【FXで後付けの理由はどうでもいい】2016年7月のトレード結果

おはこんにちばんは、レギオンです。

 

私は自分のトレードがない日のチャートは見ません。だってノートレード後のチャートを見ても仕方ないでしょ?それだけチャートを朝の時間にしっかり確認した上でノートレードだと確信を持って判断をしているんですから、後からジーッと見たところで得るものはありません。

 

もしミスだったとしても、次の日の朝に確認して反省すればいいんです。当日にチャートを確認していて、判断ミスだったと知った上に精神的ダメージでボディブローを翌日までくらうより絶対にマシだと思う。

 

あと世間では金曜の動きが日銀のうんぬんかんぬんと話題になってますが、それは後付けの理由であって、

 

ただ下落した

 

結局はこれなんです。これを専門家やインテリはあたかも下落に至ったストーリーを知っていたかのように話すけど、それは世間一般的に通りそうな理屈を綺麗に並べてるだけで答えを見た後に作ったカンニングに過ぎません。

 

だから私は経済ニュースに全く興味がない。でも初心者や聖杯を探すのに夢中な方からすれば、これほど筋が通った見解は、ついつい参考にするかもしれません。

 

でもね、コメンテーターや専門家も残念ながら大衆です。為替の予想はするけど、トレーダーではありません。

 

正直言って、彼らの口から参考になるような内容は1%もないです。チャートだけを見てたら純粋に落ちたと思えるものが、メディアやよく分からん人間の発言で不純になってしまい、チャートの本質を見えなくしてしまうのです。

 

皆が売り倒したから下落しただけであって、それ以外に理由なんてありません。

 

人間は物事や事象に理由や原因を結びつけることでそれを事実化・正当化する生き物ですが、FXに関してはもっとシンプルに考えましょう。

 

上昇するか下落するか

勝つか負けるか

 

これぐらいが丁度いいと思います。

 

目次

【FXトレード結果】2016年7月第1~2週までの報告

 

トレードした日と通貨ペア

7月4日(月) ドル円

7月5日(火) ドル円

7月6日(水) ユロ円

7月7日(木) ユロ円

 

2016年7月1日(金)

 

米ドル円

① 103.250 16万通貨 売り

② 102.571 8万通貨利食い +67.9pips +54,320円

残り8万通貨は持ち越し

 

トレード詳細画像

 

トレードの詳細

 

トレードする際は5分→3分足の順で確認をします。現在10分足はグミのヒモQみたいにびよーんと伸びているため殆ど役に立ちませんので、5分足を見る事に。

5分足で、私がトレードできそうと感じたのは、

 

1.チャートが階段っぽくなっている

2.チャートのレンジ幅が1/2に減ってるから

3.レンジ幅が狭い

 

こんな理由からでした。意味不明かと思いますが、トレードってこんなもんです(笑)

 

「1」はどういう事かというと、チャートは3段レンジ形成後に上昇・下落する可能性がある。言い換えると、2回上昇・下落したら反転する率が高いんです。イメージでいうと3段の階段ですね。

 

絶対というわけではありませんが、私が統計上・経験上で培ったものですから、その信頼度はチャートの形によって激アツになります。

 

「2」についてですが、その上昇・下落のプロセスでは、明らかにチャートのレンジ幅は小さくなっていきます。ジェットコースターが頂上に辿り着く際に傾斜が緩やかになっていくような感じで。

 

こっからが不思議なんですが、綺麗に反転するパターンの場合その反転する前に形成されている階段チャートのレンジ幅というのは、上がる度に約1/2ずつ減っていく傾向が強いんです。

 

何故と聞かれても、答えれません(笑)完全に私が統計で学んだ傾向とした言い様がありません。言い換えれば、統計でしっかりとパターンを認識してれば、こんなオカルト的なものでも通用するという事です。

 

ですが階段の2段目ということもあり、画像左の「15~20pips?」が示すように最後の3段目があって安易に逆張りしたら殺される可能性もあるため、この時点ではエントリーに踏み切れません。

 

最後の「3」についてですが、チャートが反転する際のタイミングを図る部分になります。ジェットコースターが緩やかに斜めになって落ちるのと同様に、チャートも下落直前のレンジ幅というのは小さい事が多い。これも統計と経験論から。

 

画像左側に書いていますが、102.50~103円のレンジは明らかに人間がトレードしたと分かる。人間がトレードするからには理由があり、チャートの形成にも何らかの理由があるのは間違いありません。

 

レンジが小さくなるという事は、単純にあとひと押しで売買区分が逆の人間に圧倒される可能性が高い。何故なら、順張りで張り続けた大口トレーダーは既に利確して、今度は逆のポジションを持とうと考えているからです。

 

つまり小さいレンジ幅を支えているのは、高値・底値で順張りした一般市民の資産になります。彼らが逆張りのケタ違いな資金力に耐える事ができるでしょうか?結果は明らかです。

 

理屈的にも合っているし、膨大なチャートを見て気がついた傾向なので、大きくズレてはいないハズです。

 

ただ私がチャートを開いた段階で逆V字の形は形成されておらず、逆張りと決めるには早計だし、まだ順張りで伸びる可能性もあるため、この時点でも逆張りトレードは確定しておりません。

