おはこんにちばんは、レギオンです。
チャートの見方に関しては、僕が姑のように口酸っぱく言ってると思いますが、人によってチャートを見る方法や視点は違うし、考え方も違うのは当然。
ですが、テクニカルの表示を一切なしで見るべきポイントは、ある程度決まってきます。
チャートを見ること自体は、コツと根気があれば続けれるし、ほぼ確実にトレードスキルも向上する。
しかし、トレーダーとして稼いでいくのは並大抵の事じゃなく、勉強している最中に挫折したり、続けていくのが嫌になったりと、
自らに「混沌と絶望」をもたらす可能性の方が、圧倒的に高くなります。
それだけ途中で、多くの壁やスランプ・挫折・後悔などが待っている。
チャートを見る作業プロセスで、本当に心から楽しいと思える事なんて何もないし、むしろ出口の見えないトンネルを歩くものだから、とにかく辛い。
それを、ドブネズミのように日が当たらない場所で黙々と継続し、力を着実に蓄えていけた人が、数年後に外の世界でお金を掴んでいく。
今回の記事は、
・チャートを見ていくコツ
・それをこなしていく辛い現実
上記を出来るだけ明確にした上で、チャートを見る際の指針・継続していく覚悟について、ご理解が深まれば幸いです。
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FXの正しい勉強方法に関する動画を重点的にUPしています。
目次
FXでチャートを見る勉強はすごく重要【長いスパンで取り組む】

FXで毎月・毎年を安定した収益で終えたいのであれば、
チャートをひたすら見て学ぶことが、FXでお金を稼ぐための「最短経路」となります。
しかし、ただ単にチャートをパラパラめくって見るという意味じゃありません。
この作業は、自分なりの「相場に対する優位性」を探すために行っている発掘作業であって、単純に視界に入れて慣れる作業ではないんです。
そこに思考が絡んでこなければ、単純にマンガを読んでるレベルと変わりません。
「何かないか」と考え、チャートを見たりペンで書き込んだりする結果、閃き・気付きといった経緯から色々なモノを得る事が出来る。
だから、チャートを見て勉強するのは「10000%」重要。
しかし初めのプロセスで得た「形やパターン」は、初段階だと何も確立されたものじゃないし、それが相場で本当に使えるかの確証すらありません。
何故なら、チャートを見た数が相対的に足りないからです。
仮に1ヶ月分のチャートを見て、気になる傾向・チャートパターンに気づいたとする。
これは自分にとって大きな発見ですが、あくまでも「1ヶ月間で見たチャート上の発見」であって、それが今後も使えると決まったわけではないって事。
マーケットの短期的な「気まぐれの形」かもしれないし、彗星の落下によって生じたクレーターのように、単なる偶発的な産物かもしれない。
たった1ヶ月分だけチャートを見て断定するのは短絡的だし、ビジネスの世界だったら誰も信用しないでしょう。
故にチャートを短期間で判断するのでなく、長期的なスパンを持って「確信」へと近づける必要がある。
1ヶ月分ではなく、1年2年と伸ばしてチェックする事によって、初めて「見つけたパターン」が相場で通用する可能性が高いと「優位性の仮説」が成り立つのです。
チャートを「必死に見る」勉強だけに力を注ぐこと
僕たちは生活習慣において、また義務教育の過程から終わりに至るまで、チャートに目をつけたことがありません。せいぜい折れ線グラフ位でしょうが、それは全くFXとは無関係のもの。
つまり、読者がFXを勉強する前は、チャートとまともな面識がなかったと言えます。
しかし、それは誰もが当たり前なので、スタート地点は同じと言えるでしょう。という事は、そこからどれだけチャートを見るかによって、大きな差がついてくる。
チャートを見ろといっても、訳が分からないと感じるでしょうけど、
この中にトレードする上で必要なものは、ほとんど詰まっていると断言できます。
基本的にチャートの動きは、人間の心理によって伸びたりレンジになったりの繰り返し。
それが、どのような状況でどうなるのか?
そこを煮詰めていけば、チャートが必然的にどちらの方向へ向かっていく可能性が高いか、そういったことが少しずつ見えてくるようになる。
テクニカル分析を覚えたり、新聞を見たり経済ニュースを見たり等、それらは単なる遠回りでしかなく、
チャートを見る勉強にショートカットはありません。
10枚や20枚と積み重ねていき、最終的に1000枚や2000枚と膨大なチャートを見ることにより、相場観を脳内で養っていく。
つまり、最短ルートでトレードスキルを上げる場合、大衆心理が詰まっているチャートを、出来る限りの時間を使って見ることが肝要です。
ここで挫折する人が後を絶たたないため、勉強する上で覚悟を決めて臨みましょう。
チャートを嫌でも努力して取り組めば、何かが見えてくる
とりあえずチャートを少し見て手法を作り、リアルで何か違うと思ったら戻ればいいじゃん♪って、安易に考えるトレーダーがいるかもしれませんが、
それってただの二度手間ですよね?
