【手法はチャートの状況で臨機応変に組む】2017年12月のFXトレード報告と総括

おはこんにちばんは、レギオンです。

今回は2017年12月FXトレード結果と総括を載せています。

 

第2週までの報告

 

2017.12.1(金)

ノートレ

 

2017.12.4(月)

ノートレ

 

2017.12.5(火)

ドル円

15:28 112.650 60万通貨 売り (LCは112.853)

19:30過ぎ 112.490 60万通貨 全決済 +16.0pips +96,000円

24:00に非製造業景況指数があるので事前決済。最近はニューヨーク市場の影響を受けたくないので早めの見切りが多いです。

 

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2017.12.6(水)

ポン円

07:15 151.338 50万通貨 成行売り (LCは151.610)

12/7(木)

06:00過ぎ 150.246 25万通貨 分割決済 +109.2pips +273,000円

17:20前 150.593 25万通貨 最終決済 +74.5pips +186,250円

50万通貨平均 +91.85pips +459,250円

25:00にドラギがある&当日にユロ円が損切りになったのを確認した後に見切って決済。階段状の流れで下落していたチャートがここまで粘るのはおかしく、12:00以降に下落するチャンスがあったのに落ちていないのを見れば、あと数時間保有するより逃げた方がリスクは少ないと判断しました。

 

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2017.12.07(木)

ユロ円

09:04 132.650 60万通貨 売り (LCは132.855)

17:14 132.856 60万通貨 損切り -20.6pips マイナス123,600円

前日から階段状に下落している更に落ちやすい状況だったが、徐々に上昇して終了。

 

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2017.12.08(金)

ノートレ

今週のトレードに対する自分の感想

 

ようやく平穏な動き方に戻ったような気がする最近の相場。動きが大きく出ているので狙いを絞るのに苦労する反面、獲れた時の破壊力は非常に大きいので、今の動きが年内は続いてほしいです(2017年は気持ちよく締めくくりたいから笑)

 

さて、私がトレードの際に行っているやり方・考え方についてですが、全てはチャートを「主」として組み立てる事を前提としています。

 

だから利食いに関しては指値を置かないでチャートの気分に合わせ決済するのを心がけているし、エントリーもチャートから読み取れる「大衆心理」を軸に組み立てています。

 

自殺

飛び込み

据え(腰をすえて構える)

コーメイ(大衆心理の逆を行う)

ビビリ

 

今の私のエントリー時における考え方を並べましたが、この時は絶対にこう入る!といったマニュアルが手元にある訳ではなく、チャートが左から右へと流れる合間に形成する動き・形・パターン・傾向等を自らが持っている「チャートから得た情報」へ当てはめ、最終的に判断した方向へその状況に合ったエントリー方法を選んでいるだけとなります。

 

故に私のエントリーは全てにおいて統一性が他のトレーダーと比べそこまでないのですが、その中でも一番多用するのは「大衆のマーケットにおける考え方」。

 

彼らは相場に現実社会の考え方を持ち込みそれに基づいてトレードを行いますが、全てはFXの世界で結果とともに逆を招きます。

 

つまりFXで9割もの人間が負けるのは、大衆的思考・判断を相場へ持ち込むから

 

となれば、彼らがチャートを見た時に考えそうな見立て・発注する方法等を遡って考えれば、自分がとらなくてはいけないエントリーが必然的に決まります。

 

要するに「大衆の判断根拠=自分が大衆の逆でエントリーする根拠」に変換されるのです。

 

大衆がチャートを見て納得するような損切りの場所

利食いが限界にきてポジションを離すようなチャート状況

絶対にここから下がると考えて組み立てるエントリーの仕方等

 

大衆が自分たちにチャンスや不安定な要素があると感じた時、大体どのように動くかは同じ人間なので、おおよその検討はつくし分かります。

 

また、誰もが初めはFXに関して知らぬ存ぜぬ状態から始める以上、実際に味わった過去の苦い経験を嫌々ながらも振り返れば思い出せるハズです。

 

自分が大衆だと仮定した場合、どのようにチャートを見て考えをまとめていくのか?

