収入を生み出す方法は、ネットが大きく普及した現代で多種多様となりました。
・ブログ
・YouTube
・FX
・物販
・プログラミングetc…
元手がなくても「スキル・特技」を活かすことで、それをキャッシュへ変えるチャンスは増えています。
それらを副業として考える方も多いと思いますが、 稼げる金額や投資という観点から見ても、FXを「副業」と安易に括るのは良くありません。
副業感覚で始めても、お金を失う確率の方が絶対に高くなります。
他の副業は稼げなくても資金が大きく減ることはありませんが、FXはその逆になり得る「全くの別物」です。
この記事では、FXを副業ではなく「投資」として考えることの必要性について書きます。
Youtube
FXの正しい勉強方法に関する動画を重点的にUPしています。
副業の感覚でFXを始めると「ダメ」になる可能性が高い

自分のFXブログで聞き飽きるぐらい言いまくっていますが、 FXで稼ぐ事は何よりも大変かつ厳しいです。
目の前の何もないところへ、いきなりお金を出現させる「錬金術」なのですから、当然といえば当然です。
でもほとんどの人は、それを仕事とは別に「副業感覚」でお手軽に稼げるように見ているから、不思議でなりません。
その発想で稼げるなら、なぜブログやYouTubeといった「積み重ねビジネス」が流行るのでしょうか。
チャートを見て稼ぐ方がどう考えても楽に見えますし、毎日撮影したり書いたりする必要もないのだから、FXの方が流行りそうですよね。
しかし現実はどうかといえば、前者のような「将来的に資産性の高くなるビジネス」が注目され、逆にFXや仮想通貨といった投資は「危険視」されているように思います。
つまり、それだけFXで稼ぐ事は厳しいという意味の「裏返し」でもあるのです。
世界中のトレーダーは、副業でFXをしない
FXで稼ぐためには、世界中のトレーダーと合法的な「金の奪い合い」をしなくてはいけません。
そのような修羅の世界に、「副業感覚で始めた」というノリで稼げる人が、本当にいるでしょうか。
どう考えても、全員からカモと思われるだけです。
それに相場は、多くの金融機関や企業が関わっており、その中で単純に稼いで生きていくことが「簡単」だと思いますか?
相場は、副業感覚で始める人を儲けさせてくれるほど、お人好しじゃありません。 結局は、稼ぐことに対する気持ちの度合いと、相場という化け物に意地でも挑む覚悟がなければ、絶対に利益を生み出せる場所ではないのです。
とてもじゃないけど、それが副業と呼べる代物ではありませんし、むしろ勝負の世界と言ったほうが正しいかもしれません。
ラクしてFXで月10万20万を稼げるわけがない
新卒正社員で入社しての給与が20~22万として、そこから所々の天引きをされた手取りが17~20万になります。
この金額を稼ぐために、
・朝早くから満員電車に揺られて出社
・取引先や顧問先に頭を下げる
・上司にネチネチ文句を言われる
・人間関係やノルマにイライラが続くetc・・・
上記のような絶望の1ヶ月を過ごし、ようやく自分の口座に給料が入金されるのです。それを、気軽にFXを始めて、「簡単に月20万稼げた~!」となるでしょうか。
そんな簡単に稼げれば、誰だって苦労しません。
つまり、FXで稼ぎ続ける事はとても難しく、かつ勉強する過程で多くの人が挫折するということです。私は口が裂けてもFXが簡単とは言えないし、「勉強はキツいし、やめたくなるよ」としか言いません。
なぜかというと、それが現実であり事実だからです。
それを当たり前のように認識していなければ、まずFXは数ヶ月で退場になるか、自分には才能がなかったなどと、言い訳してやめてくのが関の山だと思います。
FXは副業の枠を遥かに越える投資
世の中にはFXを副業と位置づける考え方もありますが、副業はその名の通り「本業ありき」で並行して稼ぐものであって、金額的にも驚くようなレベルにまでは達しにくいです。
