目次
FXトレード結果:2016年7月1日(金)
米ドル円
① 103.250 16万通貨 売り
② 102.571 8万通貨利食い +67.9pips +54,320円
残り8万通貨は持ち越し
トレード詳細画像


トレードの詳細
トレードする際は5分→3分足の順で確認をします。現在10分足はグミのヒモQみたいにびよーんと伸びているため殆ど役に立ちませんので、5分足を見る事に。
5分足で、私がトレードできそうと感じたのは、
1.チャートが階段っぽくなっている
2.チャートのレンジ幅が1/2に減ってるから
3.レンジ幅が狭い
こんな理由からでした。意味不明かと思いますが、トレードってこんなもんです(笑)
「1」はどういう事かというと、チャートは3段レンジ形成後に上昇・下落する可能性がある。言い換えると、2回上昇・下落したら反転する率が高いんです。イメージでいうと3段の階段ですね。
絶対というわけではありませんが、私が統計上・経験上で培ったものですから、その信頼度はチャートの形によって激アツになります。
「2」についてですが、その上昇・下落のプロセスでは、明らかにチャートのレンジ幅は小さくなっていきます。ジェットコースターが頂上に辿り着く際に傾斜が緩やかになっていくような感じで。
こっからが不思議なんですが、綺麗に反転するパターンの場合その反転する前に形成されている階段チャートのレンジ幅というのは、上がる度に約1/2ずつ減っていく傾向が強いんです。
何故と聞かれても、答えれません(笑)完全に私が統計で学んだ傾向とした言い様がありません。言い換えれば、統計でしっかりとパターンを認識してれば、こんなオカルト的なものでも通用するという事です。
ですが階段の2段目ということもあり、画像左の「15~20pips?」が示すように最後の3段目があって安易に逆張りしたら殺される可能性もあるため、この時点ではエントリーに踏み切れません。
最後の「3」についてですが、チャートが反転する際のタイミングを図る部分になります。ジェットコースターが緩やかに斜めになって落ちるのと同様に、チャートも下落直前のレンジ幅というのは小さい事が多い。これも統計と経験論から。
画像左側に書いていますが、102.50~103円のレンジは明らかに人間がトレードしたと分かる。人間がトレードするからには理由があり、チャートの形成にも何らかの理由があるのは間違いありません。
レンジが小さくなるという事は、単純にあとひと押しで売買区分が逆の人間に圧倒される可能性が高い。何故なら、順張りで張り続けた大口トレーダーは既に利確して、今度は逆のポジションを持とうと考えているからです。
つまり小さいレンジ幅を支えているのは、高値・底値で順張りした一般市民の資産になります。彼らが逆張りのケタ違いな資金力に耐える事ができるでしょうか?結果は明らかです。
理屈的にも合っているし、膨大なチャートを見て気がついた傾向なので、大きくズレてはいないハズです。
ただ私がチャートを開いた段階で逆V字の形は形成されておらず、逆張りと決めるには早計だし、まだ順張りで伸びる可能性もあるため、この時点でも逆張りトレードは確定しておりません。
結局、上記3点の材料だけでは決定打に欠けており、何か確信めいた動きがないとノートレという状況でしたが、7時前後に形成された逆V字を見て状況は一変します。ここでようやくエントリーの作業に入りました。
理由として、
1.これ以上のレンジ階段形成が拒否された可能性が高い。
2.逆V字の幅が10pipsぐらいと前レンジの約1/2
3.小さいレンジからの逆V字発生は反転率が高い
もう私の中では絶対にトレードしなければいけない状況、まさにロングでポジション形成しているトレーダーから金を巻き上げるチャンスがきたのです。
2016年7月4日(月)
米ドル円
102.503 16万通貨 買
現在保有ポジション
103.250 8万通貨 売
102.503 16万通貨 買
トレード詳細画像