ましてや、その発想で進んだトレーダーが「2回目はキッチリとチャート勉強して進む!」なんて保証はどこにもありませんし、むしろ同じ事を繰り返す確率の方が高い。
そうなってしまえば、樹海の中をグルグル回る「負け組トレーダーの仲間入り」しか、道はありません。
チャートを泥水すすってでも見ないトレーダーが、今もバリバリ稼いで生き残ってる情報なんて知りませんし、そんなに相場は甘くない。
少しは逆に考えて下さい。
ここまでチャートを嫌でも見てたら、何か見えると思いませんか?
見えたものを勉強して蓄積することで、単純に上下してるだけと思ったチャートが、少しづつクリアな状態となって目に映るようになる。
「この形はどっかで見た事あるな~」
「こういうパターンってよく上昇するな~」etc
あくまでも、チャートは地球上の人間心理が視覚化されたもので、別に異世界や宇宙人の心理まで入っている訳じゃありません。
同じ人類が考える事なんだから、それなりの思考パターンが存在するハズ。
下記からは、そんなチャートを具体的に見ていていく際のコツを、ご紹介していきます。
FXでチャートを見る力を養うコツ【淡々とルーティンの勉強】

チャートを見るコツの具体例
・左から右に丁寧に見ていく
・同じような形・パターン等を抜き出す
・縦軸と横軸を意識する
・定規とペンを使う
上記4項目の前提となるのが、チャートをプリントアウトしていく点。僕は修行僧時代に、ダンボールが埋まるぐらいチャートを見ましたが(実際に1箱は埋まった)、
パソコンを眺め、チャートを猛勉強したことがありません。
全てプリントアウトしました。プリンターにとっては非常に迷惑だったと思うけど、とにかく全部印刷してまとめてた。
何で印刷する必要があるとかといえば、人間はそうやって覚えたり学ぶからです。
受験勉強・資格試験・仕事でもそうですが、パソコンを見てひたすら学ぶ人はいないでしょ?絶対に自分でメモとったり書いたりして、必死に覚えるでしょ?
FXも同じで、目の前のチャートに打ち込める環境を作ってあげれば、書き込んだり線を引いたりしている内に「五感」が敏感になって何かに気づいていく。
だから定規やペンも絶対に必要。色々な感覚を用いることで気づきが生まれ、形やパターンを認識していく。
気付き・閃きがいつ起きるかは分かりません。
でも僕はチャートへひたすら書き込んだり、線を何万回も引いたりして、自分なりの形やパターン・前兆を見つけた。
どちらにしても、自分でチャートと大量に向き合っていく姿勢が大切となります。
チャートを見る時に「縦軸と横軸」を意識する意味

箇条書きした項目に戻ると、ここでまだ意味不明かつ説明不足なのは、
縦軸と横軸を意識する
これだと思う。まず僕の言う縦軸と横軸に関して説明すると、
縦軸 ⇒ レート
横軸 ⇒ 時間
これぐらい分かるって思うかもしれませんが、殆どの人が縦軸は意識できていると思う。
例えば、「00」や「50」といったキリのいい数字だったり、チャートがやたら跳ね返っているポイントなど、これは「うんうん!」と頷づいていただけるハズ。
では、横軸の時間はどうでしょうか?
これは、東京・欧州・NYなどの時間帯を意識して考えてる方が多いと思いますが、僕がここで言いたいのは、
チャートの形やパターン等の大きさ(縦軸)と、それが続く時間(横軸)を併せて意識できているか?
ここに着目してほしいという事なんです。例えば、僕がよく話すV字・逆V字を例にとってみると↓
上記画像に①~③のパターンを書きましたが、明らかに形と大きさが違うのが分かります。
①は綺麗な逆V字の前兆段階だけど、②と③は少し歪な形に見える。でも大枠だと、逆V字に見えなくもない。
これらは僕だと全くの別物に見えますが、始めてチャートを見る人からすると、全て同じに見えたりしませんか?
