FXの専業トレーダーになるのは「9割デメリット」しかありません



おはこんにちばんは、レギオンです。

 

誰しもがトレーダーとして憧れるのが「専業」。日々のストレスや時間的拘束から解放され、自分の実力だけで地球上を自由に歩くことが出来る、正に現代のハイテク社会が生んだ究極の職業と言っても過言ではないでしょう。

 

私も専業に憧れてはいますが、現在はブログにも書いてるとおり専業ではありません。FXスクールやブログ運営、また今年は不動産に投資予定と、幾つもののわらじを妖怪のように履いてます(数年後にはビジネスパートナーとも事業予定)。

 

故に完全専業トレーダー視点でお答えするのは難しいですが、専業の知り合いから聞いた話などを踏まえ、限りなくリアルに書いていきたいと思います。

 


FXの専業トレーダーの定義とは何か??

 

 

世界基準で決まっているようなものがないので、完全に個人差が出るカテゴリーになると思いますが、

 

トレードだけで日常生活に至る全ての支出をカバーでき、かつそれ以上の利益を安定的に稼ぐことができるトレーダー

 

私が定義付けするなら、このようになります。別に会社や副業でサラリーをもらっている場合は、この基準でいうと兼業に該当します。

 

トレードオンリーで生きている人

 

更に端的にいうと、この一言。これってFXしてる人からすれば最後の究極形に見えるし、贅沢三昧の暮らしが待っているように見えますが、実際はそうでもありません。

 

逆にトレードだけで食っているからこそ、キャッシュは手元に出来るだけ留保しておきたいし、ご家族がいる方は別に不動産などの定収入を求めるなど、常に見えない不安と戦っています。

 

むしろ稼いで稼いで稼ぎ倒している人ほど、自分のFXにおける引き際を考えたり、守りに入っていく傾向が専業者の話を聞いていると強い。

FXの専業トレーダーは「専業」になることを絶対に勧めない

 

 

しかし不思議なのは「専業なんてするもんじゃない」と勝っている専業トレーダーが私に何回も言っていた言葉です。どうして専業で成功しているトレーダーが、こんなことをあっさりと話すのか分かりませんでした。

 

でも話を聞いていくと専業なりの悩みがあることは明白だったので、ここからは私が昔に彼から聞いた内容を覚えている範囲で書きます。

 


専業って稼いでいても怖いよ?利益を出せば出すほど、稼げなくなった時のことを考える。サラリーマンは毎月給料が100%入るけど、俺には安定した収入の保証なんてない。

話を聞いてて、専業トレーダーに楽しいと感じる部分はあった?稼いでこれたからいいかもしれんけど、そうでなかったら首くくって死んでたかもしれん。

週に2回3回であろうが、FXで失敗しても勤め先に頭下げて仕事増やしてもらえれば全てが元に戻るんやし、働くのは俺からすれば立派なリスクヘッジやと思う。

その繋がりは他のキャッシュフローが正社員並に増えて安定するまで置いとけ。トレードの収入なんてアテにするな、それだけ定収入は小さくても大事。

 

大体こんな感じでした。何か専業の夢を達成者が砕くという矛盾したものですが、成功者だから言える重みというのが凄く伝わったし、今の状況が如何に恵まれてるのかを実感した。

FXの専業トレーダーへなるにはどうすればいいのか?

 

 

誰もが憧れる専業トレーダーにはどのようにすればなれるのか?それはそれは簡単です。

 

会社を辞めましょう(笑)

 

これで手続きは終了!これで貴方は完全に専業トレーダーです。世間はどう見るか分かりませんが、専業トレーダーという職業が国で決まっているわけでなく、言ってしまえば○○コンサルタントのようなもの。

 

自分で先物の専業トレーダーと自称することも出来るし、株の専業と周りに言う事も出来る。とにかく、貴方が会社を辞めて無職と自覚するのでなければ、それはFXで稼ぐために特化した専業トレーダーになったといえます。

 

あまりにあっけらかんと書きましたが、読者が単純に専業トレーダーを始めたいというのであれば、これで本当に成れる(笑)

 

でも稼げるか否かは別問題!その後は暫く失業保険や貯蓄で凌げたとしても、以降でトレード利益が出ないにも関わらず専業トレーダーと自称していては、何のために会社をキッパリ辞めて投資の世界へ飛び込んだか分かりませんよね。

 

ここからは私が実際に聞いた「専業トレーダーという職業」について見ていきましょう。どれだけ社会人に比べ立場や状況が著しく低くて苦しいかが分かるので(笑)

FXの専業トレーダーになることは苦難の連続!

 

 

一見すると専業トレーダーは金銭的に自由な気がして華やかな毎日を送れると感じますが、それとは正反対に「世間の目」は非常に冷ややかなものと言っていいです。

 

ここからは専業を目指すのが、どれだけの苦難が待ち受けているかを下記でご紹介します。

現代社会はFXの専業トレーダーを無職レベルで扱う

 


専業トレーダー?専業主婦の間違いでしょ?

稼げるわけないんだから、コツコツ働きなさい

あそこの○○さんって、いっつも家にいるのよ?

 

まず専業トレーダーという職業自体が日本では認知されてません。アメリカでは投資が普及しているため理解はまだありますが、日本では働く事が嫌になった人間のエゴとしか解釈されず、その位置はかなり底辺といって過言ではないです。

 

また専業トレーダーは社会的に信用が全くないため、家を借りたりローンを組んだりするのが非常に難しい。

 

故にローンが通りやすい働いている時に買った人もいるし、ニコニコ現金払いで購入した人もいます。これに関してはユミンコさんも言及していて、

 

「IT関係の会社で働いています!」と言って仕事内容を突っ込まれたら、「Javaの動きを見てタイミングが来たら相手先に注文を出すんだ♪」

 

これで大体の大家さんは突っ込まなくなるそうです(笑)タワーマンションとかは明らかに身辺調査で詐称となりそうですが、通常の賃貸なら通りそうですね。とはいっても、自分の住む場所を借りるだけなのにこの労力は地味に大変。

安定したキャッシュ・インフローの保証がない

 

 

そして何よりも専業というのは金銭の保証がありません。むしろリアルタイムで損失がその場で口座から引かれるという、ヤクザもビックリの合法的な取り立てが待っています。

 

月に5~10万稼げるんだし、会社行かなければもっと稼げる!