トレードの詳細
前回使った画像の使い回しです(笑)元は7/4分も前回で紹介しようと頑張って書き込んでたのですが、その名残と言う事でご容赦下さい。
さて、7/4は先週の逆V字から一気にストーンと下落したポイントからスタートしたわけですが、多くのトレーダーが102.40~50ラインを意識しているのは明らかです(緑ラインと紫丸を参照)
なので、この辺りを基準にトレードを組み立てていきましょう。
まず私が考えたのは、
1.逆張り成功後のチャートはそのまま同じ方向に行く可能性が非常に高い
2.7/1(金)18:00~夜中のチャートの形が逆張りを示唆している
この2点でした。
まず「1」について。これは恐怖にかられた大衆が一気に損切りする勢いで蹴散らされ落ちていっているのだから、暫くはは資本力の強いトレーダー方の独壇場、彼らの望む方向に進むであろうと私が考える根拠の傾向です。
チャートが前回述べた3段形成する事を考慮すれば、この2段目で「見」に回ってたトレーダーが大挙して押し寄せるという発想で大きくズレてはいないと思います。
歴史で例えるなら、関ヶ原の戦いで徳川と石田のどっちが勝つか分からないので、中立的な立場で勝負の行方を見ていたが、終盤で徳川が一気に優位になったから、
我らは東軍にお味方いたす!
と都合よく押し寄せる小大名・有力国人衆みたいな感じ?こんな後出しジャンケン武将だったら、間違いなく90%以上の確率で領地大幅削減か改易でしょうが(笑)、FXでは何でもありです。
むしろ戦後の追撃戦・落ち武者狩りで、「石田三成捕まえるぞ!」ぐらいのノリでようやく登場してもOK。というより、こっちがFXは正解。
要するに、長いものにグルグルグルグル巻かれろ精神がFXだから、必然的に強い流れの方向に進む可能性が高いという事です。
「2」に関して。これは私が反転する前のチャートの形をピックアップして確率的に高かったのがこの形だからです。青丸で囲んでいるような、最後に小さいモミモミを作るのが特徴。
このハイヒール的なチャートの形になったら、私は逆張りを意識します。
結局、順張りと逆張りの両方を意識している状態なわけですが、残念ながら順バリについてはエントリーするポイントが全くなく、逆に逆バリは102.50付近の揉み合いが複数見受けられる事から、エントリーする場所は非常に簡単です。
以上より
1.逆張りでエントリーを組む
2.順張りは7/1(金)の持ち越しポジションがあるので、一気に下落したとしても含み益が伸びるからOK!
と前回の売りポジションをリスクヘッジに用いてのトレードでした。
2016年7月5日(火)
米ドル円
7/4(月)分
102.503 16万通貨 買
102.346 損切り
マイナス2万5120円
現在保有ポジション
103.250 8万通貨 売
2016年7月 収支
+29,200円
2016年7月6日(水)
ユーロ円
エントリー時点
112.675 30万通貨 売 IFO
結果的に約定しなかったのでノートレ
現在保有ポジション
ドル円 103.250 8万通貨 売
トレード詳細画像

