【前編】初心者の90%以上が間違えるFXの始め方【いきなり始めるのはNG】



FXに興味が出て勉強を始める初心者は、巷の書籍や教科書的なものを見たり、早速FX会社の口座を開き、早々とリアルトレードしてる方も多いと思います。

 

ただ、基本的に多くの方が独学でしょうし、「習うより慣れろ」の精神で日々勉強をしてるはずです。

 

確かに現実世界だったら、上記取り組みで成果が出るケースも少なくありませんが、FXは同じやり方をしても「99%」力はつきません。

 

だからこそ、90%以上の人間が相場で損失を計上し続け、かつそれが投資の世界で半永久的に続いています。

 

なので、初心者がFXを始める前に「どういう始め方・勉強方法が間違っているか?」、これを必ず知っておかねばならない事です。

 

今回の記事では、

 

初心者がFXの始め方を間違えるパターン

 

こちらを中心に、話を進めていきたいと思います。この記事を購入された方がFXを始めて、正しいやり方で躓かずに取り組むことが出来れば幸いです。

 

Youtube

FXの正しい勉強方法に関する動画を重点的にUPしています。

 

1.FX初心者の殆どは初めから前提条件を間違えている

 

 

まず初心者が始め方を殆ど間違えるといっても、

 

・なぜ間違えてしまうのか?

・なぜ間違えても気づかないのか?

 

ここに着目しなければいけません。

 

そもそもFXを始める事は、言い換えると「自分なり」に勉強をしながら、トレードをしたりチャートを見たりすることです。

 

その時に考え方のベースとなるのは、今まで義務教育で行ってきた勉強方法や、受験及び資格取得に向けた勉強の仕方でしょう。

 

一見すると、非常に合理的な取り組みをしているように思えますが、実はその考え方でFXをスタートした時点で、大きく間違った方向へ舵を切っているのです。

 

その相違は何かというと、

 

・投資の世界には答えがないこと。

・無数にある中から、自分なりの答えを導き出す必要があること

 

この認識を、相場に参加する殆どの人が持ち合わせてもなければ、考える事すらしていません。

 

まずはこの2つの前提条件を理解することに徹しないと、どんな勉強方法を行っても、正しい道からただ外れていくだけの取り組みとなります。

 

私たちは小学校から高校・大学に至るまで、すべてのプロセスで「答えありき」の問題を解いては正解したり、間違えたりを繰り返してきました。

 

自分で考えて答える論述の問題はあったにせよ、基本的には基準となる考え方・書き方があり、それにどれだけ沿って書かれているかが問われます。

 

だから私たちは、

 

・答えがある問題を解くことに慣れている

・答えを導き出すプロセスを速く・効率良くする方法に長けている

・これらを総合して「勉強すること」だと思っている

 

この現代社会で培ったものをインプットした状態で、FXの世界へ足を踏み入れているわけです。

 

そして、上記考えがFXでも同じように通用すると信じ込んでいる(間違っている)ことが、皮肉にもFXをより難しくしている事実でもあります。

 

となれば、どう考えても正しくFXをスタートできる人なんて、そうそういないことに気づくと思います。

 

なぜなら、上記3つの内容は全て「答え」を前提としているからです。

 

・FXには答え・模範解答の概念がない

・絶対的に正しい考え方・取り組み方がない

 

これらを踏まえて、FXを始めることがスタートラインとなります。

 

故に、FXを正しい認識で始めるには、自分が日常で当たり前、必然と思っていた事を、根底からひっくり返す必要があるのです。

 

2.初めから実践で慣れていくスポーツとは訳が違う

 

 

・FXは答えが無数にあり過ぎて分からない

・1 +1 = 2なんて存在しないだろう

 

初期段階でこれら疑問点に何となくでも気づけた方は、それらを踏まえた上でFXの始め方を考えるわけですが、ここで殆どの人は「実践経験」を通じて身に付ける方が良いと考え、デモトレード・リアルトレードに進みます。

 

冒頭でも書いたように、「習うより慣れろ」とする意味も分かるし、実践を何度も反復して行うことで、感覚を身に付けるのも理解できます。

 

ですが、FXはスポーツのように練習すれば稼ぐための知恵・技術が、どんどん習得できるジャンルではありません。

 

チャートの見方や必要な考え方を、事前に勉強もせず理解すらできてない状況でトレードしても、それはただの「当てもの」レベルです。

 

さらに言えば、優位性のある判断基準やチャートの見方がないのにトレードしても、日が経つごとに損失が増える現実を、ただ目の当たりにするだけです。

 