 

ここを煮詰めていく必要があります。チャートを見て大衆がチャンスだと思うところがあるのであれば、そこから大衆が組み立てそうなエントリーを想定し彼らが納得して切られるポイントを見つける。

 

もしここまで考え抜く事ができたのなら、あとはそれを逆手にとってしまえばいい。

 

我々がチャンスを作らずとも既にチャートがチャンスという罠を張ってカモを待っていますが、それを活かすかどうかは読者様次第。

 

A.真剣勝負で真っ向からリスクをとって相手と斬り合う

B.罠にハマったと気づかない相手を後ろから刺すような不意打ち

 

FXでとるべき選択肢はどちらでしょうか?それがチャートを見るという事であり、大衆心理を理解して逆をいくという事に繋がります。

 

個人的な見解になりますが、読者様にはFXの世界だけでも「B」を当たり前に選ぶ非情なトレードをして1割に満たない非大衆を目指していただければ幸いです。

 

第2週の報告

 

2017.12.11(月)FXトレード結果

ポン円

08:03 152.150 60万通貨 売り (LCは152.360)

12/12(火)

06:30前 151.449 30万通貨 分割決済 +70.1pips +210,300円

16:30過ぎ 151.335 30万通貨 最終決済 +81.5pips +244,500円

60万通貨平均 +75.8pips +454,800円

18:30にイギリス消費者物価指数があるので決済。仮になかったとしてもドラギが控えてるし、どのみち伸ばせるのはここまで。

 

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ドル円

07:15 113.526 50万通貨 売り (LCは152.300)

21:44 113.299 50万通貨 損切り -22.7pips マイナス113,500円

普通に何事もなく下落。ポン円がショートで双方にとって保険がかったような状況だったので、結果としては想定内。

 

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2017.12.12(火)

ノートレ

 

2017.12.13(水)FXトレード結果

ドル円

12:24 113.253 60万通貨 買い (LCは113.050)

17:00過ぎ 113.440 60万通貨 全決済 +18.7pips +112,200円

18:00に黒田・18:30にイギリス失業率・22:30にアメリカ消費者物価指数があるため、流れに巻き込まれる前に決済。さすがにこれだけ指標と発言が融合している中では持ちたくない(笑)

 

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ポン円

08:52 151.250 60万通貨 売り (LCは151.460)

17:20前 151.138 60万通貨 全決済 +11.2pips +67,200円

ドル円と同じ理由で決済。

 

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2017.12.14(木)

ノートレ

 

2017.12.15(金)

ユーロ円

07:15 132.375 50万通貨 成行売り (LCは132.605)

24:22 132.299 50万通貨 損切り -18.4pips マイナス92,000円

FOMC後の逆V字暴落を狙っての強気トレード。ポン円は素直に落ちていったのにユロ円だけは模範的なV字形成後の一気上昇したのでキツいっす。

 

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今週のトレードに対する自分の感想

 

前月に大きく動いた反動がきているのか、少しづつ動きが微妙になりつつあるのを感じます。といっても間もなくクリスマスと年末がやってくるから当然なのか、それに伴って市場も2017年の終わりに向かって動いていると考えれば、今年もゆっくりトレードの1年が終わるのを感じつつある今日この頃。

 

2017年度のトレード締め時については12/29(金)までを考えてはおりますが、現在までの累計を出すと今年11月までの順獲得pipsを合算すると4141.7pips。

 

仮にこのまま12月の獲得pipsが150pipsだと2017年度の月平均が357.64pipsとなり、この数値は私が考える「自分の手法における月の期待値約350pips」と大差がありませんので、今年は何やかんやあっても上手く立ち回れたんじゃないかと思っています。

 

トレードの組み方についての追記

 

私のトレードは多くの基準や根拠・形やパターン等を使って、その時の相場に合わせトレードをパズルのように組み立てています。

 