 

結局、上記3点の材料だけでは決定打に欠けており、何か確信めいた動きがないとノートレという状況でしたが、7時前後に形成された逆V字を見て状況は一変します。ここでようやくエントリーの作業に入りました。

 

理由として、

 

1.これ以上のレンジ階段形成が拒否された可能性が高い。

2.逆V字の幅が10pipsぐらいと前レンジの約1/2

3.小さいレンジからの逆V字発生は反転率が高い

 

もう私の中では絶対にトレードしなければいけない状況、まさにロングでポジション形成しているトレーダーから金を巻き上げるチャンスがきたのです。

 

2016年7月4日(月)

 

米ドル円

102.503 16万通貨 買

 

現在保有ポジション

103.250 8万通貨 売

102.503 16万通貨 買

 

トレード詳細画像

 

トレードの詳細

 

前回使った画像の使い回しです(笑)元は7/4分も前回で紹介しようと頑張って書き込んでたのですが、その名残と言う事でご容赦下さい。

 

さて、7/4は先週の逆V字から一気にストーンと下落したポイントからスタートしたわけですが、多くのトレーダーが102.40~50ラインを意識しているのは明らかです(緑ラインと紫丸を参照)

 

なので、この辺りを基準にトレードを組み立てていきましょう。

 

まず私が考えたのは、

 

1.逆張り成功後のチャートはそのまま同じ方向に行く可能性が非常に高い

2.7/1(金)18:00~夜中のチャートの形が逆張りを示唆している

 

この2点でした。

 

まず「1」について。これは恐怖にかられた大衆が一気に損切りする勢いで蹴散らされ落ちていっているのだから、暫くはは資本力の強いトレーダー方の独壇場、彼らの望む方向に進むであろうと私が考える根拠の傾向です。

 

チャートが前回述べた3段形成する事を考慮すれば、この2段目で「見」に回ってたトレーダーが大挙して押し寄せるという発想で大きくズレてはいないと思います。

 

歴史で例えるなら、関ヶ原の戦いで徳川と石田のどっちが勝つか分からないので、中立的な立場で勝負の行方を見ていたが、終盤で徳川が一気に優位になったから、

 

我らは東軍にお味方いたす!

 

と都合よく押し寄せる小大名・有力国人衆みたいな感じ?こんな後出しジャンケン武将だったら、間違いなく90%以上の確率で領地大幅削減か改易でしょうが(笑)、FXでは何でもありです。

 

むしろ戦後の追撃戦・落ち武者狩りで、「石田三成捕まえるぞ!」ぐらいのノリでようやく登場してもOK。というより、こっちがFXは正解。

 

要するに、長いものにグルグルグルグル巻かれろ精神がFXだから、必然的に強い流れの方向に進む可能性が高いという事です。

 

「2」に関して。これは私が反転する前のチャートの形をピックアップして確率的に高かったのがこの形だからです。青丸で囲んでいるような、最後に小さいモミモミを作るのが特徴。

 

このハイヒール的なチャートの形になったら、私は逆張りを意識します。

 

結局、順張りと逆張りの両方を意識している状態なわけですが、残念ながら順バリについてはエントリーするポイントが全くなく、逆に逆バリは102.50付近の揉み合いが複数見受けられる事から、エントリーする場所は非常に簡単です。

 

以上より

 

1.逆張りでエントリーを組む

2.順張りは7/1(金)の持ち越しポジションがあるので、一気に下落したとしても含み益が伸びるからOK!

 

と前回の売りポジションをリスクヘッジに用いてのトレードでした。

 

2016年7月5日(火)

 

米ドル円

7/4(月)分

102.503 16万通貨 買

102.346 損切り

マイナス2万5120円

 

現在保有ポジション

103.250 8万通貨 売

2016年7月 収支

+29,200円

 

2016年7月6日(水)

 

ユーロ円

エントリー時点

112.675 30万通貨 売 IFO

結果的に約定しなかったのでノートレ

 

現在保有ポジション

ドル円 103.250 8万通貨 売

 

トレード詳細画像

 

トレードの詳細

 

7月に入って、ようやく順張りでトレードできる絶好の機会でしたが、こういう時に限ってサッサと手前で落ちていくんですよね。

 

数量に関しては、現在順張りが30万通貨を基準としています。逆張りはリスクが高いので、現在は16万通貨と約1/2でトレード中。15万通貨でないのは、分割決済しづらいという理由からです。

 

エントリーの理由についてですが、ショートのエントリーチャンスだったからとしか、言う事が出来ません(笑)もちろん条件が色々とあったりはしますが、

 

・昨日の16:00頃に出来た逆V字で上昇リスクが減ったという事

・綺麗に抵抗することなく下落しているチャートの形

・ポンド円も同じくショートエントリーのチャンスだった(スプレッドが時折大きく離れるので、現在はトレードしてない)

 

主にこの2つからショート発注で問題ないと思いました。エントリーポイントについては、緑丸2つが跳ね返っている112.70が一番入りやすいので、そこを基準に組み立てました。

 

そしてドル円をまだ決済していない理由については、チャートが利確してと言わないから。これが理由です。

 