この部分が理解しにくいかもしれませんが、野球やゴルフ・テニスといったスポーツは、大まかな打ち方・投げ方を教わった上で、「実際に打つ・投げる練習⇒実践」を繰り返して技術や経験を積み重ね、自分の強みや得意パターン(優位性)を作っていきます。

 

これに対してFXは、事前に素振りや動画でフォームを徹底的に分析し、強みや得意パターン(優位性)を作り上げ、その後に売っては投げたりを繰り返して調整する流れになります。

 

つまりFXは、スポーツと比べても「逆手順」をとるものであって、実践的な練習・訓練は後回しにしても何ら支障がありません。

 

優位性が全くないのに、実践を重視したところで良いトレードができるわけもないし、また反省するにしても、何を基準に修正及び改善すればいいかもままならないからです。

 

殆どの人が、実践を繰り返せば徐々にトレードスキルが身に付くと思いがちですが、それこそが現代社会でスキルや経験値を上げる最適な方法なら、投資はその逆手順こそが、1番効率の良い方法となります。

 

この感覚を持つ事は難しいかもしれませんが、

 

サブプライムローンショック、リーマンショック、スイスフランショック etc・・・

 

とにかく、お金だけを突っ込んでFXに挑戦した多くの方々が、最終的にどのような末路を辿ったかを調べていただければ、この項目の意味することがご理解いただけるかと思います。

 

3.初心者が間違えてFXを始める6つのパターン

 

 

ここからは、FX初心者が間違って始めてしまう取り組みについて、詳しく説明します。

 

項目として挙げるのは、FXをスタートする上で王道と呼べる方法なので、一体何が間違ってるのかピンとこないかもしれません。

 

ですが、FXを始める殆どの人は、以降で紹介する方法でスタートし、そして1年後には消息を断ちます。

 

その厳し過ぎる現実を考慮したうえで、一つ一つを見ていただければと思います。

 

(1)リアルトレードをいきなり始める

 

FXを始める方の中でも、圧倒的に第一優先で行う可能性が高い項目です。殆どの人が考える流れとしては、

 


1.口座開設してすぐにキャッシュを投入

2.リアルタイムで動くチャートを見てポジションを持つ

3.その含み損益に一喜一憂する

4.何回もトレードすることで実践経験を積んでいく

5.少しずつ利益が出るようになる

 

これがセオリーだと思うかもしれません。

 

またFX関連のブログや動画を見ても、小額でもいいから口座に入金し、リアルトレードで感覚を養っていくのがいいと思います!など、いきなり本番を推奨する方々もいるため、そのやり方が正しいと思わざるを得ないかもしれません。

 

ですがここで問題となるのは、経験を積めるとかメンタルが養われるではなく、

 

チャートをまともに見たことない人が、リアルタイムでお金が上下する相場で訓練し、その結果冷静かつ沈着にトレードで稼げるようになるのかという疑問です。

 

例えば、全くパチンコやスロットをしたこともない人が、ただ闇雲に毎日座って収支が安定して伸びるかといえば、期待値も何も知らないのだから、継続して稼げるわけがありません。

 

また、野球を全くしたことない人が少し練習したからといって、次の日からメジャーリーグでホームランを量産できるかといえば、それは10000%の確率で無理に決まっています。

 

それ位無茶なことを、殆どの人が何の疑問点も持たず行っているのです。

 

1.100万円を入金してトレードを始める

2.少しトレードで悩んで右往左往する

3.次第にコツをつかみ、大きな金額を稼げるようになる

 

こんな理想的流れは、天才でもない限りまず起こりえません。

 

初めが好調だったとしても、徐々に資産が減少していき、最終的に数量を上げて一発勝負に持ち込んだ末、退場となってFXを止めるという末路が「セオリー」となっているのが現状です。

 

1.チャートを全く見たことがない

2.相場に対して優位性を持っていない

3.損切りやエントリーについて無関心

 

これだけ準備不足なトレーダーが、初めからリアルトレードデビューをして、一体何のメリットがあるのでしょうか。

 

どの視点から見ても、これが証拠金を減らすだけの行いにしか見えません。

 

それが分かった上で、リアルトレードをガンガン始めるなら止めませんが、少し考えれば「本当に」すべきか否かは分かるはずです。

 

(2)練習でデモトレードを始める

 

「リアルトレードで口座資産を溶かす事はしたくない」

「実践的な経験を積むために、仮想環境で取り組みたい」

 

こう考える方はデモトレードを始めるでしょうし、その数は明らかに多いと思います。

 

また、書籍やブログでデモトレードから始めることを推奨している人も多いため、それに納得してスタートする方もいるでしょう。

 

これも一見すると、リアルトレードへ進む前の準備段階となるし、何よりお金を失うことなく健全に勉強できるメリットもあります。

 

