【荒波の中を地道に進む】2020年2月のFXトレード報告と総括

おはこんにちばんは、レギオンです。

 

コロナウイルスの影響で、世界経済がとんでもない事態となっており、27~28にかけてはチャートも動きが無双状態と、3月もこの調子だとエグい相場になる雰囲気。

 

なので、もし損切りに抵抗があって含み損を抱えている方は、コロナウイルスの収束はここ1~2週間が勝負と言われているように、

 

ここで損切りをしっかり出来るか否かが、雌雄を分かつポイントとなります。

 


・サブプライムローン問題もすぐに収束する

・世界経済が一気に下落しても、すぐ戻す

 

10数年前、上記のように考えていた人たちが「跡形もなく」相場から消滅した事実を踏まえれば、決して大げさではない考えだと思う。

 

今回は2020年2月の総括と、現状のビジネスで進捗があったものを紹介します。

 

*この大暴落で「驚異のpips」を獲られた方、その仕掛け所に関しては素晴らしいとしか言えないし、めっちゃ尊敬します(マジで羨ましい笑)

 

2020年2月のFXトレード結果

 

 

 

トレードした日と通貨ペア

2月8日 ポン円

2月13日 ユロ円・ポン円

 

2020年2月8日ポンド円

 

 

07:35 142.193 40万通貨 成行売り

LCは142.460(スプ込)に設定

10:43 142.210 40万通貨 損切り

-1.7pips -6,800円

 

エントリー後に下落して、「00」から大きく跳ね返ってくんなよ~って懸念が現実化。非常にきれいなV字となってレンジへ舞い戻ってきたため、危険を感じて逃げました。

 

また雇用統計が当日にあったため、戻ってきてから再度伸びるのを待つとしてもリミットがあるので、期待値的にも低いと判断したのも理由。

 

チャート画像とエントリー根拠

 

エントリー時点のチャート

 

①上昇トレンドが続いている場面で、緑○の地点から下落し、142.80付近を沿うかのようにレンジが形成。

②大きく見れば三尊に似た形をしているが、142.20~80で形成しているレンジが外へ開いている状態を、個人的には「チューリップ」と呼んでいて、この場合は画像左のように下落していく可能性が高くなる。

③もし「フェイク」的な動きだった場合は、142.80付近レンジ下もお椀型のため、黄色線のように欧州時間頃に上昇していくはず。

④しかしそのまま下落し、142.60で1回、142.50近くで再度1回跳ね返しているので、上昇を拒否した形(ダメ押し)になって下落している

⑤142円より下はチャートがなく空白地帯だから、強く下落すれば大きく伸びる可能性も高いため、朝イチで成行ショートしています。

 

エントリー後のポジション推移

 

朝イチから逆行してOUTの場合は仕方ないとして、仮に伸びていった場合は下記①~③のパターンを想定していました。

①は再下落する可能性があり、③は本格的に「00」を割っていく可能性が高いのでOK。

しかし、②は「00」から力強く跳ね返ってレンジへ出戻りし、そのままV字の形を作っているため、綺麗に伸びるパターンとは対照的な「一番出てほしくなかった反転リスクの高い形」となります。

故にポジションリスクが大きくなっているので、逆指値をタイト設定して損切りとなりました(どの道、雇用統計前には決済して逃げる)

 

今回のトレードで使用した判断基準・考え方一覧

 

・事前に想定できる動き(フェイク)

・チューリップ(三尊の変化系)

・レンジ縮小

・ダメ押し

・チャートの動き(未来を想定)

・イヤな動きが現実になった際の逃げ

 

危険な動きをした場合、短期的に見ればすぐにそのまま戻すこともありますが、

 

職業・稼ぐ手段として「長期的」に考える場合は、安定・堅実・リスク回避が「絶対的条件」となります。

 

だから、今回のように違和感あるチャートの動きへ変わった際は、そそくさと相場から逃げてしまい、次のチャートを待てば問題なし。

 

自分の理想的な動きをするチャートだけ、エスコートするように努めましょう。

 

2020年2月13日(木)ポンド円

 

 

08:48 142.360 40万通貨 指値買い

LCは142.150に設定

12:55 142.300 40万通貨 損切り

-6.0pips -24,000円

 

たまに使用する、大衆がエントリー後に損切りする場所を狙う「大衆ホイホイ」トレード。

 

チャートを見た瞬間に注文の多い料理店のごとく、着目点やエントリー・損切りする場所が目につくため、明らかにこれは「トラップ」と判断。

 

初動は完璧に拾えましたが、以降で思ったような動きを見せなかったので、逆指値を縮めて損切り(実質的に撤退)

 

チャート画像とエントリー根拠

 

エントリー時点のチャート

 

①緩やかな上昇トレンドが続いており、動きはそこまで大きくないが、途中で方向性を変えるような動きはなし。

②朝イチでのレンジが142.50上で形成されており、かつレンジも縮小しているため、エントリーチャンスに思える。

③ただ、142.50より手前の直近底値が142.30にあるため、下記のようなトレードがパッと浮かぶ

(1)142.50で指値or現在のレートで成行
(2)損切りを近場にある目安である142.30付近で行う
(3)LC幅も20~25程度で済むし、切る場所としては最適である