しかし、FXは稼げるトレードスキルさえ身に付ければ、月に50万・100万は「ながい時間」をかけて達成することが、十分可能にもなり得る投資です。
つまりFXで力を身に付ける事は、最終的に副業の範囲では留まらないということです。
・FXを副業感覚で始めたい
・月5万ぐらいは稼ぎたい
・少しだけの勉強で頑張りたいetc…
気持ちは分からなくないですが、FXと副業では、始める上で「土俵が違う認識」を持たなければいけません。
それぐらいFXは、大きく化ける可能性を秘めた「成り上がりビジネス」とも言えるのです。
FXで稼ぐためには相当の時間と労力が必要

そんな副業とは呼べないFXの世界で稼ぐためには、いきなり入金して始めるのではなく、試験勉強のように、長きにわたる勉強を行わなければいけません。
これはどのビジネスでも共通しますが、特にFXは自分の判断でお金が一瞬で増えたり減ったりする、ヤクザもびっくりの投資です。
それを外資系ディーラーのように、淡々とトレードを躊躇なく行っていくには、事前に行う勉強期間の確保は当たり前であって、逆にそれすらしないで、相場の世界へ勇み足で行くのは「自殺行為」にしかなりません。
中にはFXを副業の立ち位置で考えており、「別にそれでいいじゃないか」と言う人もいると思いますが、言い方をきつくすると、副業の発想だと「所詮は副業」で終わります。
投資と捉え本気で勉強していく人と、副業のスタンスで捉え勉強する人では、将来的に見てもそのスキル・資産形成に「雲泥の差」が出るのは明白です。
数年後に稼いで、人生を自分の好きなように生きたいなら、どちらの意気込みで取り組むかは一瞬で分かるはずです。
FXの勉強は簡単じゃなく、単純に大変なだけ
FXでお金を稼ぐという事は、あなたが労働しようがしまいが、パソコンやスマホで発注して、何もないところにお金を生み出す「錬金術を駆使する」ということです。
どの世界を見ても同じですが、普通にお金を稼ごうと思えば、自分の時間を切り売りして労働に充てる必要があります。
不労所得を除けば、仮に医者でも弁護士でもそれは同じであって、必ず自分の行動が伴わなければいけません。
それをFXでは自分が行動せずとも「資金」が行動し、10万や20万、さらには3桁に上る金額を引き連れて帰ってくるわけです。
これがどれだけ恐ろしく凄いことでしょうか。
好きなことをしている最中に、高額な利益がいつの間にか口座へ入金されているなんて事は、労働的価値観からすれば考えられませんし、あってはならないことです。
でもそれが現実的に可能なのがFXであって、年齢も関係なければ固有のスキルや才能を必要としません。
そんなお金の作り方が、どう見ても簡単そうに思えるなら、その発想は180度間違っています。
数年間を勉強に費やす覚悟が必要となる
簡単にFXで稼ぐことは難しい。となれば、すべき事は明確です。勉強に対して自分が思っている以上の期間を設け、取り組むしかありません。
この努力をしないことにはまず稼げないし、リアルトレードを行ったとしても一瞬でお金が減るだけです。
どんなハイスペックな資格を取るにしても、数年間は勉強し、それから実務経験を繰り返し、それでようやく高額な所得になったり、独立してさらに稼げるようになります。
FXの勉強がそれぐらい必要だとしても、何の不思議もありません。むしろ当たり前だと思える位です。
その覚悟がないのに勉強を始めたとしても、まず続きません。
FXをこれから始めようと考えている人は、自分にその覚悟が本当にあるのか否か?まずここを問いただしてみてください。
FXの勉強は難しい!日々の積み重ねが必須となる
FXの勉強はとても難しく、一朝一夕で稼げない投資だと理解していただけましたでしょうか。
簡単に稼げたり、資金が勝手に増えるのはただの夢物語であって、結局はそこに自分の努力が介入しない限り、現実になる事は絶対にあり得ません。