だからこそ初めはデモトレードで勉強する!と、なるのですが、これもリアルトレードと同じで、そもそもチャートを1000枚2000枚と見たこともないのに、いきなり基礎もない状態で実践していくのには無理があります。

 

また、仮に短期間で利益を伸ばすことができたとしても、その考え方・やり方自体に優位性が備わっているとは思えません。

 

きちんと統計をとり、月単位の期待値を「数字」で事前に算出しているなら分かりますが、何もしていない状態で利益が増えても、長期的に稼いでいける事とイコールにはなりません。

 

となれば結局のところ、徐々にデモ資金は減っていき、チャートの何をどう見たらいいのか分からないといった状態に陥ります。

 

挙句の果てに、巷で売っている稼げそうな商材に手を出したり、大きく道を逸れてしまうパターンになりかねません。

 

確かにデモトレードを始めること自体は、リスクもなくメリットしかなさそうに思えますが、それは自分がFXを始めてどの段階にいるかによって、その使い勝手は大きく変わってきます。

 

デモトレードを併用して、効果の期待できるタイミングを理解しないと、ただチャートで遊んでいるだけの可能性が高くなってしまうのです。

 

(3)テクニカル分析を学ぶ

 

これもFX初心者が初めに行うパターンの1つです。

 

・チャートがどのように動くか分からない

・チャートの動きを予測できる方法はないか

 

そう考えた時、テクニカル分析は現代社会に生きる我々にとって、最も納得のいくプロセスを提示してくれるインジケーターに見えます。

 

チャートの動きをインジケーターによって可視化してくれるのはもちろん、

 

・この先どういった動きをしやすいか

・どうなったらエントリーを考えるべきか etc…

 

トレーダーが求める上記疑問に、まるで答えを提示するかのような魅力があります。

 

確かに、稼ぐトレーダーもテクニカル分析を使っている背景もあり、それを使用することに信頼性があるのも広まっている理由です。

 

このように、チャートの動きをまるで「1+1=2」のように明示するツールだと思い、必死にテクニカル分析を丸暗記する人もいますが、

 

それは現代社会でいう「優等生」の勉強方法です。

 

あくまでテクニカル分析は、チャートの動きを各々で算出される数値をベースとし、それをチャート上に視覚化するツールであって、それ自体で動きを完全に予測できる訳ではありません。

 

・フィボナッチでよく使う38.2%、61.8%

・ゴールデンクロスは買い!デッドクロスは売り!

・フィボナッチ±2σに近づいたら逆張り etc…

 

こういったタイミングは毎日訪れるものではないし、そのトレードで勝てるかすらも不透明なため、教科書内容をそのまま実践したとしても、優位性がなければ負け続けるだけでしょう。

 

また、テクニカル分析はチャートが動くことで動き出すのであって、それが動いたときに判断していくやり方だと、チャートが動いたときトレードの有無を判断する人に比べ、明らかに遅れます。

 

スイングトレードだとそこまでの誤差はありませんが、短期でトレードする方にとっては、少しのタイミングがエントリーの優劣を分けることもあるので、テクニカルだけに目がいってると、チャート本来の動きを見逃しがちになります。

 

つまり、どれだけテクニカル分析を丸暗記して使い方をマスターしても、その元となっているチャートの動きを理解していなければ、効果的にテクニカル分析を運用する事はできません。

 

それに世間では、テクニカル分析が学校で習った数学のようなイメージもあり、それを1から10まで覚えれば稼げそうな気もします。

 

ですが、そのような取り組みでFXを始めた方が、数年後には一体どうなっているのか?

 

ここをよく考えていただければ、テクニカル分析を真っ先に勉強する事は誰でも行う方法だと理解できるし、誰でも行う方法という事は、言い換えれば90%以上になる「大衆」の仲間入りをするということです。

 

(4)それらしい理論を覚える

 

世の中には、投資するにあたっての格言みたいな理論もあれば、読んで覚えれば「鉄板」のように見えるチャート理論もあります。

 

・エリオット波動、ダウ理論、グランビルの法則、プロスペクト理論、バルサラの破産確率 etc…

 

これらは法則や理論という名の通り、統計的観点から導き出されたものや傾向であるため、それなりの説得力もあるし、数字で証明している内容もあり、覚えれば得をするように思えます。

 

しかし、これも優先して行うレベルまで重要かといえば、全然そうではありません。目を通すぐらいは問題ないにしても、すべての項目を丸暗記して使いこなすまでは必要ないです。

 

なぜなら、チャートの動きは何枚も見ていたら、何となくその特徴や傾向がジワジワ分かってくるし、その他理論・破産確率に関しては、現段階で知ったところで大した意味を持ちません。

 

仮に理解したとしても、実践でその考え方を生かせるかどうかは、別問題だからです。

 

