【チャートの動きが複雑過ぎ】2018年11月のFXトレード報告と総括

おはこんにちばんは、レギオンです。

 

今月のトレードはユロ円とポン円があまりの喜怒哀楽に、方向性すら全く分からず手がつけれませんでした。

 

じゃあ残るはドル円だけとなりますが、彼は欧州とは違って全く微動だにしない、まるでイースターやクリスマスの時を思わせる牛歩的な動きを見せてくれました。

 

つまり獲れる気がしないチャートだったって事ですが、こういう時期があるのもFXの醍醐味ですね(笑)

 

第1週の報告

 

2018.11.01(木)

ドル円

07:08 112.966 50万通貨 成行売り (LCは113,203)

11/2(木)

13:48 113.003 50万通貨 損切り -3.7pips マイナス18,500円

途中まで綺麗にショートで伸びていたけど、ユロ円とポン円が伸びているのを見て騙されたとバレてしまい、翌日に「おらを騙したなぁ~!!」と急上昇。

そのまま巻き込まれて損切りになった複雑な気持ちのポジションでした(笑)

 

エントリー詳細画像

 

 

エントリー根拠

①全体的に上昇基調で伸びている

②113.30を基準に3点跳ね返り(青○)から112.80まで急激に下落している(前兆なしのダイレクト下落)

③113.10まで反発しているが、そこから2回天井へ当たって(緑○2つ)再び113円を抜けて下落している。この時点で3点フェイクの可能性は殆ど消え、また113.10を越える可能性も非常に低くなったのが見てとれる。

④113.00で朝イチ戻しで止まっているが、綺麗に伸びる場合は節目レートの「00・50」には従順に跳ね返る事が多いので113.00~10のゾーンへ戻る可能性が低い。故に113円下で成行ショートしています。

 

ユロ円

10:23 127.950 60万通貨 売り (LCは128,155)

16:15 128.155 60万通貨 損切り -20.5pips マイナス123,000円

3点跳ね返りからの下落を拾おうと思ったら逆に3点が発生してロングに巻き込まれて死亡。

最近の相場では「かなりあるある」で何とも思わなくなったという(笑)

 

エントリー詳細画像

 

 

エントリー根拠

①全体的にチャートは上昇している

②128.600付近において3点跳ね返りが確認できる(反転示唆)

③そこから128.20まで下落して再度小さい3点跳ね返り出現(反転示唆)

④ダブルで出現後に12円を一気に下落している(下落濃厚)

⑤127.60まで下落してから1回目の戻しが形成されているが、成行で入るには場所が下過ぎてリスクが高い

⑥故に128円下ぐらいで拾えればいいなの感覚で指値しています。

 

2018.11.02(金)

ユロ円

07:19 128.396 50万通貨 成行買い (LCは128,150)

19:26 129.106 50万通貨 事前決済 +71.0pips +355,000円

雇用統計があるため事前決済。

朝イチの下落が強かったので少し眺めていましたが、どう考えてもロングで入らない理由がなかったので成行。

それがたまたまピンポイントで入れ、かつトランプと周さん和解の偶発的な上昇で伸びたラッキートレード。

 

エントリー詳細画像

 

 

エントリ-根拠

①全体的に左から下落の流れ

②V字からの→前兆→濃厚

③128.40上から下落が続いており7時過ぎまで眺めていましたが、ロング成行で入る根拠が揃っている状況だったので、下落で128.40を割っていても成行ロングしています。

 

ポジション詳細画像

 

 

第2週の報告

 

2018.11.05(月)

ノートレ

 

2018.11.06(火)

ドル円

08:44 113.250 60万通貨 売り (LCは113,453)

19:24 113.143 60万通貨 事前決済 +10.7pips +64,200円

トランプ選挙があるので事前決済。

途中113.447まで達して死にかけたが奇跡の生還をしたアンビリバボーなポジション。スプレッドを上乗せして発注するのを舐めてはいけない。

 

エントリー詳細画像

 

 