④上記のようなロジックが浮かぶ以上、チャートにトラップが仕掛けられている可能性が高い

⑤故に、大衆が142.30付近で切られてから新規で入る「ハイエナ的な指値」を行っています。

 

エントリー後のポジション推移

 

初動の捉えは完璧に行えたので、その際に逆指値を142.50へ縮める。

ただ、想定していた黄色線の方向へ全く伸びる気配がなかったので、2回目の142.50へのアタックが失敗したのを見て、逆指値を142.30へ変更。

そのまま損切りの流れとなりました。

 

今回のトレードで使用した判断基準・考え方一覧

 

・「50」「00」

・レンジ縮小

・大衆のエントリープロセス

・直近底値

・チャートをパっと見た時のトラップ感

 

2020年2月13日(木)ユーロ円

 

 

07:51 119.694 40万通貨 成行売り

LCは119.905(スプ込)に設定

2/14(金)

07:59 119.048 20万通貨 分割決済

64.6pips +129,200円

2/15(土)

06:32 118.930 20万通貨 買い 両建ロック

安全に週マタギするため、同じ数量を「買い」にすることで窓空きリスクを回避。

2/17(月)

07:24 118.987 20万通貨 売り 両建を解除

土曜日クローズ前に持ったポジションを決済し、再度持ち越した売りポジションの逆指値を設定。

*決済時に利益は出ていますが、目的は週マタギによる変動リスクを回避するためなので、損益に計上をしない方針で進めます。

2/19(木)

16:34 118.955 20万通貨 最終決済

73.9pips +147,800円

トレード的には、120円へ強く下落してからの揉み合いから、力尽きて再下落したのを上手く拾えました。

水曜日はもう一段階伸びて118円までが理想形でしたが、途中で形が崩れた上に、急激な円安相場になって終了。

40万通貨平均 69.25pips +277,000円

 

チャート画像とエントリー根拠

 

エントリー時点のチャート

 

①119.80~120.00を一日近くもレンジ帯となり、方向性は様子見の状況がつづいている。

②青□はV字にも見えるが、その後すぐに伸びてもいないし、かといってフェイク的な動きも見せていないため、ノイズ(出てきても意味がない形)と解釈してスルー。

③その後に119.80付近で小さいV字から大きく上昇し、120円を突き抜けたので、理想的な再上昇をするのであれば、黄色線のように120円を底にして伸びていくハズ。

④でも想定する動きとならず、120円の串刺し状況で揉み合っている。ここが買いの連中(緑□)からすれば「ラストチャンス」となる(紫線のように伸びれば上昇が濃厚)

⑤結果的に120円を頭打ちにして、イレギュラー的に下落を開始。更に戻しを119.90で完全にガードした上で、直近のV字底値119.750を勢いよく抜けて下落。

⑥故に今回のチャートは形的にもイレギュラーな動きだし、心理的にも明らかにショートが強いと2つの判断ができるため、朝イチで成行ショートしました。

 

今回のポイントは(チャートの緑矢印を参照)、

 


・「④」の時に緑□で買いポジションを持つ人が、どういう心理状態でチャートを見てたか?

・119.750へ向けて再下落を始めたチャートを見て、どういう心境の変化があったか?

・更に119.750を抜けた時は、上2つと比べてどう感じたか?

 

この3つのポイントにおける「大衆心理とその変化」を、自分なりに疑似体験して感じることが出来れば、

 

チャートが「心理的」にどちらの方向に強いかが、高確率で分かるようになります。

 

チャートの形や動き方が微妙だとしても、心理的にどっちが強いという見方が可能になる。

 

つまり、チャートを真正面からだけではなく「舞台裏」からも見ることが出来ます。

 

エントリー後のポジション推移

 


Point

チャートがどのように動いたらOUTになるか?

上記考えをベースに最悪な状況を事前に想定し、近すぎず遠からずの距離をとった上で逆指値を設定しています。

 

今回のトレードで使用した判断基準・考え方一覧

 

・ノイズ(以降の動きに変化を与えない形)

・反転気配などがない限りは1/2を保有

・重要指標前の事前決済

・週マタギする際の両建ロック

・レンジ帯(動きが出たらついていく)

・V字

・チャートの理想的な動き(未来を想定)

・イレギュラー的な動き

・2回チャンスを逃すと反転する確率がUP

・買いポジションの大衆心理とその変化

・ダメ押し下落と直近抜け

 

FXトレード結果:2020年2月の総括

 

総括における成績表示の注意点

利食いpipsは分割をまとめた表示となっています。つまり数字上は一括で決済したのと変わりません。

ex

1回目利食い  50pips

2回目利食い  150pips

まとめると (50+150)÷2=100pips

損切りの表示に関しては数量に関係なく、LCされたpips数をそのまま集計しています。

ex

20万通貨で損切り10pips → 10pips

40万通貨で損切り20pips → 20pips

 