また訳の分からない事を喋ってると思うでしょうが(笑)、チャートが反転する傾向や可能性を示唆するような形や状況を形成しない限りは、放置プレイしていた方が伸びるんです。

 

ただ持ち越しする場合や売買区分の判断が難しい状況の時、ある程度チャートが伸びている時など特定の条件の場合は、

 

厳密にルール通り実行する

 

感性だけに頼らない「堅実な手段」を私はとっています。だから先週の金曜日からの持ち越しは1/2決済しました。全数量を抱えて月曜日を迎えるのは、爆弾を脇に抱えて火の中を進むぐらい危険な事ですから(笑)

 

また1/2を利確する事によって、

 

1.判断が間違っていた場合でも利益を残す事ができる

2.金銭的なプレッシャーを大幅に減らすことにより、自分の判断を冷静に信じて実行に移せる

 

こういった利点も生まれます。もっと上級のトレーダーになれば全数量抱えてるんでしょうが、私にはそこまでの力がないのでこのようにしてます。

 

少し話が逸れましたが、

 

チャート本位で利確の判断を決める

 

この方法はある程度の経験と自分を信じる力が必要ですが、判断基準をリスクリワードや己の欲でなくチャートの形・マーケットの状況としている点に優位性があります。

 

例えば

・利食いを100pipsでする

・損切りに対して1:4になるポイントで指値注文

 

上記2つは堅実に利益を残せるリスクリワード通りにする事で期待値をマイナスにしない等、まさにセオリーの利確パターンです。

 

全然このやり方を使っても問題ありません。ですが、100pipsなら100pips以上は獲れないという大量獲得の可能性を同時に否定している事にもなります。

 

某ブログではこれを「ホームラン」と表現していますが、FXはこれを月にどれだけ打てるか?それによって月の収支が大きく変わるからです。

 

要するにせっかく絶好のタイミングで入ったんだから、伸ばせるだけ伸ばして、狩れるだけ利益を狩ってしまいなさい!ってこと。

 

初めは判断基準が分からず失敗することも多々ありますので、失敗しても大丈夫な数量を残して練習するのがいいですよ☆

 

この利食いの方法を会得出来ると、一撃で戦況をひっくり返したりすることが容易になるためトレードする上で大きな武器となりますし、自分のトレードを更に自信持って行うことにも繋がります。

 

頭と尻尾はくれてやれ?

ふざけるな!

頭から尻尾まで丸呑みしてしまえ!

 

これぐらいの気概を持って、利食いに取り組んでいただければ幸いです。完全に利食いの記事となってしまいましたが、少しでも読者様のトレードへお役に立てば幸いです。

 

2016年7月7日(木)

 

ユーロ円

112.500 16万通貨 売

112.650 8万通貨 売

約定した注文

112.500 16万通貨 売

 

トレード詳細画像

 

米ドル円

エントリーの詳細

101.350 16万通貨 売

101.500 8万通貨 売

約定した注文

101.350 16万通貨 売

 

トレード詳細画像

 

現在保有ポジション

米ドル円

7/1(金) 103.250 8万通貨 売

7/7(木) 101.350 16万通貨 売

ユーロ円

7/7(木) 112.500 16万通貨 売

全通貨とも土曜日の深夜に決済。

 

トレードの詳細

 

エントリーしたレートの根拠については、○や細い線を参考にしていただければと思います。

 

ちなみにまだこの時点で7/1(金)のポジションを精算してません(笑)だって短期目線での逆張りチャンスですのよ?流れが継続すると見て決済しませんでした。

 

どういう事かというと、以前説明した逆張りパターンの時は、チャートが上昇して上昇しての反転でしたからイメージしやすかったと思います。

 

ただ今回の場合は、流れは下落パターンなんだけど、買い戻し・新規買いで一時的に戻ってくるチャートが再び下落に向かい始める前兆の反転パターン

 

これをまとめると、

 

順張り中の短期的な逆張り

 

このようになります。

 

画像を参照していただきたいのですが、これに関しては以前説明したハイヒール的な形になった時が私の目安です。しかし損切りになることも多いので、そこは誤解を受ける前に、先に伝えておきます。

 

そして注目して欲しいのは、その隣の大きい丸。反転時に起こる前兆として2回上or下へアタックするパターンがとにかく多いんです。

 

この2回跳ね返った後に、最後ハイヒールのつま先が当たって落ちていく図式が反転時に多く見受けられます。要するに、3回跳ね返った後の動きは変わっている可能性が高いとだけ参考にしていただければと思います。

 

あと短期での逆張りの決め手となる基準はどこか直近のレートやレンジに隠されている事が多く、今回だと各画像の左側に引いた少し太めの線です。

 

多くのトレーダーが適当にショートしてるわけではありません。絶対に何かしらの根拠を持ってエントリーしてるわけで、逆にいうとそのエリアがトレードの確信を積み上げる上で必要な根拠となります。

 

故に今回のエントリー根拠は

 

1.チャートが逆張りのパターンになった

2.直近のレートでレンジ形成が起こっている

 

このようになります。

 

先に言っておきますが、私は逆張り専門のトレーダーじゃありません(笑)あまりに逆張りのチャンスが多いからしてるだけであって、単なる偶然です。

 