例えば、プロスペクト理論を読み漁り、含み損を抱えていくマイナス面に十分納得したとしても、当の本人が実践上で「その逆の行動」を取れるかは、決してイコールとなりません。

 

むしろ、この理論を知って稼げるのであれば、なぜ大暴落で大損・破産する人が続出するのでしょうか。

 

また破産確率を読んで理解したなら、なぜ資金がゼロに近くなるまでトレードするのでしょうか。

 

つまり、これら理論はあくまで勉強していく中での付加価値的な要素に過ぎず、それを軸にしてまで初めから取り組むのは、明らかに手順が違うということです。

 

特に私たちは義務教育を通じ、法則や理論・難しい言葉の意味を、暗記して覚えてしまうことに慣れており、それが学力の向上に繋がるからこそ、その行いがプラスになると認知しています。

 

しかしFXは序盤で書いた通り、現代社会とは「真逆」に位置するパラレルワールドの世界であり、覚えたから稼げる、理解したからチャートの動きが読めるに直結しません。

 

そこが熟知できれば、暗記しても加点されない意味が分かると思います。

 

(5)教科書に載っている形を使う

 

書店に行ったり電子書籍で調べたりすると、初心者向けの教科書的な本が数多くあります。またその中に混じって、形やチャートの動きのパターンを特集した本もあったりします。

 

それを読み進めると、これさえ覚えれば稼げる!手法にできる!といった謳い文句で、下記のような呼び名がついた形を掲載しているのが殆どです。

 

・ダブルトップボトム

・ヘッドアンドショルダー

・フラッグ

・ペナント

・各トライアングルの形 etc…

 

これらは確かに実践上で使えるし、今まで紹介した項目の中で1番覚えても損はないと思います。

 

しかしここで問題となるのは、その形を単純に覚えても、実践上では何の役にも立たないことです。

 

例えばダブルトップの形を覚えても、

 

・それがチャート全体でどういう場面で使える・使えないのか?

・ダブルトップの形がどうなったら理想通りに動くのか?

・また、形が崩れた場合はどうなるのか?

・ダブルトップ前後の形はどうなったらきれいと言えるか?

 

上記のような観点まで、目が行き届いた上で使いこなせるようにはなりません。

 

つまり、形や動きのパターンを事前にどれだけ覚えても、全体的なチャートの動きに関して「ある程度の地盤」が形成されていないと、それは逆手順となります。

 

全体的な動きを何枚ものチャートを見ていくことで、上下落の特徴や傾向、条件等が徐々に深まり、その後に反転または継続させるトリガーとなる形・動きのパターンといった細かい所に、目が行き届くのです。

 

それを逆から行うこと(形から覚えること)を止めはしませんが、どのみち全体的なチャートの動きを見ていく中で当てはめたりする以上、個人的には明らかに非効率なやり方だと思います。

 

(6)手法を商材や無料セミナーのバックエンドで購入する

 

いきなりここをスタートラインにする方はあまりいないと思いますが、始めた当初から無料セミナーへ入ったり、商材のライティングページを熟読すると、そこで聞いたり書かれている内容を鵜呑みにしがちです。

 

普通に考えて、商材を買ってから1ヶ月で50・100万稼げるという内容は信じがたいですが、FXに関して純粋であるがために、その内容に思わず陶酔してしまったり、セミナーで聞く話に納得してしまったりと、月50・100万稼げるのが当然のように思ってしまいます。

 

このようなケースで、私は未だかつて相場で生き残っている話を聞いたことがないし、むしろ軌道に乗った話すら耳にしたことがありません。

 

うまくいけば奇跡のような話ですが、もし商材やセミナーで手法的なものを購入して失敗した場合、そこからハングリー精神で正しい勉強に持っていければ素晴らしいですが、その件でFXが嫌になって止めてしまったり、

 

最悪は「稼げそうな手法」を商材・セミナーのバックエンドで繰り返し購入してしまうことです。

 

世の中のどこにも、購入すれば絶対的かつ継続的に稼げるような手法・考え方は落ちていません。結局は1から自分で考えないといけないのです。

 

ショートカットしようとして墓穴を掘ることが、始める上で1番行ってはいけないやり方となります。

 

以上が、初心者の殆どが間違えてFXを始めてしまう6パターンの事例となります。

 

自分で始め方が合っているように思っても、それを客観的な目線で見ると、明らかに正しい道を大きく逸れた方向へ進んでしまっている事があります。

 

もしも、先ほど紹介した6パターンのいずれかに該当している場合は、早急に始め方を改めなければいけません。

 

後編では、初心者がFXを始める時に正しい方法・考え方で取り組むためのやり方をご紹介していますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。