上記形について知らなければ無理もありませんが、
僕の中で使える逆V字は①です。②は何とも言えませんし、③はノイズに該当する動き方です。
何で逆V字を明確に判断できるかというと、
自分の中で「V字・逆V字」の定義・要件が出来上がっているからです。
定義としては、
レンジ内をブレイクアウトで抜けた際、再度同じレートへ戻る騙しのような動き
要件としては、
1.レンジの幅が大きくない
2.抜けた際のpipsが10~20pips程度。
3.比較的短時間で戻ってくる
4.V字・逆V字形成後すぐに勢いよく反転する
5.チャートの上昇・下落の勢いが弱くなるタイミングで生じやすいetc…
パパッと書きましたが、このような判断基準が自分の中にあるから。
また上記要件に沿って考えると、
②の場合は逆V字の戻りが時間的に遅い。
③の場合は逆V字が大きすぎる。
こういった形は縦軸のみで考える事は不可能で、横軸の時間帯を絡めなければ見分けがつかず、逆に見ないと意味がありません。
ここまでV字・逆V字を交えて話しましたが、
チャートの傾向・示唆などを自分で見つけようと思ったら、このように「上下左右の大きさ」に気を配らないとダメなんです。
そうしている内に、自分なりに見つけたパターンっぽいのが形成され、その条件なども次第に整ってくる。
先ほどのV字なんて比較的多い形ですから、綺麗なパターンとダメなパターンをファイリングすれば、見分けは一気につくようになります。
後はこれを納得するまでループさせるだけ
これによって、自分だけが持てる武器が徐々に増えていき、結果的にチャートの方向性を見極める力がつくし、損切り・利食いの仕方も綺麗になっていきます。
【補足】チャートを効率よく「濃密」に見る勉強のコツも抑える
ここでは補足として、チャートをより効率的にかつ濃密に見ていく際のポイントをご紹介。基本的にすることはルーティンワークと変わりませんが、確実に力のつく勉強法。
なので、チャートを見ていく過程で「自分なりの勉強方法」をカスタマイズしてほしいと思います。
(1)チャートを紙に印刷して見ながら書き込む
これは、ブログ内の所々で何回も書いてると思いますが、
チャートをパソコン上でなく「紙」を通してみることで、五感をフル活用して見ることに重きを置いています。
もちろんチャートに線をひいたり、自分なりに思いついたこと等を書き込んでも構いません。
受験生と同じような環境に身を置くことで、チャートを直接的に見ることが出来るようになるからです。
アナログ式の勉強法ではありますが、大学受験をパソコン上で勉強してきた人は殆どいません。
そのことから考えても、チャートを紙に印刷して見るのは「非常に効果的な方法」だと言えます。
(2)スキマ時間も積極的に利用する
チャートをたくさん見るのは、何も机の前に向かっている時間だけには限りません。
・電車の待ち時間
・車内での移動時間
・仕事の休憩時間etc…
探せばいくらでも、数分の隙間時間は転がっているもの。このような時間は1日単位だと大した量になりませんが、仮に1日のスキマ時間で3枚見れればどうでしょうか?
年間ベースで考えれば、約1000枚となる。
塵も積もれば山となるとは言いますが、常にチャートを見て考えることで脳内へ情報を送り、トレードスキル向上につながる「きっかけ・閃き」を生み出す土壌を作っていくんです。
(3)何回も同じチャートを復習する
チャートは、1回見れば終わりじゃありません。
何回も繰り返して見ることで、その時に見える「新しい発見・気づき」があったりします。
チャートは油絵と同じで、見れば見るほど味が出てくる不思議なもの。1ヵ月前にチャートを見たのであれば、今改めてそのチャートを見ると、また違った角度から見えてきたりする。
それを繰り返すことで、チャートに自分なりの形や動きのパターンが見えてきたりします。
なので、チャートの復習は定期的に必ず行いましょう。
FXのチャートを見る勉強中は「精神的」に追い込まれる

独学であろうが師匠がいようが、
一番勉強しててキツいのは、メンタルを大きくすり減らす毎日を送ることです。
・朝から晩までチャートをエンドレスで見る
・形やパターンをその都度ファイリング
・ある程度したらまとめる
・書籍やブログを読んで学習etc…
初期段階はこれを延々とループさせるから、苦痛と思わない人の方が少ないと思う。
独学で勉強してる人にとっては更に酷で、勉強方法を手探りで探しつつ進む光景は、まるで巨大な迷路を延々と進むのと同じようなもの。
これは、FXが普段の勉強とは「一味二味」も違う点が挙げられます。
チャートを見ても、世間一般の「解答」が存在しない
