おはこんにちばんは、レギオンです。
私は自分のトレードがない日のチャートは見ません。だってノートレード後のチャートを見ても仕方ないでしょ?それだけチャートを朝の時間にしっかり確認した上でノートレードだと確信を持って判断をしているんですから、後からジーッと見たところで得るものはありません。
もしミスだったとしても、次の日の朝に確認して反省すればいいんです。当日にチャートを確認していて、判断ミスだったと知った上に精神的ダメージでボディブローを翌日までくらうより絶対にマシだと思う。
あと世間では金曜の動きが日銀のうんぬんかんぬんと話題になってますが、それは後付けの理由であって、
ただ下落した
結局はこれなんです。これを専門家やインテリはあたかも下落に至ったストーリーを知っていたかのように話すけど、それは世間一般的に通りそうな理屈を綺麗に並べてるだけで答えを見た後に作ったカンニングに過ぎません。
だから私は経済ニュースに全く興味がない。でも初心者や聖杯を探すのに夢中な方からすれば、これほど筋が通った見解は、ついつい参考にするかもしれません。
でもね、コメンテーターや専門家も残念ながら大衆です。為替の予想はするけど、トレーダーではありません。
正直言って、彼らの口から参考になるような内容は1%もないです。チャートだけを見てたら純粋に落ちたと思えるものが、メディアやよく分からん人間の発言で不純になってしまい、チャートの本質を見えなくしてしまうのです。
皆が売り倒したから下落しただけであって、それ以外に理由なんてありません。
人間は物事や事象に理由や原因を結びつけることでそれを事実化・正当化する生き物ですが、FXに関してはもっとシンプルに考えましょう。
上昇するか下落するか
勝つか負けるか
これぐらいが丁度いいと思います。
では本題へ!7月はボラティリティが大きかったというのもあり比較的長打が獲れたような感じですが、数字で表してみましょう。
2016年7月のトレード結果
総括における成績表示の注意点
私の利食いpipsは、分割をまとめた表示となっています。つまり、数字上は一括で決済したのと変わりません。
ex
1回目利食い 50pips
2回目利食い 150pips
まとめると(50+150)÷2=100pips
損切りの表示に関しては数量に関係なく、LCされたpips数をそのまま集計しています。
ex
20万通貨で損切り10pips → 10pips
40万通貨で損切り20pips → 20pips
2016年7月の成績
勝敗
(1)13戦7勝6敗
(2)エントリーしたが結果的にノートレ 4戦
(3)合計すると17戦7勝6敗4引
引き分けという概念は少しズレてるかもしれませんが、損もしてなければ勝ってもいないという点を踏まえ、引き分けに分類しました。
収支
獲得pips +555.0pips
損失pips -62.7pips
純獲得pips 492.3pips
確定損益 +927,260円
一番大きな利食い +158.3pips
一番大きな損切り -15.7pips
平均利食い幅 +79.28pips
平均損切り幅 -10.4pips
リスクリワード 79.28÷10.4=7.623(小数点第4位以下切り捨て)
更に細かい分析
総エントリー回数(2通貨の合計)17回
損切りになった回数 6回
利食いできた回数 7回
ノートレになった回数 4回
一回のエントリーで期待できるpips数と獲得金額
①79.28×7/17=32.64pips
②-10.4×6/17=-3.67pips
③32.64-3.67=28.97pips
④28.97pips×16万通貨(最低トレード数量)=46,352円
総括とポイントまとめ

勝率に関しては約定した分で考えると50%ありますが、平均40%の私にしては上出来といったところ。ただ、リスクリワードが10いってないのはショックかな。分割決済の残りが伸びなかったのが原因です。
また数字的に1回エントリーした段階で45,000円以上の期待値があるのが分かると思います。これが私の統計から得られた自信となっているため、エントリーに躊躇する事が失くなる理由となってます。
こうやって細かく分析すると、トレーダーの本質というかその人のトレードスタイルというのが見える。
私の場合は損を細かく切り、一気に荒稼ぎするタイプ。何でこのスタイルなのかというと、大きな流れが生じた時にどれだけ大きく狩れるか?その時の稼ぎが収支の大半を占める事を、過去の経験・データから知っているからです。
つまり、それ以外の収支は殆どがトントンで終わるため、その中で大きく収支を塗り替えようと思ったら損小利大を徹底的に追求するのが一番であって、決まった利食い幅を毎回とるより、1回でその数倍を大きく狩る方が楽だからということ。
例えば、損切りと利食いを1:3で決めているトレーダーがいるとします。この方は利益が伸びればしっかり「3」で獲れますが、そもそも毎回が伸びるわけではありませんし、損切りにだってなることも常でしょう。そう考えると、最終的に1:3になることは確率的に難しい。でも利食いはリミットが「3」なのですから、それ以上は利益を生むことが出来ません。
となれば、利食い幅自体を大きく変えるしかありません。それによって生じる1:6や1:5の利確によって最終的に1:3と落ち着くのです。こう書くと勝率を換えればいいじゃん!と言われそうですが、1:3を継続しようとすれば25%で収支はチャラ、33%で若干のプラスとなります。
この33%を50・60%に換えるのって非常に難しいんです。何故なら手法自体を根本から変えないと勝率というのはそう簡単に変わりませんから。それより損切りがしっかりと出来ているのなら、利食いを見直すだけで収支が大きく改善するんであればそっちを優先して行うべきです。だってその方が楽だし、効率的だと思いませんか?
10回中8~9回はヒットだけど、残りの1~2回は場外ホームラン
これで収支が大きく変わります。
今回の記事が、少しでも多くの読者に参考となれば幸いです。
関連記事はこちら
個別のFXスクールと関連記事
FX独学ガイドブックの販売を始めました
noteで有料記事・画像の販売を始めました