私がトレードする際の大まかなプロセス(一部)

 

 

故にチャートの状況によってはエントリーする根拠がそれぞれ異なってくるし、絶対にこうやってこうするといった明確なルールも存在しません。全てはチャートの形や状況に応じて柔軟に変化させます。

 

孫子の兵法における考えはFXでも十分に使える

 

 

私はたまに時間があると孫子を読んだりするのですが(二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書)、その中に「実を避けて虚を撃つ」という言葉があります(以下はそれの現代語訳)

 

軍の形は水の形のようなものだ。水は高いところを避けて低いところへ流れるが、軍の形も敵が充実しているところを避けて隙のあるところを攻撃する。

水は地形に従って流れを定めるが、軍も敵の状況に従って勝利の態勢を決める。敵の態勢に応じて自軍を変化させて勝利を勝ち取る者は絶妙である。

 

これをFXに置き換えて解釈していくと、

 

手法はチャートの状況に合わせ柔軟に変化して対応する

大衆が狩られそうなレートを見計らって仕掛ける

チャートの動きが難しい時は戦わず、動きが掴みやすいタイミングで勝負する等

 

つまり自分の手法において不利となるような状況ではノートレードで凌ぎつつ、チャートの動きが明らかに容易なもの(優位性が上回った時)となった際、その時々の状況に合ったトレードの方法で臨む事を指しているのではないでしょうか。

 

相場には常に臨機応変なトレードを心がける

 

手法やルールがあまりにマニュアルちっくに整い過ぎていると、肝心の柔軟性が無くなりマーケットの変化に対応できず、思った収支を上げることは出来ません。

 

故に読者の皆様には「絶対に守らなければいけない最低限のルール」を構築しつつ、相場に対して臨機応変にチャンスを拾っていけるような組み方ができる手法を時間がどれだけかかっても作るよう心がけて下さい。

 

それが最終的にあなたの手法における大きな優位性となります。

 

第3週の報告

 

2017.12.18(月)

ポン円

07:15 150.148 60万通貨 成行売り (LCは150.360)

15:58 150.361 60万通貨 損切り -21.3pips マイナス127,800円

 

朝に最大で15pipsというスプレッドに途中なったけど耐えて下落。しかし急上昇後の緩やかな伸びで切られる。これは切られる「典型的な読みが全く違う」パターンなので致し方なし。

 

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ユロ円

07:15 132.403 60万通貨 成行売り (LCは132.555)

09:53 132.557 60万通貨 損切り -15.4pips マイナス92,400円

これも同上の急上昇後の緩やかな伸びで切られる。読みが全く違うパターンだから致し方なし。

 

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ドル円

07時28分30秒 112.603 60万通貨 買い (LCは112.400)

07時28分31秒 112.398 60万通貨 損切り -20.5pips 秒速マイナス123,000円

FX人生で間違いなくベスト3には入るであろう損切りスピード。ふと秒速で1億稼ぐとかいう与○翼を思い出した。一瞬何が起こったのか分からなかったけど、オリンピックみたいに損切リンピックのようなものがあったら、間違いなく当日は強化選手に選ばれていると思う(笑)

 

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2017.12.19(火)

ノートレ

 

2017.12.20(水)FXトレード結果

ドル円

07:12 112.879 30万通貨 成行買い (LCは112.600)

19:30過ぎ 113.126 30万通貨 全決済 +24.7pips +74,100円

22:15にカーニー発言があったので事前決済。今回のトレードはレンジが未完成である状態でトレードするものでしたが、明らかに方向性が強い状況なら果敢にリスク管理を行った上で飛び込んでも十分に期待値があることが理解できました(詳しくは後述)

 

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ユロ円

07:12 133.652 30万通貨 成行買い (LCは133.350)

17:30過ぎ 134.136 30万通貨 全決済 +48.4pips +145,200円

ドル円と同じ理由で決済。

 

