【チャートの声に耳を傾ける】2017年11月のFXトレード報告と総括

おはこんにちばんは、レギオンです。

今回は2017年11月FXトレード結果と総括を載せています。

 

2017年11月の報告

 

2017.11.1(水)FXトレード結果

ドル円

07:06 113.616 60万通貨 買い (LCは113.450)

22:30 114.250 60万通貨 全決済 +63.4pips +380,400円

深夜にFOMCがあるので23:00以降の決済ラッシュに巻き込まれる前に決済。綺麗に入れて綺麗に伸びていったチャートである為、ニューヨーク前には決済せずチャートの赴くままに暫く放置しておきました。

 

エントリー詳細画像

 

ポジション詳細画像

 

2017.11.2(木)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.3(金)FXトレード結果

ノートレ

 

先月は相場が自分の手法に合わず、本当に苦労に苦労を重ねて稼いだ約60pipsを初日で上手い事獲れるという非常に複雑な心境であります(笑)

 

サクっと獲れる時は自分が意識をしていなくても獲れてしまうものだし、逆にポジションへの意識が過度に強すぎてしまうと(何回もレート・含み損益確認等)、不思議と殆どのケースにおいて損切りや建値で終了する事が多い。

 

そう考えると、FXって稼ごうと思えば思うほど距離を置いていなければいけないような矛盾した存在に見えてはきますが、それぐらい気楽にのんびりとボケーっと構え、トレードをこなして積み重ねていく事が、長期的に相場で生き残っていくための秘訣にも思えてくる今日この頃なのでした。

 

第2週の報告

 

2017.11.6(月)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.7(火)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.8(水)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.9(木)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.10(金)FXトレード結果

ノートレ

 

今週全てノートレードに対する自分の感想

 

まさかの月~金まで入れることもなく終了(笑)手を抜いてるとか旅行に行ってたとかそういう訳でなく、エントリーできるようなチャートが全くないという状態が運悪く続いてしまいました。

 

とにかく今週は特に中盤からブンブンチャートばっかりでどうしようもありません。ブンブンチャートというのは私が勝手に作った名称で、文字通りチャートが大きくブンブンと上下に乱高下しているせいで売買区分やエントリーポイントが非常に判断しにくい状況の事を指します。

 

勝手に名前をつけたぶんぶんチャート

 

 

下に補足として実際のチャートでブンブン的なものを引っ張ってきましたが、5分足で見ると何となく下落している最中のレンジのようにも思える反面、縦の動き(レート)が大き過ぎてエントリーしようにも範囲を絞れない状況だしそもそもどっちに行くのかすら根拠が何1つとしてありません。

 

11/10(金)ユロ円5分足チャート

 

 

11/10(金)ユロ円3分足チャート

 

 

故にこういう時は無駄にエントリーを繰り返したところで損切りに遭う確率の方が一気に上昇するため、ボケーっと傍観しているノートレードが正解。

 

ただ上記ペイント画像のようにブンブンチャートは少しづつ収束してくる傾向があり、いずれどちらかへ大きく抜けるタイミングがやってきます。その時までゆっくり待っておけばいい。

 

ノートレ > 損切り

 

例えトレードができなくても損をすることはありません。稼いだpipsを安易な根拠で失うようなエントリーをするより遥かに効果的です。ノートレードもトレード出来ないという強い根拠に基づいた立派なトレードであることを少しでも認識していただければ幸いです。

 

第3週の報告

 

2017.11.13(月)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.14(火)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.15(水)FXトレード結果

ドル円

07:12 113.451 50万通貨 成行売り (LCは113.703)

18:00前 112.831 50万通貨 全決済 +62.0pips +310,000円

22:30にアメリカ何たらがあるのと18:30からもポンド統計があるので、無理に20:00前まで持つのはリスクがあると判断して決済。

 

エントリー詳細画像

 

ポジション詳細画像

 

2017.11.16(木)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.17(金)FXトレード結果

ノートレ

今月たったの2回しかトレードしてない自分の感想

 

先月はマイナス状況から耐えてトレードしてましたが、ある意味今月はトレード出来ないという制約が多いぶんぶんチャートばっかりのため、非常に苦しくも何とかこまめにpips稼いでいるという状況です。