エントリー根拠

①流れはショートで降りている

②更に落ちると思っていたらV字(反転示唆)

③大きいけど前兆

④ノイズ(今後のチャートの動きに影響しない)

⑤濃厚(反転可能性が高い)

⑥前日から「V→前兆→濃厚」で買いの流れとなり113.30を平気で抜けてくるかと思っていたら欧州・NYでも大きく抜けずに3点をつけています。また、V字からの買いであるならここまで長い期間をレンジ滞在するのはおかしい。

更に113.10へ一度突き刺さってからは黄色曲線のようにお山の形を形成していますし、レンジ内であっても「違和感」が拭えませんでした。故に以降はショートで落ちる可能性が高いと判断して発注しました。

 

2018.11.07(水)

ノートレ

 

2018.11.08(木)

ノートレ

 

2018.11.09(金)

ノートレ

 

今週のトレードに対する自分の感想やその他

 

トレード的には久しぶりに綺麗な上げを獲れてプラススタートになりました。先月はマイナスの流れこそ回避したものの、噛み合いのなさを感じた11月。あっち行っては戻ってを繰り返すチャートに翻弄され、更には1pips未満のアンラッキーを経験したから尚更(笑)

 

トレンド的にはようやく氷河期が終わって大きなゆったりとした流れに変わってきているように思えるから、そろそろ順張りの本領発揮といきたいところ。

 

大きく獲れる時は一撃狙いで徹底的に伸ばす

 

この姿勢を崩さずに取り組んでいきたいと思います。

 

2018年11月12日(月)

 

 

ユロ円

12:42 129.150 60万通貨 売り (LCは129,355)

11/13(火)

06:24 127.729 30万通貨 分割決済 +142.1pips +426,300円

11/14(水)

23:54 129.155 30万通貨 損切り -0.5pips -1,500円

60万通貨平均 +70.8pips +424,800円

 

エントリー詳細画像

 

エントリー根拠

①3点跳ね返り(青○)→前兆(緑○)→濃厚(紫□)からの下落トレンド形成

②早朝まで下落が続いて129円↓に滞在しているのでショート目線だが、紫○の時点で成行ショート発注する理由がない。

紫○で入るのは129円を目安に大衆がショート発注する可能性が高く、また損切りする場所を20~25pips程と考えれば、紫楕円形のゾーンで逆指値を入れる可能性も高い。

④故に129.00から20pips上の129.20を基準に129.150Sで発注しています。

 

タイミング的には129円の大衆が損切りすると思われる箇所で乗れたドンピシャなトレード。

基本的にガメるから早朝もギリギリまで引っ張って分割決済したけど、その後が全く続かなかったので200pips到達はお預け(笑)

 

2018年11月13日(火)

 

 

ポン円

12:08 146.350 50万通貨 売り (LCは146,610)

12:32 146.612 50万通貨 損切り -26.2pips

マイナス131,000円

 

エントリー根拠

①強い下落トレンドが継続している

紫↑から上昇して流れが変わると思いきや、紫↓によって急落して146.10~146.40のレンジを形成しているため更にそこから下落が続く可能性が高い

③直近高値の146.40付近を参考に146.350でショート指値しています。

 

チャート的にそのまま下落するパターンの勝負所だったので、損切り幅を調整して発注。

結果的に146.00からのV字上昇に巻き込まれて損切りになる結果に。

最近は更にここから一気に伸びないから困る(笑)

 

2018年11/1(木)~11/16(金)の確定損益と獲得pips

+572,300円 +102.35pips

 

11月19日(月)

 

ドル円

07:23 112.837 50万通貨 成行買い(LCは113103)

11/21(水)

09:54 112.855 50万通貨 損切り -1.8pips マイナス9,000円

途中まで+50pipsまで伸びたり調子はよかったものの、ダブルボトムっぽい形からの急上昇で伸びなかったのが残念。

 

トレード詳細画像

 

 

トレードのエントリー根拠

 