以上が2016年7月第1~2週のFXトレード結果となります。

 

【FXトレード結果】2016年7月第1~2週までの報告

 

トレードした日と通貨ペア

7月11日(月) ユロ円

エントリー2つしたが約定せず

 

2016年7月11日(月)

 

ユーロ円

エントリー2つ

111.056 16万通貨 買

110.906 8万通貨 買

約定しなかったため、ノートレ

 

トレード詳細画像

 

現在保有しているポジション

なしなしのなしんこ

2016年7月11日までの確定損益

+512,760円

 

トレードの詳細

 

ふざけんなよ~

ドンドン上がってんじゃねぇかよ~

 

こう本音を出したい所ではあります(笑)でもこれがFXだから仕方ない。だいぶ前に1pips足らずに約定しなかった時もあるから、もはやこの辺は時の運としか考えてません。

 

さて今回も今回も逆張りおじさんでしたが、買いでいこうと思った理由を説明します。

 

理由は3つ。

 

1.チャートの形がいつもの「あれ」だから

2.全体的にレンジ形成幅が狭くなっている

3.朝7時までに111円へ3回の跳ね返りが確認できた

 

まず「1」についてはお馴染みのハイヒールです。画像にも書いてますが、こういった形ができると逆張りの前兆と考えて考慮をします。

 

続いて「2」ですが、チャートの反転が起こるまでに表れる特徴の1つで、少しずつレンジの幅が小さくなることがあります(赤ラインを参照)。おそらく順張りで追うトレーダーの中に資金の大量保有者、つまり投資ファンド系が既におらず、彼らの追った後に他のトレーダーがついて行っているだけでレンジが小さくなるごとに資産の額も小さくなります。

 

要するに、最後の狭いレンジで飛びついているのは多額の資産を形成しない大衆か、何の勉強もせずに相場へ参加している者の2択でしょう。

 

そしてその逆では、ファンドや豊富な資産を持つ者が一気に相場を逆転させ、大衆トレーダーを皆殺しにする準備を進めていると私は解釈してます。こう考えると、相場が反転した際に一気に一直線を形成して下落していくチャートの成り立ちに筋が通りますから。

 

そして最後の「3」ですが(画像下の青四角を参照)、これは3回跳ね返るとチャートの傾向が変わりやすいという私の経験論と統計による1つの判断基準です。

 

またFXでは「3」が何かしらの傾向として表れる事が多く、チャートの3段形成もその1つです。世界的に見ても「3」の付く言葉や表現が数多く存在し、

 

例えば野球は三振・英語で3倍はトリプル、中立という意味では第三者など日常的に「3」という意味は非常に使い勝手がいいのでしょう。なので、FXにもその傾向が人間の潜在意識としてチャートの形にも現れているかもしれませんね。

 

今回は特に見せ場もなくトレードはダメでしたが、ノートレードは自分の手法・ルール上で必ず起こるもので、かつ避けようがないいうことを理解した上で損切りより素晴らしいものだと考えて下さい。

 

だって損してないんですよ?お金が減ってない事実は喜ぶべきです。頭の中で「利食い>ノートレード>損切り」の図式が出来上がれば完璧です。

 

もしノートレードより損切りが素晴らしいとなれば、それはエントリーをアグレッシブにする事を推奨する。言い換えれば、若干ルールを無視してでもエントリーするポジポジ病になるリスクを秘めている事になります。

 

手法・ルール上のノートレードも立派なトレード結果の1つ

 

このようにお考えいただければ幸いです。

 

2016年7月12日(火)

 

ノートレ

 

さて、トレードするにあたって皆様はどのような準備をしますか?

 

・経済番組やニュースを見る

・各通貨のチャートを複数のモニターに載せ、分析用のトレードソフトを起動する

 

などなど、人によって色々な形があると思いますが、日頃のトレードが完成形に近づいているトレーダーというのはそれがルーティンとなっています。

 

例えばイチローが毎回バッターボックスでバットをくるくる回してバッティングフォームを形成するあのプロセスは、自分の中で一回一回をニュートラルにしている表れであり、常に同じ1回目と考えているからだと思う。

 

だから彼の中では、3打席までノーヒットが続いても、4打席目は最初の1打席目と殆ど変わらない心理状態でバッターボックスになっているんでしょう。でなければ、あれだけの偉業を成せる訳がありませんし。

 

これをトレードでいうなら、1回1回のトレードを仕切り直した上で過去の結果や行動を引きずることなく、全く同じトレードを繰り返し行っていく事を指します。

 

・イチローがバッティングで成果を上げ続ける

・我々がトレードで利益を積み重ねる

 

形は違えど結果を残そうとする姿勢は同じです。だからこそ、日頃から常にトレードに感情を持たず自分のルールに従って淡々とこなすためにも、その下準備として作業の習慣化→ルーティン化が必要なのです。

 

この辺については機会があれば詳しく記事にしますが、まずは日頃から行っているトレードの準備プロセスについて

 

1.そのプロセスを詳細化

2.「1」の作業を実行する

3.「2」をひたすら繰り返す

 

ここまでしてもらえればと思います。内容は別に何でも構いません。

 

・トレードの30分前からコーヒーを飲むとか

・チャートを見る通貨の順番を決めるとか

 