 

ただそれでも特にストレスを感じず問題なくトレードできているのは自分にとって最適だと思われるチャートが訪れたら入る準備と手法・ルールに優位性があるという自信が少なからずあるからだと思います。

 

例えば私のトレードを優位性の観点から見ると、

 

・チャートを見る力

全体の流れやパターンや形・傾向や前兆などを読み取る

 

・売買区分の総合判断力

集約した情報をまとめ、ノートレ or 可能性が高い方向を見いだす

 

・エントリーポイント

チャートの特徴と大衆心理を含めたエリアで損切り幅を最適にして発注できる。

 

・利食い

チャートが反転 or 決済が必要な状況になるまでポジションを持ち続けられる。

 

・自分のトレードを信じる力

今までの経験や知識・感性・積み上げてきた成績などからくる自信を根底としたトレードすると決断したエントリーに躊躇なくお金を乗せる

 

これらが自分にとっての優位性であると見出しています。FXで他者よりも優位に立とうと思うのであれば、自分は他の誰にも絶対に負けない!と言えるような

 

オリジナルの技(優位性)

 

これを身につける必要があります。別に他の人がどう思うとかそういった事を気にするのでなく自分が胸を張って言えるような得意分野を是非とも作っていただければと思います。

 

第4週の報告

 

2017.11.20(月)FXトレード結果

ドル円

07:14 112.150 60万通貨 売り (LCは112.153)

17:46 112.156 60万通貨 損切り -0.6pips マイナス3,600円

相場の下落トレンドへ気分よく乗ったどんぶらこトレードだったけど、ユロ円のスーパー急上昇を確認してすぐに建値へ変更。結果的に被害を最小限に留める事ができた事が救いです。

 

エントリー詳細画像

 

ユロ円

07:33 132.250 60万通貨 売り (LCは132.455)

17:44 132.256 60万通貨 損切り -0.6pips マイナス3,600円

相場の下落トレンドへ完璧に乗ったと思った幻想の最大100pips程含み益が伸びた下落。ドル円同じく、夕方前からのスーパー急上昇を確認してすぐに建値へ変更して死亡。久しぶりの大きな波が伸びなかったので少しショックだったのは言うまでもない(笑)(リナさんはユロ円危険察知して急上昇し始めた途中で見切り利食ってた。素晴らしい!)

 

エントリー詳細画像

 

 

ユロ円が大きく伸びて建値になった悲しき詳細画像

 

 

2017.11.21(火)FXトレード結果

ユロ円

09:52 132.250 60万通貨 売り (LCは132.455)

①11/22(水)06:30前 132.027 30万通貨 分割決済 +22.3pips +66,900円

イエレンが朝8:00からあるので仕方なく決済しましたが、今回はここで全決済すると勿体ないので、半分は建値で残して保有を継続してます。

②11/24(金)06:30過ぎ 131.788 30万通貨 最終決済 +46.2pips +138,600円

 

木曜日は途中まで綺麗に伸びてくれてたのに、昼前に発生した美しすぎるV字発生後の急上昇を受け翌日に決済逃げをしています。このエントリーに関してはかなり悩みました。

 

材料がやや少しショートが上回ったのでショート発注となりましたが、ロング発注しても仕方ないぐらい今月で一番難しい判断だったという認識です。

 

60万通貨平均 +34.2pips +205,500円

 

かなり頑張って書き込んだエントリー詳細画像

 

ポジション詳細画像

 

2017.11.22(水)FXトレード結果

イエレン発表が朝8:00からなので、リスク回避のためノートレ

 

2017.11.23(木)FXトレード結果

ポン円

12:30 148.450 60万通貨 売り (LCは148.660)

16:30過ぎ 148.040 60万通貨 決済 +41.6pips +246,000円

17:30からポンドのGDP発表があったので事前に決済。ポンド特有の指標は破壊力が強いため、さすがにポン円はリスク高で持てない。

 

エントリー詳細画像

 

ポジション詳細画像

 

2017.11.24(金)FXトレード結果

ポン円

13:23 148.250 60万通貨 売り (LCは148.460)