毎日のようにチャートを見たりブログを見たり、FXのことを常に考えたりと、その思考と行動の繰り返しがトレードスキルへ直結するのであって、それがトレーダーとして後に活躍する礎となります。
FXを初めから難しいものと認識し、「稼げるようになるには何をすべきか?」を思考し、行動する習慣(ルーティン)を、出来るだけ早く身につけてください。
以上が、FXを副業ではなく「投資」として取り組むべき理由となります。
FXを副業で始めるのではなく、「投資」と考えて取り組む

「FXを副業としてやったら」とか、「とりあえず調べてみよう」と考える人が、絶対的にダメだと言っている訳ではありませんが、明らかに考え方や発想が「ぬるい」とだけは言えます。
プロが当たり前に生息するような相場に、素人である我々が「気軽」に始めようとしているのを、簡単に副業と呼んでいいものでしょうか。
だから私はFXが副業という言い方は好きじゃないし、むしろ何よりも重い存在として受け止めています。
それぐらいの心構えがないと、自分のお金をリスクに晒して稼ぐなんて出来る訳ないし、何より勉強に身が入りません。
副業という立ち位置で考えるのではなく、可能性が無限に広がるビジネスと捉えるからこそ、取り組む甲斐があるというものです。
稼ぎ始める序盤は副業的収入かもしれませんが、後々の稼いでいく金額を考えれば、必ず自分にとって有益となります。
FXで稼ぐ努力はサラリー(給与)より期待値が遥かに高い
先に語弊がないように言うと、働くこと自体に関しては何も悪いことなんてありませんし、むしろ毎月決まった金額が継続的に入ってくる事は、本当に素晴らしいことです。
現代社会において、成果主義や個人事業主・社長等であれば、努力の度合いに応じて毎月の収入は大きく変動しますが、ほとんどの人は「終身雇用・年功序列制度」を前提とした雇用契約で働いています。
その中でも、大企業や収益力の高い中小企業であれば、毎年1~3万のベースアップはあるかもしれませんが、殆どの会社は3000~6000円といった昇給が当たり前であり、かつそれを著しく上回ることは希です。(数値はリクナビNEXTより引用)
その際に、毎月の給料を月1万円昇給させようと考え、個人の努力がどれだけ周りより上回ったとしても、会社の業績によっては、全くと言っていいほど上がらないケースも考えられます。
結局、最終的なベースアップの判断は会社の上層部に委ねられるため、個人が抜けているとしても全体の成績がイーブンであれば、周りと同じように扱われるでしょう。
何が言いたいかというと、通常の雇用契約下における努力は、どれだけ大きくても必ず自分の給料に反映されるとは限らない、むしろ殆どが反映されない可能性が高いということです。
だから「仕事ができる・できない人」の賃金格差は開くのが当然!と思っていても、大して開いていないのが現状でもあります。
そんな努力が確約される確率が低い会社へ、ひたすら自己投資を続けるよりも、努力の成果が良くも悪くも「100%」の形で跳ね返ってくる物事へ取り組む方が、リスクはあっても間違いなく「将来的に有益」だとは思いませんか。
FXで月1万のサラリー(給与)は、将来的な月10万を意味する
仮にFXで、継続的に月1万円ほどの利益を上げることが出来るとします。
金額的に見れば、心もとない数字に思うかもしれませんが、月単位でプラスを残すことが、どれだけ凄いことでしょう。
これが出来ないから、多くの人が相場から足を洗うのであって、金額ではなく「pips」でプラスを継続できれば、それは後々に月10万円稼げるスキルを潜在的に有していると解釈できます。
なぜなら、以降で自分がトレードですべき事は何も変わらず、ただ数量を自分のトレードが崩れないよう、調整しながら増やすだけだからです。
FXで月1万円稼げる、これを馬鹿にしてはいけません。