とにかくトレードに少しでも関係しそうな事でいいです。初めは無関係だと思うことでも、慣れてくると自分がトレードで期待通りのパフォーマンスを行うのに必ず役に立ってくるのが実感できると思いますので、

 

トレード作業の習慣化

 

これに徹していただければ幸いです。

 

2016年7月13日(水)~14日(木)

 

ノートレ

 

こういうチャートの方向がグニャグニャ動いている時は全くとして手が出せません。次回のトレードチャンスがくるまで、しっかりと自分の手法を磨いておくことが大事です。

 

もし手法やルールに関して問題がなければ、自分の収支を詳細に分析することがオススメ。1ヶ月単位がベターですが、それより短い半月でも1週間でも構いません。

 

自分を客観的に見つめ直す

 

この姿勢が大事なのです。私の場合を例にとってみると、

 

7/1(金)~7/13(水)のトレード分析

総獲得pips 338.0pips

総損失pips -15.7pips

純獲得pips 322.3pips

純利益 +512,760円

私の利食いpipsは、分割をまとめた表示となっています。

EX

1回目利食い 50pips

2回目利食い 150pips

まとめると(50+150)÷2=100pips

一番大きな利食い

(67.9+248.8)÷2=158.35pips

一番大きな損切り

-15.7pips

各ポジションの平均利食いpips

338.0÷3ポジション=107.43

各ポジションの平均損切りpips

-15.7÷1ポジション=-15.7

リスクリワードレシオ

107.43÷15.7=6.842(小数点第4位以下切り捨て)

更に細かい分析をすると、

総エントリー回数(2通貨の合計)7回

損切りになった回数 1回

利食いできた回数  3回

ノートレになった回数  3回

一回のエントリーで期待できるpips数と獲得金額

①107.43×3/7=46.04pips

②-15.7×3/7=-15.7pips(損切り回数を利食いと同条件で計算)

③46.04-15.7=30.34pips

④30.34pips×16万通貨(最低トレード数量)=48,544円

 

ゴチャゴチャしてますが、ざっと軽くでもこのような感じ。集計の期間が短いので何ともいえませんが、私は自分の手法におけるチャンスでしっかりエントリーすれば、実質的に1回約5万円の期待が持てると計算上なります。

 

またエントリー後の損切り確率が50%を下回っているため、計算上はこの後2回に1回が損切りになって利食いなしでもプラスにで今月が終了する事が濃厚です。

 

このように自分の数値を詳細に分析することで、今後の数量を上げる材料を得たりエントリーのポイントを変えたりと何かと役に立つ時が絶対に訪れます。

 

エクセルにまとめてプリントアウトし、いつでもチェックできるようにファイリングしておくと便利です。是非とも参考にしてみて下さい。

 

2016.7.15(金)

 

ドル円

エントリーその1

105.253 買 16万通貨

105.099 損切り 16万通貨 -15.4pips

マイナス2万4,640円

エントリーその2

105.103 買 8万通貨

105.875 利食い 4万通貨 +77.2pips +30,880円

105.097 損切り 4万通貨 -0.6pips -240円

合計+30,640円

 

トレード詳細画像

 

トレードの詳細

 

さて、まずは売買区分の判断についてですが、本日はチャートの形的に落ちるのか続行するのかドル円だけでは確証が少し足らない雰囲気でしたが、ポンド円が上昇の流れを継続している形だったのでロングで入りました。

 

いつも話しているお馴染みの2パターンが合わさった複合型です。このような場合は私の経験上、2つの反転する方向性を足してチャラにします。

 

要するに

 

流れが上昇+反転する+反転する=流れが上昇のまま

 

このような意味合い。完全に私オリジナルの考え方ではありますが、チャート上で両方の売買区分がからサインが出た場合は既に動いている方向へ流れる傾向が強いんです。これは参考程度に頭の片隅に置いといて下さい。

 

そしてエントリーですが、数量と場所を変えて2箇所で行っています。初めの105.253は通常通りのエントリーですが、その下の発注は何かというと、

 

初めのエントリーが大衆だった場合の保険

 

このように表現する事ができます。つまり、1つ目の発注で流れに乗れば問題ないけど、仮にその発注が損切りになった後に上昇した場合、そのエントリーは「大衆目線」でトレードしたことになる。

 

流れを捉えていたのに乗れないのは痛すぎる。それを避けるために、リスクヘッジとして数量を1/2にしてエントリーしてるんです。

 

今回の場合は105.20を基準にブレイクアウトを仕掛けれるチャンスでもありましたから、特にこの2つの保険を重要視して考えました。

 

ブレイクアウトが少し伸びた後に反転して騙しとなる

 

このパターンを想定すると、105.10付近まで伸びて105円の壁に跳ね返されるのがイメージとして浮かびます。また自分のポジションが損切りに引っかかるレートと被るため105.103でエントリーをしています。今回は結果的にそれが上手く機能しました。

 

【FXトレード結果】2016年7月第4週の報告

 

トレードした日と通貨ペア

7月19日(火) ドル円・ユロ円

7月21日(木) ユロ円

7月22日(金) ドル円

 

FXトレード結果:2016年7月19日(火)