17:52 148.460 60万通貨 損切り -21.0pips マイナス126,000円

少し下落してからは上昇に乗ってゆっくりと上がって損切りに。特にこれ以上は申すべき内容もないナイス損切りということで(笑)

 

エントリー詳細画像

 

ドル円

12:50 111.450 60万通貨 売り (LCは111.653)

11/25(土)06:30前 111.534 60万通貨 損切り -8.4pips マイナス50,400円

途中までは何とか生き残っていたが、さすがに早朝まで持っても伸びる気配がないのでドロップアウト。

 

エントリー詳細画像

 

 

ユロ円

12:50 131.781 50万通貨 成行買い (LCは131.550)

11/25(土)06:30前 133.168 25万通貨 分割決済 +138.7pips +346,750円

追記

11/27(月) 07:30前 両建した売りと併せて一括決済 +138.3pips +345,750円

50万通貨平均 +138.5pips +692,500円

 

残り25万通貨は新規逆ポジション133.170売り(25万通貨)で両建ロックして週またぎ。特に反転気配もなく、全決済する理由がないため翌週の様子を見ます。(*両建ロックとは、週マタギする際の窓開けリスクを相殺するために、逆側から同じ数量のポジションを持つことをいう)

 

形やパターンが綺麗に決まった後はそのまま伸びていく事が多いので飛び乗りましたが、2ヶ月ぶりにいい波へ乗れた(笑)

 

エントリー詳細画像

 

ポジション詳細画像

 

 

自分のトレードに対する感想

 

今週は序盤にユロ円が大きく戻されてしまうという憂き目に会いつつも、後半に大きく乗る事が奇跡的にもできました。後は週マタギしたポジションをどうするかによって取れ高が変わってもきますが、10月~11月上旬の動きが非常に読みにくい相場はとりあえず去ったと思いたい(笑)

 

私のような順張りで大きく利益を獲るためには、利食いに関して柔軟に対応する必要があります。またそもそもチャートは、何処で止まるか分からないし何処まで伸びるかも分からない。だから私は紆余曲折して主観的な感情(金銭欲)を廃した上で、利食いをチャートの動きによって決めるというチャート本位の方法をとっています。

 

もちろん指値を置いて利益を積み上げていく方法も大事ではありますが、伸ばせる時に限界値まで保有を続け、そのトレードだけで当月十分な利益を得る事へ全神経を集中させていく方が、結果的に楽だと思う。

 

・何回もエントリーから利食いを繰り返し100pipsまで積み上げる

・一撃で100pipsを狙いにいって勝負を決めに行く

 

前者はエントリーに何回も気を使わないといけないし、更に上手く何回も綺麗に乗る事は難しい。それならピンポイントで綺麗に波に乗れた決定的チャンスを目一杯使ってあげる方が、良い意味で簡単かつ楽に利益を伸ばせるのでないでしょうか?

 

利食いを向上させようと思ったら、まずは自分の目標値(指値)なんか捨ててチャートに全てを委ねましょう。

 

獲れる時は意識していなくても勝手にチャートが自然に大きく伸びます。そしてチャートが「まだまだ伸びる・そろそろ利食った方がいいよ」と発する声(動き)に大きく耳を傾ける(チャートを見る)努力をすべきです。でないと自分の指値が利食いを伸ばせるリミット(限界値)となり、

 

・通貨ペアを増やす

・トレード回数を増やす

・勝率を上げる

・数量を強引に増やす etc・・・

 

このようなしんどい作業を追加しない限り、利益は増えません。それよりも楽に利食いを伸ばせる方法があるのであれば、初めは苦しくともそちらへ進む方が長期的にみて間違いなく他トレーダーより優位に立てます。

 

自分の殻を破るような努力・思考

 

大変だとしても、恐れずに立ち向かい頑張っていただければ幸いです。

 

第5週の報告

 

2017.11.27(月)FXトレード結果

ユロ円

07:22 133.080 50万通貨 買い (LCは132.850)

10:34 132.849 50万通貨 損切り -23.1pips マイナス115,000円

トレンドが上り調子だったのでそのままエントリーしたらすぐに死亡。まぁトレンドの終焉とはこんなもの。

 