高校・大学受験や資格試験などの問題には答えがあるし、自分がどれだけ点数が取れるかの分析もできるので、それを基に自分を客観的に評価することができる。
しかしFXは「○○をする=稼げる」という図式がない上に、何をどうすれば身につくというガイドラインすらありません。
あったとしても、それが本当に正しいものか否かに関して、自分の目で確かめることは非常に困難を極める。
何が言いたいのかというと、
FXの勉強の進捗度が全く分からず、むしろ合っているかどうかすら不透明になるため、勉強によるストレスが異常に溜まっていくって事。
常に疑心暗鬼の状態で勉強を行うのは、本当に辛い。
他人の勉強方法を客観的に見て直すならともかく、真っ直ぐ進んでいるか否かも分からない自分の勉強を、逐一修正・改善するのは非常に難しい。
すると、必然的に苛立ち・心配といったマイナス要素が表れ、FXを学ぶことに対し嫌悪感すら抱かせる事態を引き起こす。
こうなると、チャートを途中で見なくなったりと倦怠期が訪れたり、勉強に行き詰まるスランプや壁といった時期が到来する。
この状況を耐える事ができれば、トレーダーとして大きな成長を遂げることが出来ます。
でも殆どの方は、「心が折れる」最も近い状態へなってしまい、結果的に退場・もしくはダラダラと同じ場所(樹海)を彷徨う事になる。
それだけ自分の立ち位置がよく分からない状況の中で、継続して長期間の勉強を行うのは、非常に厳しいものなんです。
そのような答えが存在しないFXの世界で「自分だけの答え」を見つける作業が、どれだけ困難を極めるかは嫌でも理解できるかと思う。
心にかかってくるプレッシャーは計り知れません。
それを耐えてでも、FXで成功したい強い決心がないと、誰でも樹海行きや退場の可能性は大いにあるんです。
チャートを見る事に徹しても「力」が付くか分からない
多くのトレーダーが一番懸念してる事ではないでしょうか?
先ほど書いたとおり、FXには「勝つための方程式」がないので、必然的に自分なりの解答を作っていくしかありません。
そして、それらの成果は全て「トレード上の数字」で表現されます。
マイナスが続いたとしても、それは誰の責任でもなく、全部自分自身の犯した責任。
海外ディーラーのように、損失を出したとしても給与がもらえる訳もなく、会社が損を負担してくれる保障もない。
要するに、トレーダーは個人事業主と何ら立ち位置が変わりません。
専業であろうがなかろうが、FXを自分でする事は全てのリスクを受け持つのですから、被雇用者であるサラリーマンとは訳が違います。
故に、成果がでなければ話にならないんです。
しかし、FXで稼ぎたい明確なビジョンがあったとしても、その通りに事が運ぶトレーダーは「1割」を大きく切る割合だと思う。
殆どのトレーダーは、会社だったら業績が「赤字」を通年計上する事になる。それだけ、FXで稼ぎ続けるのは非常に難しいんです。
すると、将来の稼ぎに関する見通しは不透明と言わざるを得ません。
どれだけ勉強したとしても、唯一成果が明確に視覚化されるのは、トレードで利益が継続的に計上できるようになった時だけ。
そして、成果の見通しが立たない事は、いつになったら稼げるのかすら分からないのと同じ。
すると、思考回路は徐々に弱気な方向へ流れていき、本当に時間をかけて勉強する価値があるのか?と疑念を抱かせるようになり、最終的に退場の選択肢が脳裏へ浮上する運びとなります。
FXでチャートを見る力を養う際は、絶対に逃げない【まとめ】

以上が、チャートを見る勉強に取り組んでいく方へ伝えたい内容となります。
仮にFXを100人が同時に始めたら、感覚的には80人が即ギブアップし、15人が何とか自分なりに頑張ったけど途中で挫折。
そして残り5人が勉強を行い、その中から1人稼ぐトレーダーが出るか否かってぐらい、FXは厳しい世界なんだと僕は思ってます。
僕自身も、FXでプラス収支となるまでに多くの時間を投資したし、無駄だと思えることも多数こなしてきました。本当に稼げるようになるのかと、自分を疑う事も何万回とした。
ですが、何としてもトレードで稼いで自由に生きたいって執念は、全く無くならなかった。
どれだけ心が折れかけても絶対に逃げず、常に自らの過ちを懺悔するかのごとく、精査しては修正をかけた。
どれだけ自分をバージョンアップしたか分かりませんが、目の前の自分から目を逸らさずやってきたからこそ、トレードスキルが着実に身についたと思っています。
もし稼げてないのであれば、その現実を誰よりも真摯に受け止めた上で、今何をすべきかを必死に考える事
他人に教えを請う為に、頭を深く下げる事なんて恥でも何でもない。
トレーダーの勉強を1年以上泥臭くするにしても、将来勝てるようになるのなら、資格試験より十分見込みのある非公式の資格だと思いませんか?
