トレーダーの本を読む人にとっても適した本となってますので、是非チャレンジしてほしい一品。
世紀の相場師 ジェシー・リバモア

株式の空売りで大成功した人ですが、書かれている内容は投資全般に応用可能。
何度も破産をしては復活してを繰り返す人間の言葉は、非常に重みがあって大切な言葉ばかり。
ただ人生でメチャクチャ稼いだにも関わらず、最後はピストル自殺してしまった人なので、トレーダーとしては複雑な心境になりますが、
特に前半は当時の株式市場を知る上でも面白いですし、
全ての時代に共通するような考え
上記を提供してくれる書籍となっています。
ゾーン 相場心理学入門

初心者が読むには言葉の解釈が非常に難しい仕様で、
おそらく、翻訳担当がトレードに興味がない「下手クソ」としか言い様がないぐらい(笑)
理解するにはかなりの時間が必要ですが、メンタル・心理学観点からの内容はかなり掘り下げており、
読めば読むほど、チャートを見続ければ見続ける程、ジワジワと味が出てくるスルメ本。
何週間か空けては見てを繰り返している内に、知らず知らず理解できてる感覚で読んでもらえればOKかなと、個人的には思います。
【おすすめ】外人書籍&ユミンコさんブログを読むのが激アツ
個人的には、外人トレーダーの書籍と併行してユミンコさんのブログを読み、マーケットや大衆心理とは何ぞや?についての理解を深めるのが最速だと思う。
彼女のブログ内でも他の外人トレーダー書籍を多く紹介してますし、内容についてもメチャクチャ詳しい。
また、その紹介記事に書かれている文字数が半端ないんで、読み応えとしてもバッチリ!(現在は更新が2015年よりストップしています)
僕自身は、ユミンコさんのブログをコピペして、常に持ち歩いてました(アナログ式)
印刷した枚数は1000ページを越えちゃいましたが、それだけ最強のFXブログといっても間違いありません。
一度でも読んでいただければ、その凄さを実感してもらえるハズです。
絶対にオススメのFXブログ
私の別ブログでユミンコさんについて詳しく書いていますので、もし先にどういう人物かを知りたい場合は下記を読んでいただければ幸いです。
FXの本は「おすすめ」を中心に購入して吟味しよう

以上が、読む上で最適だと感じる本のご紹介となります。
FXが解禁され「いざなぎ景気 ⇒ サブプライムローン・リーマンショック ⇒ ボチボチの相場」と約20年経ち、小手先の手法やテクニックばかりが乱立したりする中、
「月100万・月利20%」といった、聞こえのいい謳い文句を述べた本が数多く出版されてます。
でもその中で、本当に購入して価値のある本は殆どありません。10冊ある中で1冊でもあれば十分なぐらい。
しかしそういった状況の中で、読者様には上記で紹介したような「本物の書籍」を繰り返し見て、FXへ大いに役立ててほしいと思います。
今回の記事が、少しでも多くの読者へ参考になれば幸いです。
FX独学ガイドブック
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