エントリー詳細画像

 

2017.11.28(火)FXトレード結果

ユロ円

10:58 132.450 60万通貨 売り (LCは132.655)

14:30前 132.379 60万通貨 逃げの決済 +7.1pips +42,600円

16:00に報告なんたらと16:30からカーニーのコンボがあったので事前決済。当日にポン円が切られてなければ多少なり保有したかもしれませんが、最悪全てのクロス円が切られる可能性を考慮すれば逃げの一択。

 

エントリー詳細画像

 

ドル円

10:51 111.250 60万通貨 売り (LCは111.453)

14:30前 111.181 60万通貨 逃げの決済 +6.9pips +41,400円

決済理由はユロ円と同じ。

 

エントリー詳細画像

 

ポン円

08:40 148.050 60万通貨 売り (LCは148.260)

11:00 148.261 60万通貨 損切り -21.1pips  マイナス126,600円

V字発生→上昇否定(フェイク)という久しぶりに見たパターン。結構自信あったのにそのままアッサリ終了。トレードなんて確率がダメな方を引いたら所詮こんなもんですわ。

 

ポジション詳細画像

 

2017.11.29(水)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.11.30(木)FXトレード結果

ユロ円

07:09 132.521 60万通貨 成行買い (LCは132.350)

12/1(金)

06:30前 134.060 30万通貨 分割決済 +153.9pips +461,700円

06:20過ぎ 133.425 30万通貨 最終決済 +90.4pips +271,200円

60万通貨平均 +122.1pips(小数点第2位切捨) +732,900円

イレギュラー後のビッグウェーブ直前に綺麗に乗れたトレード。最後は流れが継続せずに下落へ向かったので、土曜日のクローズ前に決済してます。

 

エントリー詳細画像

 

ポジション詳細画像

 

ポン円

07:09 150.087 50万通貨 成行買い (LCは149.850)

12/1(金)

06:30前 152.306 25万通貨 分割決済 +221.9pips +554,750円

17:00過ぎ 152.244 25万通貨 最終決済 +215.7pips +539,250円

60万通貨平均 218.8pips +1,094,000円

18:30から製造業の指標があったので事前決済。大きく伸びたようなポイントからのエントリーだったのに、それでも1日で200pips動くという今年の値動きベスト5に入るようなオバケ相場。ポン円は一撃が出ると非常に大きいので、何かと頼りになる通貨です。

 

エントリー詳細画像

 

ポジション詳細画像

 

2017.12.01(金)FXトレード結果

ノートレ

自分のトレードに対する感想

 

最後のユロ円とポン円の2擊だけで約340pipsいくというラッキーな締めくくりでした。先月が60pips程と相場が非常に難しく苦しかった反面、今月は比較的波が素直に乗れやすかったようにも感じます。

 

この2ヶ月で獲れる相場と獲れない相場と「極端な形」で訪れましたが、自分の手法を信じ耐えるポイントでは凌ぎ、チャンスがきた際には攻めるといったメリハリで、結果的に利益が自分のトレードにおける期待値へと長期的に見れば収束していくという事が少しでもご理解いただれば嬉しいです。

 

ただ人それぞれ手法や考え方が違うし、獲得数値に関しても100人いれば100通りの意見がある訳です。私の場合は分析ツールや計算式を使って判断するのではなく、

 

どれだけ連敗しようが獲れなかろうが、最後は一発で捲れる自信

 

これだけでFXの成績が安定してからは生き残っています。

 

だから分析方法の結果を基に何か変えんとダメだ~ではなく、こんだけ統計取って結果的に大きく獲れるって分かったんだし、後は手法通り・ルール通りこなせばいいだけなんやろね!