 

ドル円

106.200 売 16万通貨

106.207 損切り 16万通貨

-0.7pips マイナス1,120円

 

トレード詳細画像

 

ユーロ円

エントリーその1

117.550 売 16万通貨

117.706 損切り 16万通貨 -15.6pips マイナス2万4,960円

エントリーその2

117.700 売 8万通貨

116.913 利食い 4万通貨 +78.7pips +31,480円

残り4万通貨は保有

 

トレード詳細画像

 

現在保有しているポジション

ユーロ円  117.700  売  4万通貨

2016年7月の確定損益

+524,160円

マイナスを出さないようにするだけで精一杯ですね。エントリーについてはいつものパターンです。上記の過去記事でどのようにエントリーしているかは書いてますので、是非とも参考にしてもらえればと思います。

 

ポジションの綺麗な負け方

 

上の記事を書いているまでは何にしようかノープランでしたが、ちょうど今回のような損切りはいい教材になると思うので。

 

まず損切りというのはエントリー前に厳密なルールの下で決め動かしてはならないようなイメージがあるかもしれませんが、チャートはリアルタイムで動いているのですから、常にチャートの状況に合わせ、損切りも合わせなければいけません。

 

つまりチャートが自分の意に沿わないような行動をとった時、欲望や恐怖を前提に決めるのでなく、合理的な判断を行って損切りの決断をする事で、当初に決めた損切り幅よりも小さく手仕舞いするのです。

 

そうすれば、初めに設定した損切り幅が20pipsだったのが10pipsで損切りできたり、チャラで終了できたりと、トレードで生き残る率も必然的に上がる。

 

これを私は「綺麗に負ける」と表現しています。

 

では19日(火)のドル円チャートを見てみましょう。

 

ドル円に関しては何とか損切りにならず、私の思惑通りの落ち方をしてくれていたのですが、いつもチャートをチェックする夕方の17時に見てみると、13時過ぎに下落から一転、上昇の気配を見せていますね。

 

事前に私の頭の中には4つの赤ラインが想定されており、この中をチャートがどう動くかによって損切り幅を変えます。通常の下落の流れなら青のジグザグ線通りに進むハズですが、それを拒否して106円を平気で突破してきてます。

 

これは私の中ではイレギュラー、つまり想定と全く違う動きなのであって、このような動き方をしてもらっては困る状況なんです。

 

何故困るかというと、想定と違う動きというのは高確率で自分が望まない方向へ進む事が多いから。この時の状況なら、「損切りになる率が高い」となります。

 

故に損切りになって15pips失うぐらいなら、プラマイゼロのラインでしっかり逃げるようにすれば無駄な損失の代償を支払う事がなく損切りできますよね?

 

だから負けるべきして負ける為に、最小限の損失で今回のトレードを終えるのです。

 

こう書くと「損切り手前で戻す可能性もあるんだから、当初のLC幅を変えるなんてナンセンスじゃないの?」と言われそうですが、これはトレードをしている自身の願望であって、マーケットの考えとチャートの動きとは何の関係もないです。

 

自分の欲望や恐怖・願望が合理的判断より優先された場合、既にその考えは大衆と何ら変わりません。その時は凌げても、最終的に貴方のトレードは終わります。

 

多くの破滅したトレーダーのサイトや動画を見れば、如何に己のワンマンが相場に容易く弄ばれ、挙句の果てにトレードで殺されたかが分かると思います。

 

動かない相場ならまだしも、最近みたいに平気で2円3円動くマーケットの場合は要注意。上記のようにならない為にも、

 

絶対的に従う自分なりのルールや大局観

 

これを各自備えてもらえればと思います。

 

2016年7月21日(木)

 

ユーロ円

7/19(火)の宵越しポジション詳細

117.700 売 4万通貨

117.706 損切り 4万通貨 -0.6pips マイナス240円

7/21(木)の確定損益

マイナス-240円

現在保有しているポジション

なし

2016年7月の確定損益

+524,100円

まぁ当然と言えば当然の結果ですね。何日も利幅が行き来するパターンは基本的に損切りになりますし。画像載せますが、

 

 

青丸の形を見た際に致死率95%あるという確信がありました。欧州時間もトレードするルールがあれば、迷わず10000%買いの場面ですね。オセアニアの時間帯で出会いたかったです(笑)

 

7月もあと10日。順張りがバシっと決まるエントリーチャンスはあるのでしょうか?決まれば100万超の収支が一気に形成できるのですが、今のままでも逆張りオンリーで十分に利益出てるので焦らずこの調子で頑張ります。

 

2016年7月22日(金)

 

ドル円

エントリーその1

105.753 買 16万通貨

105.600 損切り 16万通貨 -15.3pips マイナス24,480円

エントリーその2

105.603 買 8万通貨

106.187 利食い 4万通貨 +58.4pips +23,360円

7/21(木)の確定損益

マイナス1,120円

現在保有しているポジション

ドル円 105.603 買 4万通貨 持ち越し

2016年7月の確定損益

+522,980円

 

【FXトレード結果】2016年7月第5週の報告

 

トレードした日と通貨ペア

7月26日(火) ドル円

7月27日(水) ドル円

 

2016.7.26(火)

 