①左側から見ていくと下落チャート

②途中で青□から113.50を越えているが、もしこれがイレギュラー的な上昇だったら黄色線のように113.50を支えに伸びていくハズ。

③それが下落して113.30の緑□でロングを持っている人が緑○でギブアップして急落している以上、ここが下落の原因(決定打・致命傷)になっている可能性が高い

④つまり「下落相場でのイレギュラー可能性を否定したフェイク的な動きからの下落」と見る事ができる

⑤朝イチのオープンレートで対して動かず、また113円が少し上にあるが特にそれ以外で直近レートが存在していない

⑥故に流れに乗り遅れないよう、また113円をカバーしつつの成行でエントリーをしています。

 

FXトレード結果:2018年11月22日(木)

 

ドル円

16:33 112.953 60万通貨 買い(LCは112.750)

11/23(金)

22:49 112.750 60万通貨 損切り -20.3pips マイナス121,800円

金曜日には112.90付近から揉んで上にいくと思ってたチャートだったけど、それが予想より落ちてから戻すというアンラッキーな結果に。

 

トレード詳細画像

 

 

トレードのエントリー根拠

 

①チャートは上昇トレンドを形成している

②113円を一度抜けたが青曲線のように再度113円上へ戻っているため、買いの勢いが強いと考えられる。

③ただ113円まで戻った際の黄色曲線の山なりの動きが見えるため、113円を多少なり割ってくるリスクが想定される。

④故に113円上での成行を見送り、紫○の112.850付近をカバーもできる112.750にLCを置き、112.950で買い発注をしています。

 

2018年11月第4週までのFXトレード結果

+441,500円 +80.25pips

 

11月第5週の報告

 

11/27(火)ドル円

08:01 113.553 50万通貨 買い(LCは113.300)

11/29(木)

02:10 112.549 50万通貨 損切り -0.4pips

マイナス2,000円

普段は喋ってもスベってばっかりのパウエルが大爆笑をとったせいで建値決済。想定外だったので朝起きるとビックリ♡

 

トレード詳細画像(エントリーから決済まで)

 

 

エントリー根拠


①全体的に上昇トレンドを形成している

②前日16:00~20:00の間に逆V字的な形が発生しているが、そこから下落するなら黄色線のような形を描いて落ちていくハズ。しかしそこから再上昇をしているため、逆V字(反転示唆)からのフェイク上昇だと見ることができるので、ロング継続濃厚と見る事ができる。

③朝方のチャートにはレンジの戻しがまだ見えないので、多少なり戻してから伸びると想定できる

④ただ「逆V字→フェイク上昇」の形からの勢いを見れば113.50上で止まる事も十分にありえるため、損切り幅に余裕を持たせ113.50を基準に発注しています。

 

 

11/29(木)ユロ円

12:11 128.955 60万通貨 買い(LCは128.750)

18:12 128.850 60万通貨 損切り -10.5pips

マイナス63,000円

タイミング的に入る場所はドンピシャだったが、大した事ないと思っていたドラギ先生の発言から特に伸びず終了。損切り幅はジャストから跳ねていた為、途中で調整をしています。

 

トレード詳細画像

 

エントリー根拠

①前日からの急上昇しているのでロング目線

②129.20まで伸びてはいるものの、まだ戻しが始まっていないので、安易に伸びているからといって129.10上で入ると損切りになる可能性が高い(=成行やそれに近い指値で入る根拠がない)

③チャートの伸び幅から考え「128.70から129.20」まで約50pips程伸びているため、半値戻しを踏まえると128.90~129.00付近まで戻す事も想定できる

④更に朝イチで129.10~20で入るトレーダーが多いハズなので、彼らが損切りする場所を129円付近に設定する可能性が高い。

⑤「②~④」を考慮し、また何処まで戻しが発生するか不透明なリスクを加味し、128.90を基準に乗れたらラッキーぐらいな感覚でエントリーを行っています。

 

2018年11月の確定損益

+69.1pips +375,700円

 

FXトレード結果:2018年11月の総括

 