 

このような考え方を基準にデモ・リアルで反省に反省を重ね、歯を食いしばって徹底しました(細かい部分の修正は肌感覚で調整していったと表現するのがしっくりくるかもしれません。)特にリアルに入ってからというものの、何百回と「本当に今の一撃狙いの手法で大丈夫なのか?」と膨大な統計を取っても、精神的にくる重圧はそれは酷いものでした。

 

それだけキャッシュが動く世界というのは当時の自分にとって「不安で、怖くてたまらないもの」だったんです。

 

そのせいでビビって獲り損ねたpipsは数えきれません。ですが、そこを修正・改善しては耐えて × 感覚的に無限のように関したループを繰り返し取り組んできたからこそ、結果が利益となって表れ安定的に勝ち出すきっかけになったんだと今では思えます。

 

そして稼げるという認識が実際の数字で何ヶ月も把握できるようになった頃、今まで散々な辛酸を味わってきた努力の過程が逆転し、

 

「ここまで準備に準備を重ねて仕上げてきたんだから、連敗しても、たった一撃で取り返せばいいだけやん。」

 

このような自信に満ちたプラス思考のベクトルへと180°変わっていった。そこからは徐々に精神的な不安要素は取り除かれ、今となってはチャートが王様・お嬢様と呼ぶまでに媚びへつらった人間となりました(笑)

 

・指値に数pips足りず獲れんかった → しゃあないやろ

・伸びたけど戻ってきて損切りに → そんな事もあるよね~

・普通に損切りになった → はいはい、いつも通りですね

 

もはや、開き直りレベルです。それ故にチャートを良い意味でゲーム感覚に近い状態として見れるようになったし、口座資産をメダルゲームの残高のように数字として脳みそが認識するようになった。

 

だから、今あなたが取り組んでいるチャートを何千枚も見たりデモでひたすら改善したりしている努力の結晶は、今後トレーダーとして生きていく上で身に付けなければならない自分の手法や考えに対する絶対的な自信の下地となります。

 

受講生にも同じことを何回も刷り込む為に言ってますが、結局はどこかで膨大な量の努力をしないといけないんです。それ無しで身につく薄っぺらい自信なんて、相場の気まぐれで一瞬にして恐怖へと変わります。

 

生涯の栄華を築く為に数年間勉強する事を躊躇・恐れてはいけません。

 

マーケットは誰よりも努力する人間を好み、逆に安易に入ってくる人間を虐殺する嗜好を持っていますし、そんな人達を食らって生き残っていくのが我々トレーダーです。

 

隣の人間が金を持っていたら、殺してでも奪って自分の物にするのがFXの世界なんです。

 

多くのトレーダーの金を巻き上げた結果今の継続的に稼ぐトレーダーという自分がいます。退場した人間の残り金を奪ったかもしれないし、生活費を切り詰めて用意した証拠金を容赦なく奪ったのかもしれません。でもFXは9割以上のトレーダーが負ける世界です。殆どの人の終焉によって一部が肥えていき、そしてまた新しい人が参入してくる。結局はこの永遠に続くループで成り立っています。

 

だからこそ、他者から金を容赦なく巻き上げ終幕を迎えさせ、自分の栄華の始まりの土台にしなくてはいけません。その為の努力を惜しまず、躊躇しないで毎日コツコツと頑張っていって下さい。

 

2017年11月FXトレード結果の総括

 

11月は嘘のように成績が最後になって急激に伸び、10月の相場が何だったのかと思えるぐらいの締めくくりとなりました。

 

耐える時にどれだけガマンをし、勝負しなければならないチャートとなった際に躊躇せずエントリーできるか?10月11月は良い意味で我々トレーダーの自力が試されたような相場でした。それでは成績の総括とさせていただきます。

 

総括における成績表示の注意点

私の利食いpipsは、分割をまとめた表示となっています。

つまり、数字上は一括で決済したのと変わりません。

ex

1回目利食い  50pips

2回目利食い  150pips

まとめると (50+150)÷2=100pips

損切りの表示に関しては数量に関係なく、LCされたpips数をそのまま集計しています。

ex

20万通貨で損切り10pips  →  10pips

40万通貨で損切り20pips  →  20pips

 

2017年11月のトレード成績

 

勝敗

15戦7勝4敗4引  勝率46.6%(小数点以下2位切捨)