ドル円

105.975 売 32万通貨

結果

上記ポジションを保有

以前より保有しているポジション

7/22(金)分 ドル円 105.603 買 4万通貨

7/26(火) 105.598 損切り 4万通貨 0.5pips マイナス200円

新規保有ポジション

ドル円 105.975 売 32万通貨

7/26(火)の確定損益

マイナス200円

2016年7月の確定損益

+522,780円

 

トレード詳細画像

 

トレードの詳細

 

朝の6:00過ぎからチャートを見ていましたが、106.400の赤ラインで多くが反発していることから、このレートを基準に多くのトレーダーが思考を広げているそんな想像ができます(青丸を参照)

 

さて、7/25(月)のオープンから波に乗って106.40を大きく抜け正に絶好調のロング日和かと思ってのもつかの間、緑で書いたブレイクアウトの騙しが発生し、18:00でしっかりと106.40を跳ね返っております。

 

この時点で早朝までに106円を下回るような流れを見せた場合、高確率で下落に転じるというイメージが頭にある状態でグーグー眠りにつく。

 

次の画像は7/26(火)朝の1分足。

 

起きてチェックしてすると106円を下回ってレンジ形成をしており、尚且つ深夜に大きく上がって逆V字に落ちる最後の抵抗を見せています(緑のライン参照)これで私の当日における売買区分は完全に「ショート」となります。根拠としてまとめると、

 

1.106.40を基準としたブレイクアウト騙し

2.深夜に発生した大きな逆V字

 

このようになります。特にV字・逆V字は人間心理の判断基準として役立つため、非常に使い勝手がいいのです。ちなみに1分足の緑の丸が私のエントリーポイントで、その上の×を書いた右矢印が損切り設定した場所になりますが、最後の問題として

 

1.薄い赤ラインで書いた105.850

2.太い赤ラインで書いた105.900

 

両方とも付近での跳ね返りがしっかりと確認できますし、どっちを基準にエントリーするか。私は損切り幅を順張りだと「7.5pips+スプレッド」しか設けませんので、ピンポイントでエントリーしてチャートの波を捉える必要がありました。

 

ここで私が使うのは、

 

大衆が見る数字

 

これは別の機会で細かく書きますが、普通に考えて85より90の方が数字的に綺麗だし大衆は特に「0」を気に入る傾向があるんです。

 

何故ならキリのいい数字だから。例えば100円付近で発注するのに100.050と端数を増やしてエントリーするなんて殆どないでしょ?昔の私なら間違いなくジャストでエントリーしてた。

 

故にノータイムで100.900を基準と私はしました。もちろん100.825でエントリーすれば上記を悩む必要ありませんが、大衆心理を踏まえて5pipsも節約出来るのであれば、私は喜んで100.90で入ります。

 

それに私のエントリープロセスは

 

経験論+根拠の積み重ね+大衆心理

 

これらの構成で成り立っているため、もし仮に105.850手前で落ちたとしても文句はありませんし、ノートレードで終われるのですから、損もしません。確率にまけたんだなぁ~ぐらいにしか感じませんので。

 

とにかく自分の判断基準をブレることなく、忠実に実行すること。

 

修正するのは月単位でサンプルが揃った時でも遅くはありません。トレーダーとしてお金を投資している、自分自身を信じましょう。

 

2016年7月27日(水)

 

ドル円

104.628 買い 16万通貨

ノートレ

ユーロ円

114.931  買い  16万通貨

ノートレ

以前より保有しているポジション

7/26(火) ドル円 105.975 売 32万通貨

104.711 利食い 32万通貨 +126.4pips +404,480円

新規保有及び継続保有ポジション

なしなし

7/27(水)の確定損益

+404,480円

2016年7月の確定損益

+927,260円

 

トレードの詳細

 

久しぶりに順張りの決済をした気がする。今月は初でないでしょうか(笑)?それでは利確とエントリーの経緯を説明しますが、ユーロ円はドル円と全く同じ経緯での発注なので割愛させていただきます。

 

まずは3分足より。

 

一見すると昨日の流れを引き継いで下落っぽく見えますが、既に私の大好きな形が形成されているため、5秒でロングの決断をしました。詳細なエントリーについては1分足をどうぞ↓

 

 

ふざけて書いてるわけでなく、この形で私は即決して決めたんです。うん、ふざけるって思った人は正しい(笑)注文は104.60の底を基準にギリギリ引っかかって約定するようなエントリーにしました。しかし、手前で綺麗に上昇したのでノートレ。

 

前日みたいに思い通り決まる時もあれば、今回みたいにサラッと逃げちゃう時もあります。これはもう割り切って次のトレードを考える他はありません。利食いについては反転すると決断した以上、また100pips以上の利幅があったのでパクッと決済しただけ。

 

これは単純に

 

自分の判断を信じれるか否かが問われた

 

こう言えるのではないでしょうか?結果的にチャートは大きく反転上昇してたし綺麗な利食いで成功してますが、中途半端な決断をしてたら絶対に後悔してたでしょうね。

 

利確は「自分の判断-金銭欲-不安・恐怖=決断力」

 