トレードの詳細
7月に入って、ようやく順張りでトレードできる絶好の機会でしたが、こういう時に限ってサッサと手前で落ちていくんですよね。
数量に関しては、現在順張りが30万通貨を基準としています。逆張りはリスクが高いので、現在は16万通貨と約1/2でトレード中。15万通貨でないのは、分割決済しづらいという理由からです。
エントリーの理由についてですが、ショートのエントリーチャンスだったからとしか、言う事が出来ません(笑)もちろん条件が色々とあったりはしますが、
・昨日の16:00頃に出来た逆V字で上昇リスクが減ったという事
・綺麗に抵抗することなく下落しているチャートの形
・ポンド円も同じくショートエントリーのチャンスだった(スプレッドが時折大きく離れるので、現在はトレードしてない)
主にこの2つからショート発注で問題ないと思いました。エントリーポイントについては、緑丸2つが跳ね返っている112.70が一番入りやすいので、そこを基準に組み立てました。
そしてドル円をまだ決済していない理由については、チャートが利確してと言わないから。これが理由です。
また訳の分からない事を喋ってると思うでしょうが(笑)、チャートが反転する傾向や可能性を示唆するような形や状況を形成しない限りは、放置プレイしていた方が伸びるんです。
ただ持ち越しする場合や売買区分の判断が難しい状況の時、ある程度チャートが伸びている時など特定の条件の場合は、
厳密にルール通り実行する
感性だけに頼らない「堅実な手段」を私はとっています。だから先週の金曜日からの持ち越しは1/2決済しました。
全数量を抱えて月曜日を迎えるのは、爆弾を脇に抱えて火の中を進むぐらい危険な事ですから(笑)
また1/2を利確する事によって、
1.判断が間違っていた場合でも利益を残す事ができる
2.金銭的なプレッシャーを大幅に減らすことにより、自分の判断を冷静に信じて実行に移せる
こういった利点も生まれます。もっと上級のトレーダーになれば全数量抱えてるんでしょうが、私にはそこまでの力がないのでこのようにしてます。
少し話が逸れましたが、
チャート本位で利確の判断を決める
この方法はある程度の経験と自分を信じる力が必要ですが、判断基準をリスクリワードや己の欲でなくチャートの形・マーケットの状況としている点に優位性があります。
例えば
・利食いを100pipsでする
・損切りに対して1:4になるポイントで指値注文
上記2つは堅実に利益を残せるリスクリワード通りにする事で期待値をマイナスにしない等、まさにセオリーの利確パターンです。
全然このやり方を使っても問題ありません。ですが、100pipsなら100pips以上は獲れないという大量獲得の可能性を同時に否定している事にもなります。
某ブログではこれを「ホームラン」と表現していますが、FXはこれを月にどれだけ打てるか?それによって月の収支が大きく変わるからです。
要するにせっかく絶好のタイミングで入ったんだから、伸ばせるだけ伸ばして、狩れるだけ利益を狩ってしまいなさい!ってこと。
初めは判断基準が分からず失敗することも多々ありますので、失敗しても大丈夫な数量を残して練習するのがいいですよ☆
この利食いの方法を会得出来ると、一撃で戦況をひっくり返したりすることが容易になるためトレードする上で大きな武器となりますし、自分のトレードを更に自信持って行うことにも繋がります。
頭と尻尾はくれてやれ?
ふざけるな!
頭から尻尾まで丸呑みしてしまえ!
これぐらいの気概を持って、利食いに取り組んでいただければ幸いです。完全に利食いの記事となってしまいましたが、少しでも読者様のトレードへお役に立てば幸いです。
FXトレード結果:2016年7月7日(木)
ユーロ円
112.500 16万通貨 売
112.650 8万通貨 売
約定した注文
112.500 16万通貨 売
トレード詳細画像

米ドル円
エントリーの詳細
101.350 16万通貨 売
101.500 8万通貨 売
約定した注文
101.350 16万通貨 売
トレード詳細画像

現在保有ポジション
米ドル円
7/1(金) 103.250 8万通貨 売
7/7(木) 101.350 16万通貨 売
ユーロ円
7/7(木) 112.500 16万通貨 売
全通貨とも土曜日の深夜に決済。
トレードの詳細
エントリーしたレートの根拠については、○や細い線を参考にしていただければと思います。
ちなみにまだこの時点で7/1(金)のポジションを精算してません(笑)だって短期目線での逆張りチャンスですのよ?流れが継続すると見て決済しませんでした。
どういう事かというと、以前説明した逆張りパターンの時は、チャートが上昇して上昇しての反転でしたからイメージしやすかったと思います。
ただ今回の場合は、流れは下落パターンなんだけど、買い戻し・新規買いで一時的に戻ってくるチャートが再び下落に向かい始める前兆の反転パターン
これをまとめると、
順張り中の短期的な逆張り
このようになります。
画像を参照していただきたいのですが、これに関しては以前説明したハイヒール的な形になった時が私の目安です。しかし損切りになることも多いので、そこは誤解を受ける前に、先に伝えておきます。
そして注目して欲しいのは、その隣の大きい丸。反転時に起こる前兆として2回上or下へアタックするパターンがとにかく多いんです。
この2回跳ね返った後に、最後ハイヒールのつま先が当たって落ちていく図式が反転時に多く見受けられます。要するに、3回跳ね返った後の動きは変わっている可能性が高いとだけ参考にしていただければと思います。
あと短期での逆張りの決め手となる基準はどこか直近のレートやレンジに隠されている事が多く、今回だと各画像の左側に引いた少し太めの線です。
多くのトレーダーが適当にショートしてるわけではありません。絶対に何かしらの根拠を持ってエントリーしてるわけで、逆にいうとそのエリアがトレードの確信を積み上げる上で必要な根拠となります。
故に今回のエントリー根拠は
1.チャートが逆張りのパターンになった
2.直近のレートでレンジ形成が起こっている
このようになります。
先に言っておきますが、私は逆張り専門のトレーダーじゃありません(笑)あまりに逆張りのチャンスが多いからしてるだけであって、単なる偶然です。
以上が2016年7月第2週のFXトレード結果となります。
今回の記事が、少しでも多くの読者に参考となれば幸いです。
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