*引き分けの定義

あるポジションにおいて未だ利食い・損切りされていない状態で、その後指標・発言等によって少しのプラス(20pips未満)で決済に至ったものをいう

*敗けの条件に含まれるもの

1.逆指値にかかって損切りされたポジション

2.指標・発言等の予定によってやむを得ずマイナス収支で強制決済に至ったポジション

敗けと引き分けの条件を厳しく設定して純粋な利食いによる勝率へ近づけているため、微妙なプラスでも勝率に貢献するという仕組みを撤廃しています。

収支

総獲得金額  +3,745,300円

総損失金額  -425,200円

純利益  +3,320,100円

一番大きく獲得した金額  +1,094,000円

一番大きく損した金額    -126,600円

pips

総獲得pips  +686.3pips

総損失pips  -66.4pips

純獲得pips  +619.9pips

一番大きく獲得したpips  218.8pips

一番大きく損したpips   -23.1pips

アベレージ&リスクリワード

平均獲得pips  98.04pips(7勝分の合計pips÷7勝)

平均損失pips  -18.4pips(建値付近を除いた全てのマイナス合計÷4敗)

リスクリワード  5.32(小数点3位切り捨て)

 

2017年11月の損益グラフ

縦のグラフ  →  純獲得pips

横のグラフ  →  トレードを行った順(決済・損切りした約定順)

獲得pipsの推移

 

ブログ掲載分からの純獲得pips総まとめ(2016年07月~2017年11月分)

2016年

07月  455.0pips

08月  383.7

09月  246.9

10月  387.8

11月  435.9

12月  270.5

2017年

01月  589.4pips

02月  404.0

03月  344.1

04月  428.8

05月  152.1

06月  311.0

07月  380.1

08月  642.4

09月  205.7

10月  64.6

11月  619.9

2016年07月~2017年11月までの平均純獲得pips +371.8pips

トレードの総括とポイントまとめ

 

もう今年は最後の利食い2擊で達成感が十分過ぎるぐらいあるため、このまま2017年をフェードアウトしたい気持ちでいっぱいです(笑)

 

上記17ヶ月分の成績を見ていただければ分かると思いますが、全ての月において都合よく獲れるといった事はありませんし先月はマイナスになる可能性すらありました。

 

だからといってトレードを変えるという事はせず、統計的に優位性があると証明できた自分の手法・ルールを信じて淡々と取り組むだけ。

 

すると当月みたいに必ず爆発するような月がやってきます。ですがその月が訪れたからといっても元々の手法が「大きく獲れない仕組み」となっているのであれば、それはあまりに勿体ないと思う。

 

だから獲得pips、特に利食いで大きく悩んでいる方は、指値を思い切って外す

 

チャートの動きたいように動いてもらうよう努める事へ重点をズラしてみて下さい。

 

トレーダーが目標とする指値は多くの場合個々の主観的判断に基づくリミット(期待値)であって、例えばそれは30pipsであったり50pipsであったり、又はリスクリワードが3:1だからという理由などチャートを主体とした利食いの考えになっていません。

 

つまりチャートが恐ろしく伸びるのが明確であっても、個々のトレーダーが考える指値(目標)によって無理やり獲れるpipsを抑え込んでしまう。

 

言い換えるとそこが1回のトレードで獲れる限界値(MAX)となり、200・300pipsと利益を積むためにはまたトレードを1から組まないといけない。

 

トレードで大きく獲るために必要なのは、チャートが大きく伸びる波に身を任せられるような一撃必殺の伸ばし方です。

 

25pips×4回のエントリーから利食いのプロセスを繰り返すより、100pips×1回のホームランを狙うほうが楽だと思う(そう簡単に絶好のエントリーポイントは来ないし乗れるとも限らない)

 

だから、もしあなたが大きく利食いしたいと望むのであれば、逆指値だけいれて「指値」は入れないように訓練をしていく事が大事です。もちろん初めは上手い事利食いが出来る訳ありませんが、

 

チャートの声に耳を傾ける事

 

これに特化する事により利食わなければいけないタイミングや継続保有する状況といったチャートから得られる情報だけで利食いの判断が出来るようになりますし、仲良くなるよう努めれば、ある時チャートの方から心を開いてくれる時がきます。

 

その時が来るまで頑張ってチャートを一心不乱に見ていただければ幸いです。

 

今回の記事が、少しでも多くの読者に参考となれば幸いです。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。