する or しないは問題じゃありません、生き残りゲームで凌ぐ為には「やる」しかない。
それぐらいの気構えがFXには必要です。
チャートを真剣に見て「力」をつけないと利益は訪れない
ユミンコさんもブログで仰ってますが、
手法や考え方に絶対はないが、心理には絶対が存在する
つまり、人間が喜んだり恐怖したりするポイントは、殆どの人間にとっては共通するから、そこを上手く利用しなさい!大衆心理を利用しなさい!って事を、彼女は強く言いたいのだと思う。
しかし、それをチャートから抜き出すのは並大抵の努力では不可能。だから、膨大なチャートを見て力をつけるんです。
チャートを見る事から逃げることは、絶対出来ません。
デモトレードで首を傾けている時間があれば、過去チャートを勉強して何か材料と探す。メンタルがどうのと悩んでいる暇があるなら、トレードを止めてチャートを部屋で眺める。
それぐらいの決断は下しましょう。
そこを潜ってきたトレーダーだけが生き残っている事実を見れば、僕の言いたい事も納得いただけるかと思う。
急がば回れの人よりも、更に外周を回るような努力をこなせば、時が己の力(トレードスキル)を形成してくれる。
その時まで、着実に努力をこなして待つんです。
チャートを見続けるのが辛気臭くても、自然に実力がつく
ここまで読まれた方は、紹介した方法に全く捻りがなく、あまりに単純な仕方に思えたかもしれませんが、
FXの勉強は、シンプルに行う方が絶対に力が伸びます。
変にいろいろな知識を身に付けたからといって、それは現代社会における優等生でしかありません。
結局は、実践でいかにチャートの動きに対応していけるかが全てであり、そこに活路を見出す方法こそが、チャートを見ていくことなんです。
もちろん、チャートの勉強を1ヵ月・2ヶ月しても、大きな変化はまずないと思う。
なぜなら、その程度でチャートが隅々まで理解できれば、誰もここまで苦労しないからです。
だからこそ、チャートを1枚1枚じっくりと見ていく勉強の仕方が必要なんですが、ある時、ふと無意識にチャートが細かく見れる事があったりする。
それは言い換えると、読者のトレードスキルが大きく上がったと「脳からの報告」でもある。
つまり、トレードスキルは無意識のうちに向上します。
ある意味、それを待ちつつチャートを見ていくのが、我々の勉強プロセスとも言えるでしょう。
そして、チャートを必死になって見た数は
間違いなく、多ければ多いほどトレーダーの成長を促進します。
もちろんダラダラ見たり、チャート1枚を30秒で終わらす薄っぺらい見方ではダメですが、真剣に多くの枚数を見てきたのであれば、必ず大きな力となっているハズ。
地道こそが、トレーダーとして将来的に昇華していくために必要なことであり、かつ実力を着実に伸ばしていく重要な手段となります。
【原動力に】FXチャートを見ながらも、夢や目標を持って勉強しよう
FXは自分の人生を変える可能性を持っている投資です。
読者の方は、そのような気持ちでFXに興味を持ち又は始めた方が多いと思う。
それなら、将来的なビジョンを思い描いてる自分が必ず脳内にいるハズです。それを文字やイラストにしたりして具現化しましょう。
心の中に置いているだけでは、自分の都合で如何様にも上書き保存してしまいますが、
現実の世界に書き残したとなれば、それは現状におけるあなたの望みであって、容易に破り捨てることは出来ません。
何故かというと、それは自分の理想が叶わないと自分で否定する事になるから。
そのような弱腰で、FXに関心を持った訳ではないハズ。だから高層マンションに住みたい!とか高級車を乗り回したいとか、海外旅行行きたい!など、何でも構いません。
ネットでタワーマンションを見つけ、プリントアウトして壁に貼ったりするもよし、高級車の試乗へ行って写真撮ったりするもよし。
とにかく、実際に叶えたい夢・目標をまとめ、それを身近に置いておきましょう。
本当に成したい気持ちがあれば、恥ずかしいと思う事はありません。好きなだけリストアップして下さい。
それが今後あなたに壁が何十回ときた際、乗り越えるだけの力・モチベーションを与えてくれます。その時の意気込み・野心を、トレーダーとして成功しても絶対に忘れてはいけません。
そして読者が、僕のように3年半以上という大きな回り道をしないよう、心から願っております。
今回の記事が、少しでも読者の役に立てれば幸いです。
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