すでにその方は、1年・2年後でもう一つ「0」をつける可能性を、周りの誰よりも持っています。
優先すべきは稼げる金額じゃなく、そこまで到達するための「着実な方法」なのです。
月1万円を安定的に稼ぐのは難しいけど、後半の伸びが違う
とりあえず、FXで月1万円なら何となく稼げそうと考えるかもしれませんが、それは見方を変えれば、毎月必ずpipsでプラス収支を叩き出さなければいけないということです。
これは、トレードすればどれだけ難しいか分かると思いますが、それを達成して、初めて金銭的に利益が発生します。
ですので、すべき事は目先のお金を拾うことに特化するのではなく、自分が「pips的」にプラス収支を叩き出せるかが争点となります。
逆にこれができてしまえば、初期段階の数量が少ないとしても、トレードに慣れて獲得pipsも安定してくれば、自ずと数量は自然に上がります。
そうなれば、後になればなるほど月に稼ぐ金額は「1万円⇒2万円⇒3万円」と徐々に増えていく、この伸びていく金額が青天井なのが、FXの大きな魅力です。
だからこそFXを投資として捉えつつ、毎日チャート見たり、書籍を見たりといった努力を地道に続けることが大切となります。
努力をFXに回せば回すほど、資産が増える可能性はアップする

もちろん、大きな金額を稼ごうと思えば「それ相応の努力」を捧げなければいけませんが、その対価として支払われる金額は、稼げるようになったら想像ができない規模となっています。
現状が月1万円稼ぐことを目標としていても、そこに辿り着いてしまえば、電車が駅をゆっくりと出発するかのように加速し始めたのも同然です。
以降は、淡々と自分の手法をチャート見ながらこなしていけばいいのです。
FXに自己投資しなければいけない時間は多くなりますが、それぐらいの努力を最終的に全てひっくり返す位の破壊力が、FXにはあります。
後はそれを、自分がどれだけ腹くくって取り組めるかだと思います。
長期的な目線で、副業に留まらない稼ぎを身に付けよう
もし本気でFXを収入源の1つとして育てたいなら、短期的な目線で「副業」として取り組むのではなく、長期的な目線で「投資」として勉強を行いましょう。
FXは、ブログやYouTubeのように「Googleのさじ加減」で収入が減ることはなく、そのビジネス自体が消滅することもありません。
しかも、企業や自分以外の誰かに依存しなくていいのです。
これだけ自力で取り組め、かつ稼ぐ場所も誰にも縛られない、こんな職業は、他にはないと思います。
ですが、そういったメリットを持つ反面、努力しなければいけない取り組みも多くあります。ただそれでも、時間を先行投資する価値は十分あると断言できます。
故に、FXを副業的な位置づけで取り組むのでなく、5年10年後を見据えた、自力でお金を生み出す投資と把握した上で、本格的にFXの勉強をスタートしていただければと思います。
将来の選択肢を増やすためにも、FXは大きなツールとなり得る
会社に入れば、将来的に安泰といった時代は既に終わりました。
大企業でも、終身雇用が絶対的ではないと某自動車メーカーの社長が伝えていますし、仮にそうなった時のセカンドキャリアが明確であれば問題ありませんが、何もない場合は「転職する」の1択しか選べない状況です。
もしもの事を考える上でも、働きつつ別のビジネスを模索する事は大事だと思います。それを踏まえると、FXは潜在的に「大きな多様性」を秘めていると言えます。
ただ逆に「険しい道を通らなければならない」と表現することもできますが、10年20年先を見据えた時、会社とFXのどちらで積極的に稼いでいくことを望まれますか?
その答えが決まったら、今からでも勉強をスタートし、現状から脱する努力を続けましょう。
この記事をご覧の方が、FXで成功されることを心より祈っております。
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