 

こういった思いをマーケットは簡単に潰しにかかりますし、更に定収入が無くなった事が足枷となり、本来のトレードが維持出来るかも怪しいものです。1人暮らしの方は稼げなくなれば住めなくなるのですから、その辺のリスクはサラリーマン時代に比べ膨大になるでしょう。

 

専業になりたいという思いより、安定的に稼げるという現実的なキャッシュを生む力

 

これが自分にあるのかを、最優先して見て下さい。何故ならFXは負けてもデモへ戻って鍛錬する事ができますが、会社は出戻りという都合のいい事を了承するほど、あなたに良心的ではないということです。

 

仮に貴方が会社で役職があって月に30万40万を給料で稼いでいたとしても、会社を辞めてしまえばそっからは無職ということになり、再度就職しようと思っても理想の環境なんて99%ありません。

 

また無職の期間が長ければ長いほどキャリアに傷がつき、再就職する際にその期間の説明が困難となります。仮に就職出来たとしても貴方の元キャリアとは程遠いでしょうし、収入も一気に激減することを覚悟しないとダメです。

 

仮にご家族がいらっしゃるような方であれば、尚更このようなリスクは絶対に背負ってはなりません。貴方は夢・希望に満ち溢れているかもしれませんが、奥様にとってはただの経済的危機です。

【まとめ】FXの専業トレーダーになる社会的ハイリスク

 

 

ここまでの社会的にハイリスクと思われる内容をまとめると

 


稼げないと兵糧攻め(貯金の切り崩し)

社会は1度抜けた貴方を容赦しません

村八分のようにあなたをVIP待遇

家族はスリリングなお金の動きを体感

 

こう見ると、専業ってリスキーな内容しかないですね(笑)世間のメディアは常に夢を与える告知をしてくれますが、実際のところはこれが現実です。

 

いい部分も頑張って書こうかと考えました。ですが考えれば考える程、悪い部分しか思い浮かばないんです。しかも私自身が専業路線に向かわず、FXを軸にした多角的な収入口を開こうとしているため、やっぱりどこかで専業に対する怖さが私もあるんだと思う。

 

いい事なんて専業で成功すれば何でも叶う。でもそこまで辿り着く人間なんて、100人目指す人がいれば1人いればいい方だと思いますし、逆に到達しても今度はそこから落ちたくないという守りに対する悩みが生じます。

 

だから私の経験論としましては、

 

専業を目指しつつも金銭的な守りに重点を置いたトレーダー

 

少し矛盾した言い回しとはなりますが、堅く上記を目標にしていくのがいいと思います。

FXの専業トレーダーになるかは最後の最後に決めればいい

 

 

前の項目からの続きとなりますが、手順としては

 

1.専業レベルのトレードスキルを養いつつ、仕事はいつも通りにこなす(この時点では正社員で働いているのが前提)

 

2.トレードの稼ぎが税引き後の正社員レベルにまで安定を始めたら、別の副業(アフィリ・不動産etc)の模索を始める(FXだけでなく、常にキャッシュフローの源泉を探す努力を行うことが大事)

 

3.トレードの収入が月50万平均で稼げるようになるor副業と合算して50万となった場合、現在の仕事の雇用形態を準正社員orアルバイトに落とすor仕事先を週3~4のものに変える。

 

4.トレードと副業の収入が徐々に伸びてくるのと並行して仕事量を減らしていく。トレードの収入安定と副業の数を増やす努力をするのはもちろんだが、仕事は週に1~2回でも行っておけば最低限の収入となるし、社会との繋がりは消えない。

 

5.「4」の進捗度に応じ、完全に雇用を外れ専業として生きていくかを考える。副業に関しても続けていくのか否かを将来におけるリスクを踏まえ、徹底的に考えて決める。

 

このように、私は専業に成ることを最後の最後まで口酸っぱくオススメしません。専業の方に話を聞く機会はあったりしましたが、誰も「専業は楽しいぜ!お前もなろうYO!」なんて言う人はいませんでした。

 

僕が知っている専業は月に3ケタを稼ぐような猛者しかいませんし、しかもそこまでトレーダーとして成功している人は本当に小数点以下の確率でしかいないです。

 

だからそんな苦難の道を進むよりかは、リスクとは真逆の不動産的な安定収入を持ちつつ、トレードのリスクを想定範囲内で背負って行う方が、よっぽど息苦しくなく毎日を楽しく過ごせるものと考えています。

 

僕は専業になれと言われても100%イヤですし、絶対にオススメをしません。

 

それでも専業を望んでいるのであれば、そして完全にトレードだけで100%やっていけるという「自信と貫禄」がついてからFX1本になればいいと思うし、その時初めて周囲に「専業トレーダー」と名乗ればいいのではないでしょうか?

 

多くの方を夢を壊すような書き方だったかもしれませんが、これが現実です。少しでも多くの方の参考・指針になればと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

30代前半の現役FXトレーダーで、自身が運営する個別FXスクールの講師。これからFXを本格的に始める方々へ、正しい勉強を教えてくれる場所を見つけるガイドラインのようなブログになればと思い、このFXブログを書き始めました。