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ポン円

07:12 151.100 30万通貨 成行買い (LCは151.460)

19:30過ぎ 151.678 30万通貨 全決済 +57.8pips +173,400円

ドル円と同じ理由で決済。

 

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2017.12.21(木)

ノートレ

正午にBOEと黒田がある時点でトレードするにはリスクが大きすぎる。

 

2017.12.22(金)

ユーロ円

07:22 134.519 40万通貨 成行買い (LCは134.350)

08:58 134.347 40万通貨 損切り -17.2pips マイナス68,800円

ユロ円の上昇トレンドにおけるレンジが終わってなかったので発注。ただレンジの形が微妙に歪だった点を考慮し数量を減らしています(入る前から切られるだろうなぁという予感しかなかった笑)

 

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今週のトレードに対する自分の感想

 

月曜日から秒速で損切りを食らうといったマイナススタートでしたが、終わってみるとpips的には綺麗に凌げたのではないかと思っています。

 

特に水曜日のトレードは普段だったら戻しがどこまであるか不明なのをリスクと考慮してノーエントリーが常でしたが、リナさんが攻めっ気のトレードを戻したりしている話を聞いている内に、トレードを行う前日の火曜日に「ピッ!」と頭の中に閃きのようなものがありました。

 

FXで失敗から這い上がった主婦リナのFXブログ

参考記事:リアルに入って3ヵ月突入!ようやく気付いた私らしいトレードスタイルとは。

 

「ピッ!」ときた際の脳みそ思考プロセス

 

明らかに伸びていく方向が分かっているけどレンジ形成が未完・・・

でも決定打や形やパターン後に出る濃厚のような「急激に伸びる場合」はそのまま翌朝も伸びていくケースが特に多い。

ということはエントリーしてしまえば伸びるんだから入った方がいい!

リスクに関しては数量とLC幅を調整し、最悪の場合に受けるであろうダメージを抑えればいい!なら何も問題点はないからエントリーしてしまえ!

 

私なりの気づきPoint

上記プロセスは考えてしまれば非常にシンプルな発想だったのかもしれませんが、常日頃からトレードにおける変化を望んでいるからこそ、頭の中で何かが生まれ思考の1つ1つが繋ぎ合わさったのだと解釈しています。

 

常にトレーダーは相場に対して柔軟に進化していく立ち位置で

 

このように私自身も相場において長期間生き残っていくためには現状の成績に満足をせず、常に招待的な不安を適度に持った上で自分の手法を修正・改善していくといった「研磨のループ作業」を怠らずこなさなければいけません。

 

最近だと知り合いの専業トレーダーさんがブログを久々に更新した記事内において「時間がある時に別の手法を検証している」とも書かれていたので、誰一人として収益がプラスにある今にあぐらをかいている訳ではないということです。

 

現状が非常にいい結果を生み出しているのであれば、更にそこから利益を追求するための思考をする事でこの先マイナス収支へ陥る可能性をグッと抑える事が可能になるし、その努力は突如訪れる「閃きや気付き」が生み出るための事前準備ともなります。

 

マーケットで生き残るための柔軟な思考と努力

 

これを2018年度も心がけて行っていただければ幸いです。

 

第5週の報告

 

2017.12.25(月)

ノートレ

 

2017.12.26(火)

ノートレ

 

2017.12.27(水)FXトレード結果

ノートレ

 

2017.12.28(木)FXトレード結果

ユーロ円

15:04 134.555 60万通貨 買い (LCは134.350)

12/29(金)

11:30 134.549 60万通貨 損切り -0.6pips

マイナス3,600円

1日経っての昼前に終了。134.543の建値より0.7pips下に組んこんでから深夜にかけて急上昇する酷さ。運のなさもあるが年始に向けて気分の悪い終わり方になったのは言うまでもない(笑)

 

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2017.12.29(金)

ドル円

07:39 112.877 50万通貨 成行売り (LCは113.103)