総括における成績表示の注意点

私の利食いpipsは分割をまとめた表示となっています。つまり数字上は一括で決済したのと変わりません。

ex

1回目利食い  50pips

2回目利食い  150pips

まとめると (50+150)÷2=100pips

損切りの表示に関しては数量に関係なく、LCされたpips数をそのまま集計しています。

ex

20万通貨で損切り10pips → 10pips

40万通貨で損切り20pips → 20pips

 

*勝敗における引き分けの定義

あるポジションにおいて未だ利食い・損切りされていない状態で、その後指標・発言等によって少しのプラス(20pips未満)及び微マイナス(スプレッド分程度)で決済に至ったものをいう。

*敗けの条件に含まれるもの

1.逆指値にかかって損切りされたポジション

2.指標・発言等の予定によってやむを得ずマイナス収支で強制決済に至ったポジション

敗けと引き分けの条件を厳しく設定して純粋な利食いによる勝率へ近づけているため、微妙なプラスでも勝率に貢献するという仕組みを撤廃しています。

 

2018年11月の成績

 

勝敗

10戦2勝4敗4引 勝率20.0%(小数点以下2位切捨)

収支

総獲得金額 +844,000円

総損失金額 -468,300円

純利益 +375,700円

一番大きく獲得した金額 +424,800円

一番大きく損した金額  -131,000円

pips

総獲得pips +152.55pips

総損失pips -83.4pips

純獲得pips 69.10pips

一番大きく獲得したpips 71.00pips

一番大きく損したpips  -26.2pips

アベレージ&リスクリワード

平均獲得pips 70.9pips(計算上引き分けを除く)

平均損失pips -19.375pips(引き分けを除いた全てのマイナス合計がベース)

リスクリワード 3.65(小数点3位切り捨て)

2018年11月の損益グラフ

縦のグラフ → 純獲得pips

横のグラフ → トレードを行った日付順

 

ブログ掲載分からの純獲得pips総まとめ(2016年07月~2018年11月分)

 

各月の詳細に関してはトレード結果を参照

 

2016年(av363.3pips)

07月 455.0pips

08月 383.7

09月 246.9

10月 387.8

11月 435.9

12月 270.5

2017年(av365.2pips)

01月 589.4pips

02月 404.0

03月 344.1

04月 428.8

05月 152.1

06月 311.0

07月 380.1

08月 642.4

09月 205.7

10月 64.6

11月 619.9

12月 240.3

2018年(av177.3pips)

01月 658.3pips

02月 -3.1

03月 216.1

04月 174.8

05月 240.8

06月 88.5

07月 272.95

08月 157.6

09月 32.8

10月 42.65

11月 69.10

 

トレード総括のまとめ&ポイント

 

 

今月は中旬以降よりユーロとイギリス離脱問題で何かと関連通貨ペアに手が付けれない状況だったし、ドル円もあと1歩が伸びずに手仕舞いする局面が多かった「伸びそうだけど伸ばしにくい相場」だったように思います(ユロ円途中まで伸びたんやったら食えよって言われそうですが…)

 

流れのいい相場の時はグングン上がっていくので獲れ高も増えますが、こういう時は獲れる時にとって、他は「損切り→ちょい負け→損切り→建値」といった感じで、手法と相場があまりに噛み合わない時は頭を低くして凌いでいくしかありません。

 

残り1ヶ月で2回ぐらいいい波が来れば大きくpipsを得る事も可能になるのかな?と思いつつも、変な相場が来ないでね~とビビっている自分もいます(笑)

 

根気強く一貫したトレードを行っていれば、必ずその手法やルールにマッチングした相場が訪れます。

 

その時に如何に淡々とルーティンのように優位性のあるトレードを行えるかが、収支を継続的に安定させるコツとなります。

 

読者の皆様も昨今のチャートの動きにPCを叩きたくなる時があるかもしれませんが(先日は700G→999Gと連続でハマって台パンしたくなった)、じーっと息を潜めて数少ないチャンスをモノにできるよう、残り1ヶ月を頑張っていきましょう!

 

今回の記事が、少しでも多くの読者に参考となれば幸いです。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。