私はこのように考えています。例え判断が100%合っていたとしても、もっと伸ばしたいという欲望や含み益が減るのではないかというマイナス要素が膨大に占めてしまうと、最後の決断する場面で出来ないといったケースとなり最悪のパターンで終わってしまう時があります。

 

誰もが理想の利食いをしたいと強く願うが故に、最初に判断した自分を見失っていく。これはメンタルが弱いとか決断が遅いとかいう理由でなく、

 

・単純に検証・統計が足りない

・ルールの設定力が不足

・確率を根本的に理解していない

 

これが自分の判断力に足りてないだけなのです。誰しも欲や恐怖という感情は人間である以上は存在し、逆になければおかしい話なのであって、必ずマイナスとして引かれるものになる。

 

しかし、己の判断力が膨大な数字から導き出された鉄のように堅いものであるのなら、多少のマイナス的作用が生じたところでブレません。

 

ゲーム的に表現するなら

判断力 500

金銭欲 50

不安・恐怖 100

決断力 350

 

もし正しい決断が100以上で出来るという世界なら、上記の数字は非常に高いと思います。

 

判断力は根底にある「確率・統計」を徹底してこなせばいくらでも上げることが可能ですが、精神的な部分については長期的に鍛える必要があるし、一気にマイナス面を減らすことは難しいので、

 

自身の判断力を高めるための泥臭い作業

 

これを優先していただければと思います。

 

2016年7月のFXトレード結果と総括

 

総括における成績表示の注意点

 

私の利食いpipsは、分割をまとめた表示となっています。つまり、数字上は一括で決済したのと変わりません。

ex

1回目利食い 50pips

2回目利食い 150pips

まとめると(50+150)÷2=100pips

損切りの表示に関しては数量に関係なく、LCされたpips数をそのまま集計しています。

ex

20万通貨で損切り10pips → 10pips

40万通貨で損切り20pips → 20pips

 

2016年7月の成績

 

勝敗

(1)13戦7勝6敗

(2)エントリーしたが結果的にノートレ 4戦

(3)合計すると17戦7勝6敗4引

 

引き分けという概念は少しズレてるかもしれませんが、損もしてなければ勝ってもいないという点を踏まえ、引き分けに分類しました。

 

収支

獲得pips +555.0pips

損失pips -62.7pips

純獲得pips 492.3pips

確定損益 +927,260円

一番大きな利食い +158.3pips

一番大きな損切り -15.7pips

平均利食い幅 +79.28pips

平均損切り幅 -10.4pips

リスクリワード 79.28÷10.4=7.623(小数点第4位以下切り捨て)

 

更に細かい分析

総エントリー回数(2通貨の合計)17回

損切りになった回数 6回

利食いできた回数 7回

ノートレになった回数  4回

 

一回のエントリーで期待できるpips数と獲得金額

①79.28×7/17=32.64pips

②-10.4×6/17=-3.67pips

③32.64-3.67=28.97pips

④28.97pips×16万通貨(最低トレード数量)=46,352円

 

総括とポイントまとめ

 

勝率に関しては約定した分で考えると50%ありますが、平均40%の私にしては上出来といったところ。ただ、リスクリワードが10いってないのはショックかな。分割決済の残りが伸びなかったのが原因です。

 

また数字的に1回エントリーした段階で45,000円以上の期待値があるのが分かると思います。これが私の統計から得られた自信となっているため、エントリーに躊躇する事が失くなる理由となってます。

 

こうやって細かく分析すると、トレーダーの本質というかその人のトレードスタイルというのが見える。

 

私の場合は損を細かく切り、一気に荒稼ぎするタイプ。何でこのスタイルなのかというと、大きな流れが生じた時にどれだけ大きく狩れるか?その時の稼ぎが収支の大半を占める事を、過去の経験・データから知っているからです。

 

つまり、それ以外の収支は殆どがトントンで終わるため、その中で大きく収支を塗り替えようと思ったら損小利大を徹底的に追求するのが一番であって、決まった利食い幅を毎回とるより、1回でその数倍を大きく狩る方が楽だからということ。

 

例えば、損切りと利食いを1:3で決めているトレーダーがいるとします。この方は利益が伸びればしっかり「3」で獲れますが、そもそも毎回が伸びるわけではありませんし、損切りにだってなることも常でしょう。そう考えると、最終的に1:3になることは確率的に難しい。でも利食いはリミットが「3」なのですから、それ以上は利益を生むことが出来ません。

 

となれば、利食い幅自体を大きく変えるしかありません。それによって生じる1:6や1:5の利確によって最終的に1:3と落ち着くのです。こう書くと勝率を換えればいいじゃん!と言われそうですが、1:3を継続しようとすれば25%で収支はチャラ、33%で若干のプラスとなります。

 

この33%を50・60%に換えるのって非常に難しいんです。何故なら手法自体を根本から変えないと勝率というのはそう簡単に変わりませんから。それより損切りがしっかりと出来ているのなら、利食いを見直すだけで収支が大きく改善するんであればそっちを優先して行うべきです。だってその方が楽だし、効率的だと思いませんか?

 

10回中8~9回はヒットだけど、残りの1~2回は場外ホームラン

 

これで収支が大きく変わります。

 

今回の記事が、少しでも多くの読者に参考となれば幸いです。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。