*勝敗における引き分けの定義

あるポジションにおいて未だ利食い・損切りされていない状態で、その後指標・発言等によって少しのプラス(20pips未満)及び微マイナス(スプレッド分程度)で決済に至ったものをいう。

*敗けの条件に含まれるもの

1.逆指値にかかって損切りされたポジション

2.指標・発言等の予定によってやむを得ずマイナス収支で強制決済に至ったポジション

敗けと引き分けの条件を厳しく設定して純粋な利食いによる勝率へ近づけているため、微妙なプラスでも勝率に貢献するという仕組みを撤廃しています。

 

2020年2月のトレード成績

 

勝敗

3戦1勝1敗1引 勝率33.3%(小数点以下2位切捨)

 

収支

総獲得金額  277,000円

総損失金額 -30,800円

純利益 246,200円

一番大きく獲得した金額 277,000円

一番大きく損した金額  -24,000円

 

pips(小数点第2位以下切捨)

総獲得pips 69.2pips

総損失pips -7.7pips

純獲得pips 61.5pips

一番大きく獲得したpips 69.2pips

一番大きく損したpips  -6.0pips

 

アベレージ&リスクリワード

平均獲得pips    69.2pips(計算上引き分けを除く)

平均損失pips -7.7pips(引き分けを除いた全てのマイナス合計がベース)

リスクリワード 8.99(小数点3位切り捨て)

 

ブログ掲載分からの純獲得pips総まとめ(2016年07月~2020年2月分)

各月の詳細に関してはトレード結果を参照

 

2016年(av363.3pips)

07月 455.0pips

08月 383.7

09月 246.9

10月 387.8

11月 435.9

12月 270.5

 

2017年(av365.2pips)

01月 589.4pips

02月 404.0

03月 344.1

04月 428.8

05月 152.1

06月 311.0

07月 380.1

08月 642.4

09月 205.7

10月 64.6

11月 619.9

12月 240.3

 

2018年(av153.79pips)

01月 658.3pips

02月 -3.1

03月 216.1

04月 174.8

05月 240.8

06月 88.5

07月 272.95

08月 157.6

09月 32.8

10月 42.65

11月 69.10

12月 -104.8

 

2019年(av16.01pips)

01月 -135.6

02月 190.8

03月 -21.0

04月 -43.3

05月 -31.7

06月 -26.8

07月 54.2

08月 ±0

09月 42.1

10月 178.0

11月 ‐8.7

12月 ‐5.8

 

2020年(av45.9pips)

01月 30.4

02月 61.5

 

FXトレード以外のビジネス進捗について

 

 

FX以外で、キャッシュフローの源泉を何本も増やすスタイルで取り組んでますが、現状はトレードを除くと下記のとおり。

 

・個別のFXスクール

・FXブログ

・FXのコンテンツ販売(noteなど)

・物販(せどり)

・不動産投資

・Youtube動画(3~4月予定)

 

状況が大きく変わった項目だけ紹介します。

 

FXブログ(EmpireBlog)

 

リライトも落ち着き、コンテンツ作成・Youtube動画企画のため、毎日更新はブログの質低下を懸念してストップ。

 

ただ、ちょうど2日前からGoogleアルゴリズム変動があったのか、

 

明らかに、検索順位が著しく上昇しました。

 

「FX ○○」といった2ワードでも「1位」に食い込んできたワードも増えたし、FXと関係ない「不動産投資  (新築)タワーマンション」でも1~3位あたりに(笑)

 

何より嬉しいのは、「FX  勉強」のキーワードで1ページに舞い戻ったこと。

 

2018年9月28日、Googleのアルゴリズム変動で飛ばされるまでの全盛期に、ようやく50%ぐらい戻ってきた感触があるし、動画へシフトするタイミング前に伸びたのは嬉しい。

 

PVは約15000PVと、先月に比べて約25%ほど上昇。

 

この勢いだと20000PVも視野に入るので、Google先生に気に入られる記事構成にしつつ、リライト更新をメインに内容の濃い記事をアップしていきますね!

 

FXのコンテンツ販売

 

現在はFXを独学で勉強する人向けで「独学ガイドブック」を、当ブログのリンクから販売しています。

 

またnoteで販売するコンテンツとして、10000~20000文字程度の内容で初心者向けに記事を作成中。

 

こちらは定期的に記事を作り、書店のように色々な項目をラインナップできればと考えています。価格はまだ決めてませんが、1文字0.25~0.5円程で金額を調整予定。

 

物販(せどり)

 

2020年2月は粗利で12万ほどに落ち着きました。

 

他のビジネスに充てる時間が増えたため、またハードウェアといった、利益は大きく出るけど手間のかかる商品を仕入れなくなったので、ゆっくり毎日の売上は下がった感じ。

 

今後は動画・コンテンツへと更に時間を注ぐため、おそらく月8~10万の利益に着地すると思いますが、息抜き感覚で楽しく取り組めるので、引き続き継続して行います。

 

以上が、現状のトレード以外のビジネスに関してでした。

 

今回の記事が、少しでも多くの読者に参考となれば幸いです。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。