23:00前 112.551 50万通貨 全決済 +32.6pips +163,000円

年末なので決済。伸びても勢いからみて112.50手前で止まるのが濃かったし、よく最後にここまで伸びたというのが正直な気持ち。

 

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2017年12月FXトレード結果の総括

 

 

総括における成績表示の注意点
私の利食いpipsは、分割をまとめた表示となっています。

つまり、数字上は一括で決済したのと変わりません。

ex

1回目利食い  50pips

2回目利食い  150pips

まとめると (50+150)÷2=100pips

損切りの表示に関しては数量に関係なく、LCされたpips数をそのまま集計しています。

ex

20万通貨で損切り10pips  →  10pips

40万通貨で損切り20pips  →  20pips

*勝敗における引き分けの定義

あるポジションにおいて未だ利食い・損切りされていない状態で、その後指標・発言等によって少しのプラス(20pips未満)で決済に至ったものをいう

*敗けの条件に含まれるもの

1.逆指値にかかって損切りされたポジション

2.指標・発言等の予定によってやむを得ずマイナス収支で強制決済に至ったポジション

敗けと引き分けの条件を厳しく設定して純粋な利食いによる勝率へ近づけているため、微妙なプラスでも勝率に貢献するという仕組みを撤廃しています。

 

2017年12月のトレード成績

 

勝敗

17戦6勝7敗4引  勝率35.2%(小数点以下2位切捨)

収支

総獲得金額  +1,745,150円

総損失金額  -652,700円

純利益  +1,000,450円

一番大きく獲得した金額  +459,250円

一番大きく損した金額    -127,800円

pips

総獲得pips  +377.05pips

総損失pips  -136.7pips

純獲得pips  +240.35pips

一番大きく獲得したpips  91.85pips

一番大きく損したpips   -22.7pips

アベレージ&リスクリワード

平均獲得pips  55.19pips(6勝分の合計pips÷6勝)

平均損失pips  -19.44pips(建値付近を除いた全てのマイナス合計÷7敗)

リスクリワード  2.83(小数点3位切り捨て)

2017年12月の損益グラフ

縦のグラフ  →  純獲得pips

横のグラフ  →  トレードを行った順(決済・損切りした約定順)

 

獲得pipsの推移

 

ブログ掲載分からの純獲得pips総まとめ(2016年07月~2017年12月分)

2016年

07月  455.0pips

08月  383.7

09月  246.9

10月  387.8

11月  435.9

12月  270.5

2017年

01月  589.4pips

02月  404.0

03月  344.1

04月  428.8

05月  152.1

06月  311.0

07月  380.1

08月  642.4

09月  205.7

10月  64.6

11月  619.9

12月  240.3

2016年07月~2017年12月までの平均純獲得pips +364.4pips

 

トレードの総括とポイントまとめ

 

途中で損切りが連続して続く場面もありましたが、乗るべきところでしっかりとエントリーを行って結果がついてきた。

 

先月はそのようなトレードだったと感じます。おそらく2017年度を総まとめされている方も多いと思いますし、色々な反省点を集約して改善・修正作業へ取り組んでいる方もいらっしゃるでしょう。

 

私が総まとめで反省するポイントとして必ず確認してほしいのは、

 

1.そもそも優位性が手法に結果として備わっているか否か

2.エントリーの過度性(オーバートレードの有無)

3.損切りを入れる場所(LC幅を含む)

4.大きく伸ばせる利食いの仕組みが出来上がっているか

5.エントリーポイントの正確性

 

大きく大別すると上記5種類となります。

 

番号が「1→5」へ下へいくにつれて取り組む際の難易度も上がっていき、最後のエントリーを行う場所が最も難易度が高い(大雑把な場所ではなくピンポイントで発注するような正確性の意)これらは実際のトレード結果を振り返って復習を行うのはもちろん、

 

FT3やMT4といった検証ツールをお持ちであれば過去にどんどん遡って確認していく。半年・1年で止まらず2016年以前へ潜っても構いません。

 

ただ注意点として手法上大きく獲るようなスタイルで今後もトレードを行いたい場合は、「1」は既に備わっている前提で「2」と「4」が絶対に必要となります。

 

つまり最終的に

 

1.ある程度許容された損切り幅

2.大きく利食いできる力

3.チャートの状況に応じて柔軟にエントリーの可否を見極める判断力

 

これらが知識・経験として身に付けばトレーダーとして申し分ない状態となる。

 

だから読者がトレーダーとして大きく成長を望んでいるのであれば、損切り幅・利食い幅といった決まり事のようになっているような手法にメスを加える事を恐れてはなりません。

 

「勝率・損切り幅・利食い幅」といったものが完全に固定されているような手法はチャンス相場では獲れても一撃で3ケタとか大きく獲ることは絶対に出来ないのですから、結局は数量を半強制的に上げていきざるを得なくなります。

 

ましてや今後レバレッジ規制が入っても国内で同じようにトレードしたいのなら証拠金の量がトレードする上で死活問題となっていくのは明白で、海外口座があればと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、その判断は総計です。

 

仮に読者が国内と同じ申告分離課税20%の税率(年330万円以下)までしか海外で稼がないというのであれば話は分かるけど、そんな訳はないと思う。

 

となれば必然的に331万以上の所得に関しては税率的に損する形になっていきます。

 

だから上記金額を稼げるスキルがある場合は国内へ戻るのが合理的となります。ただレバレッジ10倍となった場合、ドル円1万通貨をトレードするだけでも証拠金が10万以上、ポン円になると15万の証拠金が必要となってしまいます。

 

pipsが抜けてナンボ!稼ぐのは後回しで問題ない

 

すると必要となってくるのは所持している資金力もありますが、それ以上に必要となってくるのは如何に少ない数量でも多くのpipsを抜いていけるかという「トレーダーの実力」だと考えます。

 

A.100~200万通貨で月に50~100万稼ぐ

B.20~30万通貨で月に50~100万稼ぐ

 

どちらが現実的でしょうか?税金関係なしで海外で「A」を選択してやっていく!というのならそれまでですが、3ケタ数量のプレッシャーなんて考えたくもありません(笑)

 

それより数量的に自分に見合った量をこなしつつ月平均で200~300pipsほど獲れる力を身に付け、稼ぐ金額は2の次に回す方が余裕を持って対応できると思いませんか?相場のラッキーが加われば20万通貨でも月に100万の金額は十分に射程内ですから、無理を言っている話ではないと思います。

 

対戦相手が嫌がるようなFXトレーダーになろう

 

FXは何だかんだいってゼロサムゲームという名の金の奪い合いです。パソコン画面を見つつも内情は人間同士が持ち金を取り合っている阿鼻叫喚の戦場です。

 

ここから先の話は私のイメージを含めたものになりますが、もしそんなサバイバルの状況下で周りより大きく抜けたいと思うのであれば、逆に周りの大衆が嫌がる・恐れるようなトレーダーを目指して下さい。

 

言い換えると「こいつとは戦いたくない」と思えるようなトレーダーです。

 

実際に殴り合う訳ではないのでイメージしにくいかもしませんが、自分が避けたいと思える相手はそれだけの理由、つまり自分より「大きな優位性」を持っているから避けるという事になります。

 

EX

1.月30~70pips程度を獲る相手と月300pips獲る相手だとどっちが嫌か?

2.利食いが25~50pipsコンスタントの相手と一撃100pips以上を獲る相手では?

 

他人と比べろと言っているのではなく、大衆が90%を超えるような中に自分が競り勝てるような優位性とは何か?を考えれば、自ずとどちらの優位性が強いかが分かってくると思います。ですので、読者の方も周りから恐れてもらえるような優位性を持つように、少しづつ優位性の探求をしていただければ幸いです。

 

今回の記事が、少しでも多くの読者に参考となれば幸いです。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。